人と自然の織りなす空気
人は、自然の一部だと思う。これは、14年前
ぼくが農業をしたいと思い、実際に関わり初めた時、最初に感じた事です。
家も、道も、ビルも電車も、人が作った物ですが、自然の一部だと思います。で、今自然の意味を
調べてみると、なんと2つの意味がありました。
1 山や川、草、木など、人間と人間の手の加わったものを除いた、この世のあらゆるもの。
2 人間を含めての天地間の万物。
なぜ2つの意味があるのだろう。
で、ぼくの少ない知識を集めて考えると、多分
英語のネイチャーと日本に昔からある考え方の自然というものが混ざってしまったのではないかと思った。
で、以前読んだ鈴木大拙の本によると。
西洋では自然を人と対峙するものと捉え、東洋では、人は自然に含まれる。
僕が自然に触れて感じたことは、2つ目の意味、人間を含めての天地間の万物の方がしっくりくる。
自然の音の動画です。リラックスできて子供も泣き止む。
最近読んだ微生物の本には、人を形作っている細胞の約9割は、他の微生物の細胞であるらしい。
そうなってくると、どちらの意味を使っても、人は自然の一部であると言えそうです。
農をして野菜を食べたり、釣りやサーフィンをしたり、そうやって、自分以外の自然を感じる事は、自分も自然の一部であることを感じるのに良い方法だと思います。
自分が自然の一部であると理解できたなら、他の自然に対して優しくできるんじゃないかと思います。だから
TFCでは、
人は自然の一部である
と言う理念を自分も含めて体感できる事をしていきたいです。