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【ファイブレーンとスリーゾーン】スペースを支配する
★はじめに
サッカーは好きだけどけど構造がわからない。
試合時間が長くて見るのがつかれる。
サッカーをもっと深く勉強したい。
そういった方たちに向けて私はサッカーというスポーツはこんなに楽しくて、複雑で、いろんな考えがまじりあったスポーツ。というのを知ってほしくてブログをはじめました。
サッカーをやってるすべての選手は人それぞれ違う特徴を持ってるし、違う考えを持っています。
サッカーをやってるすべての監督はその中で選手の特徴を知ったうえで様々な化学反応を試し、試合で結果を出します。
皆さんには選手や監督が試合中なにを考えているのかを90分で読み取れる能力をこのいくつかの記事で身に着けてもらいたいと思います。
★サッカーはチェスや将棋と同じ!
サッカーといえば華麗なドリブル、鋭いパス、そして豪快なシュートが魅力的なスポーツですよね。
プロが当然のようにドリブル、パス、シュートが出来ているのはそれ以外の細かい部分に気を使っているからなのです。
まずはこの画像をご覧ください。
ゾーンの分解です。
サッカーコートを横に3分割します。
自分達が守るゾーン→第1ゾーン
真ん中のゾーン→第2ゾーン
自分たちが攻めるゾーン→第3ゾーン
続いてスペースの分解です。
コートを縦に5分割します。
一番サイドにある2つのスペース→サイドレーン
真ん中にある1つのスペース→中央レーン
サイドレーンと中央レーンの間にあるスペース→ハーフスペース
サッカーは将棋と同じでどの駒をどの位置に配置し、どのように動かして王(ゴール)を取るのかを考えるスポーツです。
★サッカーの構造
サッカーは逆算のスポーツ。すべて逆算した上で自分たちのサッカーを見つけだし、課題を克復していくことができれば負率は格段と減ることができます。
すべてのチームはこの過程の中で欠点を見つけます。
では後ろから順にたどっていきましょう。
最終的には何が目的?
1.試合に勝つこと
試合に勝つには?
2.ゴールを決めること。
サッカーはゴールを決めないと勝つことができませんよね
ゴールを決めるには?
3.シュートを打つこと。
シュートを打たなければゴールは生まれません
※自滅点はめったにないと考える
シュートを打つには?
4.第2ゾーン後半から第3ゾーンに侵入が必要。
突破からのシュート、クロスからのシュート、ミドルレンジからのシュート、キーパーとの一対一でのシュート、ほとんどが第3ゾーンでのシュートですよね。
※たまに第2ゾーンからの超ロングシュートもありますが、、
第1ゾーンから第3ゾーンに侵入するには?
5.第1ゾーンでボールを回しながらロングパス、ショートパス、ドリブル、を使い侵入する
自分達の攻撃の時、サッカーはこの3つしかボールを前に運ぶ方法はありません。
第1ゾーンでのボール回しを成功させるには?
6.キーパーを含め4バックなら5人で、3バックなら4人で横長のひし形を作る
ボールを取られないようにパスを回すには見方がパスを出せるラインに立つことが重要になります。そのために四角形を作ることによって楽にボールを回せること出来るのです。
ほとんどのチームは [6]ここがスタートとなりここからビルドアップが開始されます。
★まとめ
サッカーは選手22人で行うスポーツ、どこにスペースがあってどこにボールがあって誰がどこにいるのかを一人一人が常に考えなければなりません。
攻撃の意図をチーム全体で共有できるようになりましょう。