Film simulationの分類
Film simulation.
SEPIA
ウォーム調のセピアカラーにするモード。時間が経ち色あせた写真を再現したモード。
レトロな夜写体をノスタルジックに演出。被写体をノスタルジックに演出するウォーム調のセピアカラー。レトロ感やノスタルジックな雰囲気を演出したい場合に適している。
モノクロ
モノクロ写真のモードです。通常のモノクロに加えて、コントラストを高める「イエロー(Ye) フィルター」「レッド(R) フィルター」、緑色を明るく・赤色を濃く表現する「グリーン(G) フィルター」を使ったように表現意図に合わせた画質調整が可能です。
スタンダードなモノクロ。「Ye」「R」「G」の3種のフィルターを搭載。
モノクロム+Yeフィルター
コントラストがわずかに向上した白黒写真を撮ります。この設定はまた、空の明るさを少し下げます。コントラストを高める「イエロー(Ye)フィルター」
モノクロム+Rフィルター
コントラストを高めた白黒写真を撮る。この設定はまた、空の明るさをトーンダウンします。コントラストを高める「レッド(R)フィルター」
モノクロム+Gフィルター
白黒の肖像画で肌のトーンを柔らかくします。緑色を明るく・赤色を濃く表現する「グリーン(G)フィルター」
ACROS
超微粒子で知られる白黒フィルム「ACROS」の名を冠したフィルムシミュレーション。より滑らかな階調、引き締まった黒、美しい質感再現が特徴。一般的な白黒モードとは一線を画する超高画質な黒白写真表現が可能です。
豊かなシャドウディテール・高精細なシャープネスが特徴のモノクロ。
“世界最高の粒状性 ” と称賛されたモノクロフィルム「ACROS」がベース。
豊かなシャドウディテール、高精細なシャープネスに加え、高感度では粒状性が増し、モノクロフィルムのような質感が得られる。
ETERNA ブリーチバイパス
彩度は低く抑えられつつもコントラストのある仕上がりの絵は、フィルム時代から多くの写真家や映像作家に支持されていた”銀残し”のフィルム現像技法を忠実に再現。表現の選択肢を更に広げます。画質設定の「ハイライトトーン」と「シャドウトーン」をプラス側に、「カラー」をマイナス側に設定すると、銀を多く残したような風合いを再現できます。
映像作家に支持される”銀残し”の現像効果を再現した重厚感。動画用フィルムシミュレーションETERNAに、多くの映像作家に支持されている “銀残し “のフィルム現像効果を適用。高コントラストでありつつも彩度は低く仕上げられた画は重厚感があり、ドラマチックな映像の撮影に適している。
ETERNA/シネマ
映画用撮影フィルム(ETERNA)を再現した動画撮影に適したフィルムシミュレーションです。落ち着いた発色と豊かなシャドウトーンが特徴です。
映画用フィルムを再現。彩度は抑えめで非常に柔らかな階調が特徴。
映画用フィルム「ETERNA」がベース。 特定の色が主張しすぎないように彩度はおさえめ、急な白飛びや黒つぶれを防ぐハイエストとディープシャドウの非常に柔らかい諧調により、 "シネマ・ルック"を実現している。
クラシックネガ
スナップ撮影などで愛用されてきたカラーネガフィルムをもとに画質設計を行ったモードで、高いコントラストによる立体感溢れる表現を可能とします。メリハリある階調と彩度を抑えた深みのある色で立体的な表現。
ネガフィルム「SUPERIA」をベースとしている。
メリハリのある諧調と、彩度を抑えつつも明部と暗部の色味を変えることで深みを増した色。ハイコントラストで立体的な表現が得られる。
PRO Neg. Std
スタジオ撮影にも対応する、ポートレートに適した“プロ用カラー ネガフィルム”モードです。柔らかな階調でキメの細かい肌色の描写。スタジオポートレート向き。
作り込むライティングのポートレートに適したニュートラルな階調。ソフトトーンのパレット。肌のトーンで利用可能な色合いの範囲が強化され、これはスタジオポートレート写真に適しています。
プロ用ネガフィルム「PRO160NS」がベース。 諧調と肌色の柔らかさが特徴で、作りこまれたライティングでのポートレート撮影に適しています。また、ニュートラルな諧調により、撮影後に画像加工を行う際にも最適なフィルムシミュレーション。
PRO Neg. Hi
スタジオ撮影にも対応する、ポートレートに適しだ“プロ用カラー"ネガフィルム"モードです。メリハリ感のある階調でやや鮮やかな色彩。ポートレート撮影のほか、コマーシャルフォトや建築写真などにも最適です。
屋外などフラットなライティングでのポートレートに適したモード。PRO Neg. Stdよりもわずかに多くのコントラストを提供します。屋外ポートレート写真におすすめです。
プロ用ネガフィルム「PRO160NH」がベース。 PRO Neg.Stdよりも諧調がやや硬く、屋外など凝ったライティングが出来ないシチュエーションでのポートレート撮影に適している。フラットなライティング下でも適度な陰影が得られる。
クラシッククローム
特定のフィルムではなく、グラフジャーナリズム全盛期の雑誌や、ドキュメントタッチの写真集に“印刷されたイメージ”を徹底的に見つめることから画質を設計しました。今までの絵づくりとは明らかに違う、僅かに渋みを含んだ色彩とシリアスな階調。単なる事実を写した画像ではなく、撮影者の視座や思いが込められた写真へ。写真表現の領域を拡げます。
低めの彩度・硬めの暗部でドキュメンタリーフォトのような世界観。落ち着いた外観のための柔らかい色と強化された影のコントラスト。
全体的に彩度は抑え気味、階調は硬め。青空にはマゼンタを加えずに他のフィルムシミュレーションとは異なる仕上がり。また、緑や赤など他の色も彩度と色相をコントロールし、全体として独特な色合いに仕上げている。 ノスタルジックな雰囲気が漂うようです。
ASTIA/ソフト
肌色の自然な階調と発色を持ち人物の撮影に適しています。また、霧や雨の中などしっとりとした風景の描写にもご利用いただけます。ソフトな肌再現と鮮やかな青空や緑を両立。ポートレートなどに。飽和度が低い色の柔らかい色調のパレット。
ファッション・ポートレート撮影での使用を想定して設計されたリバーサルフィルム「フジクローム・アスティア」がベース。ソフトで忠実な肌再現と鮮やかな青空や緑の両立を目指しており、扱いやすいフィルムシミュレーション。
Velvia/ビビッド
メリハリのある階調と鮮やかな発色が特徴です。例えば、青空をより青く、夕焼けをより赤く、花の色をより鮮やかに表現したいときになどに最適です。
風景写真などに適した鮮やかでメリハリのあるイメージカラー。
自然写真に適した、飽和色の高コントラストパレット。
特徴(FUJI抜粋):プロ用超高彩度リバーサルフィルム「フジクローム・ベルビア」がベース。スタンダードな「プロビア」に対し、風景写真家が期待する鮮やかでメリハリのあるイメージカラーが特徴。
PROVAスタンダード
自然な色再現で幅広く活用できる標準的な階調と発色が特徴です。普段の撮影や見た目通りの自然な描写をお求めの際にご利用ください。人が心地よく感じる色再現を追求。さまざまな被写体に対応。標準の色再現。肖像画から風景まで、幅広い被写体に適しています。
プロ用のリバーサルフィルムのスタンダードタイプ「フジクローム・プロビア」がベース。多くの方が心地よく感じる色再現を追求し、風景から人物まで、あらゆる被写体に対応するオールマイティなフィルムシミュレーション。