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ベトナムで接客業の神髄を見た。ベトナム弾丸旅‐8‐

昨年末の3泊5日ベトナム弾丸旅。実は出発前に不安材料がありました。
旅の一週間前にベトナム中部に台風到来、ホイアンが大きく洪水被害にあったんです。

ホイアン市場も膝上浸水

しかしド根性の持ち主ベトナム人、店主が訪れた時には浸水の後は全く感じませんでした。
ホイアン市場もこんな感じ↓

ところが、ホイアン最終日宿泊先の『カーミーリバーサイドリゾート』に行ってびっくりしました。
いつもはハーブと花に囲まれたホテルが…。

ランタン&植物に大きな被害が出ています。

屋根の瓦が飛んでしまっています↓

ちょっとこの状態で宿泊するのは逆に迷惑なのではないか?とホテルオーナーさんに相談すると「あなたは洪水後初めてのお客さんです。こんな状態ででもよかったら部屋をみてもらい、滞在が無理なら私が指定のホテルまで送ります。」と言ってもらえました。

2階の被害の無い部屋を案内され、そこに落ち着つく事にしました。

ここからオーナーさんの心遣い攻撃が始まります。
「あなたはZalaかWechatやってますか?滞在中に困ったことがあったら私に直接連絡ください。」と言われたのですが、日本人が主に使っている会話アプリはlineです。その旨を伝えると、オーナーさん瞬時にlineアプリをダウンロード。

何度も「困っていることはない?」「部屋内の調子はどうですか?」等聞いてくれます

買ったランタンを飛行機で預け荷物にする為、ダンボールとガムテープを買いたい事を相談すると…。

文房具店までオーナー自ら連れて行ってくれました。

段ボール箱はオーナーが探してきてくれて。
とてもしっかり梱包出来ました。

朝食は戸外のカフェだそうで行ってみると、枯れてしまった花々の代わりに沢山の鉢植えが置いてありました。

山盛りの果物と、白湯。

メニューに無かったのに準備してくれたホイアン名物『Cao Lau(カオラウ)』有名店のを買ってくれたそうで、大変美味しかったです。

↓この果物がサツマイモみたいで本当に美味しかったです。

名前は在福ベトナム人の友人がFacebookコメントで教えてくれました。↓
便利な時代になりました。

洪水の影響がここまで出ているのに、細かいところまで気を配ってもらい、とても感動しました。数百万円規模の被害の中、1人の旅行者に心を込めて接せることができるのか?自分だったら、と考えてしまいました。
まだ30代女性のオーナーさん。心から尊敬しました。

↓トリップアドバイザー『Khamy Riverside Resort』のページです。

https://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g298082-d13201770-Reviews-Khamy_Riverside_Resort-Hoi_An_Quang_Nam_Province.html


↓はじめましての方にチャオカフェの歴史です。

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