上流仕入れ|メーカーからAmazonが嫌われる理由
どうもです、ちゃんやまです。
↓カートが取れてないのに商品が売れる秘密↓
今回は、あるメーカーの商品の見積もりを依頼した際に、担当者から聞いた「Amazonを嫌う」理由について書きます。
つまり実話です。
いつものように商品をリサーチしていたら、とても素敵な商品があって、調べたらあるメーカーに見積もり依頼を出せることが分かりました。
さっそく問い合わせ欄から見積もり依頼をしたところ、3日後くらいに僕の携帯電話に直接電話がきました。
そこで聞かれたのが「販路」です。
嘘は言わずに、Amazonとヤフショで販売していて、かなりの割合をAmazonにしていることを告げたところ、Amazonでの販売はお断りしているとのこと。
これはよくある話なんですが、気になるのはやはり理由ですよね。
簡単に言えば、Amazonにおける価格競争が原因でした。
とてもいい商品で、高回転で売れていて、FBAセラーも少なかったので、見積もり依頼をしたんですが、現在販売しているセラー以上に卸すつもりはないとのことでした。
ただ、どうしてうちの商品を選んだのかと聞かれ、正直なところを話したところ(本当に素敵な商品だったので)、それはそれでたいそう喜んでいただきまして、しかしメーカーとしても商品には愛着があるし、ブランドイメージを損なうようなことはしたくないとのこと。
でももしこの先、また商品を仕入れたいとのお気持ちがあるのなら、ある程度期間を置いてまた連絡ください、とも言われました。
まだチャンスが残ってるのかも。
ブランドイメージに傷をつける行為
よく聞く話だとは思いますが、どのメーカーも大事な商品のブランドイメージに傷がつくようなことは嫌います。
当たり前ですが。
それが顕著に表れている販路がまさにAmazonなんですよね。
Amazonはショッピングカートがひとつしかないので、セラーが群がれば価格競争が起きやすい仕組みになっています。
過去にそういうことがあったんでしょう。
言葉は悪いですが、せどり上がりの上流仕入れのセラーに多いです。
仕入れた商品は売らないと現金にならないのに、大量にセラーが群がっているためなかなか自分の商品が売れていかないから、仕方なく価格を下げたら一気に競争に突入してしまった。
あるいは、ツールが自動的に最安値より1円下げる設定になっていて、それが複数セラーいたために自動的に価格競争になっていったなど。
せどらーからすれば「あるある」な話ですが、メーカーからしたらとんでもない話だったりします。
ノウハウ無料配布の弊害
ある時期に、上流仕入れのノウハウをSNSで無料配布していた人がいて、それがきっかけで上流仕入れ界隈が荒れたことがありました。
これはどの世界でもそうですが、無料で配布されたものの質が高くても、利用する人の質が高いとは言えません。
現に、メーカーや問屋の担当者が激怒していた話は何度も聞きました。
同じようなテンプレで失礼な文章を送ってくるとか、面談の約束をドタキャンするとか。
社会人ならあり得ないような行為が、無料配布後に急増したのは偶然じゃないと思います。
無料配布が悪だとは言いませんが、手に入れた側の使い方には注意してほしいなと思うところです。
スーパーデリバリーもNGが多い
これはBtoBのスーパーデリバリーに出店するある卸の「ネット販売について」に記載されていたものですが、実は簡単に登録が出来て利用出来るスーパーデリバリーでもこういった卸が多く存在してます。
特にAmazonはダントツで多いので、かなり嫌われてるってことです。
そしてその原因を作ったのは、Amazon本体ではなく、まさにセラーです。
自分で自分の首を絞める行為となってしまったわけで、自業自得ではあるんですが、こんな状況じゃ後発の人はやりにくいですよね。
実際、僕が昔仕入れていた塩なんかは、今じゃAmazon販売NGになってしまいました。
僕はもう仕入れしなくなっていたんですが、後から後からセラーが群がってきて価格競争を起こしてしまったようです。
ちょうどいい感じに価格が戻っていて、再度仕入れようと思ったら上記のような表記と、赤字で「Amazon販売はご遠慮ください」などと記載があって、とても残念な気持ちになりました。
上流仕入れはもう駄目か
じゃあ上流仕入れはもう駄目なのかというと、そんなことはないです。
Amazon販売NGなメーカーも沢山ありますが、逆にAmazon販売OKで利益が出るような商品だって沢山あります。
それを探せばいいだけ。
ただ注意したいのは、メーカーや卸が嫌がるような行為をしないこと。
嫌がる行為とは、価格競争であったり、非礼な態度や文章を使うこと。
社会人として当たり前のことをするだけなのですが、なぜかそれが出来ない人がいるのが不思議でなないですが。
実際新規で取引しているメーカーや卸もありますので、上流仕入れを目指してる人はコツコツと探していきましょう。
それではまた。
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