Amazon|低価格商品の販売手数料引き下げで小型商品にビッグチャンス到来
2024年5月15日にAmazonから衝撃的な通知が来ました。
2024年6月1日から、商品1点あたりの販売価格が750円以下の商品(本、ミュージック、DVD、ビデオ、PCソフト、TVゲーム、Amazonデバイス用アクセサリを除く)の販売手数料を一律5%に引き下げるという内容です。
あまり騒がれていないのですが、2024年4月に廃止された小型軽量商品プログラムが、2017年に新登場した時くらいの衝撃です。
販売手数料5%って凄い数字で、特に現在15%の販売手数料となっているカテゴリでは大幅な引き下げになります。
現在15%の販売手数料のカテゴリは以下のとおりです。
文房具・オフィス用品
ホーム&キッチン
家具
マットレス
DIY・工具
産業・研究開発用品
腕時計
以上7カテゴリの商品で、販売価格が750円以下であれば手数料は5%が適用されます。
その他のカテゴリは10%が多いですが、それでも半額になるので、これはこれで大きなことかと思います。
そしてこの衝撃に、2024年4月1日から改定されたFBA配送代行手数料を掛け算すると更に衝撃が走るわけです。
特に寸法が25㎝x18㎝x2㎝以下、重量が250g以下の商品については、1000円以下で販売する場合、222円という安価な配送代行手数料が適用されますので、販売価格を750円以下にすれば、小型軽量商品プログラム並みの破壊力が生じることになります。
また標準1だった場合でも、販売価格が1000円以下であれば252円という安価な販売手数料になりますので、小型よりも大きくても750円以下で販売して利益が出るものであればチャンスあり、ということになります。
こんなビッグチャンス到来にまずやっておきたいことについては、以下の記事にまとめてあります。
Amazon|低価格商品の販売手数料値下げでやっておくべきこと
要約すると、旧小型軽量商品プログラムの商品で復活できるものは無いか探すということです。
もしまだSKUを削除していないのであれば、復活のチャンスです。
覚えておくべき重要な数字
先ほど紹介した記事内にも記載がありますが、覚えておきたい重要な数字というものがあります。
それが、仕入値です。
例えば、利益を最低50円取るとした場合、仕入値はどのくらいがいいのか。
実際に計算してみると、
販売額:750円
手数料:-38円
配送料:-222円
入金額:490円
このようになりますので、利益50円の場合は最低でも440円以下の商品であれば仕入れチャンスということですね。
また、今現在760円~1000円で販売されている商品カタログがあった場合、750円以下で販売した方が利益が出ると分かれば、そういったカタログにいきなり安価で参入という手も有効的です。
それが自己発送であればなおいいですね。
小型商品の大きなメリット
そんなちっぽけな利益に魅力を感じない人もいると思いますが、小型商品には大きなメリットがあります。
それは、ひとつひとつの利益は50円~200円程度かもしれませんが、サイズが小さいため、FBA納品時の輸送箱の隙間に沢山入るということです。
そうすることで配送料を埋めるという大きなメリットがあります。
勿論、高回転の商品であれば、配送料以上の利益も見込めますし、小型商品ばかりであれば、140サイズの輸送箱に4~500個詰め込むことだってできます。
標準サイズ2以上の中~大物の輸送箱に小型・標準1の商品を混ぜ込むことで、大きなメリットが生まれますので、これを活用しない手はありません。
小型商品のリサーチ方法
そんな大きなメリットしかない小型商品ですが、問題はリサーチ方法です。
小型商品を扱ってるセラーをセラーリサーチするか、小型商品から派生させていくのが基本ですが、あまり効率的とは言えません。
そこでkeepaのProduct Finderを使った効率的なリサーチ方法を解説します。
が、ここからは有料になります。
気になる方はぜひご覧くださいね。
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