【日記】ALTA G1M組み立て前レビュー

前回の日記でルーレット回して買わないことになっていたはずですが気が付いたらヨドバシカメラに注文していました。
……まあ、ルーレットは買う/買わないの迷いの比率が1:1になったとき、最後の一押しをする役目。結局買ってしまったということは本当に欲しかったということで……これはこれでいいんです。

前置きはさておき、本題です。今回ヨドバシカメラで注文したのは以下の二つ

他にも安い店(ジョーシンとかJo-shinとかJoshin)はありますがポイントと困ったときの対応を考慮してヨドバシにしました。
電源だけお取り寄せで迷いましたが、クラマスのSFX電源以外すべてお取り寄せ(つまり在庫なし)だったのと、こちらの電源は安心と信頼のseasonicOEMなので購入。規格的にはSFX-Lなので問題ないはずですが、メーカー違いの電源なのでひょっとしたら問題あるかもしれません(というかSFX-Lはこれかsilverstoneの二択な上、後者は電源の発売日がどれも古くて微妙)。
容量が650WなのでGPUの選択には慎重になります。ちなみにこの間出たRTX4070tiは推奨700Wだそうで。容量的には動かなくはなさそうですが効率は良くないかというところ。本命は4070ですがちょいと不安です。

というわけで電源とケースを注文した結果、ケースだけ先に届き見事に部屋の置物と化してしまったので、不備がないかチェックしつつ簡単に評価してみます。

外観

やっぱり高さがあるだけ存在感がばっちりあります。奥にある今使っているケース(alpha330)と比較しても謙遜ないです。ただ、遠近法でデカく見えますが高さはalpha330より数ミリ小さいです。
amazonのレビューにUSB端子のロックが固い!と書かれてたので確認してみましたが自分のは普通でした。筐体差があるようです。

サイドパネル(マザー表側)を開けたところ

何か入ってます
袋の正体はネジと結束バンド

段ボール開けた時点でケースと発泡スチロール以外の物が見えなかったのでネジは!?となりましたがここにありました。
ファンを固定する金属のフレームはやや柔らかめ。360mmラジエーターも装着できるはずなので強度的には問題ないのでしょうが……ちょっと心配。
プラスチックは肉厚な設計ですが、スチールは大体0.8tで作られているようです。

心臓部のボトムファンはみんな大好き徹甲弾。
torrent用の18cmファンも使えるみたいですが、奥まで突き抜ける風を作れるのはコイツだけ。

リアパネル(マザー裏側)を開けたところ

マザーボードのスペーサーは金色の六角のやつ
端子類。コネクターでつながっているので、不具合があったときの交換は楽そう。
地味に気になっていた電源用の三端子コネクタ。ここにありました。
上は電源ユニット用の空間で下部にクッションが付いてます。

リアのパネルはコネクターがあるので若干取付、取外しがしづらいです。この辺りは実際に組むときに確認したいところです。

各パネル一覧

サイドパネル(マザー裏側)。吸気用のスリットが無いのでただのスチールパネル。
サイドパネル(マザー表側)。フィルター付き。
フィルターはマグネットで着脱可。
フロントのパネル。フィルターはネジで固定されているので着脱は難しい。
トップ部のパネル。マグネットで固定する仕組み。

各パネルは横にある爪をケースのシャシー部分にある溝にひっかけるような構造になっています。単純にネジで固定するものではないので、サイドパネルをアクリルで自作したい場合は金属などで爪の部分を設計してやる必要があります(気が向いたらデータとってCADで設計してみる)。

その他

ネジ穴がずれている?
パネルを押すと位置が合います。

パネルは爪にひっかけた後、ツールレスタイプの手回しできるねじで固定するのですが、ここで注意が一つ。単に爪にひっかけた後だと上の写真のようにネジ穴の位置がずれています。これはパネルを押してやると位置が合いますが心臓に悪いです。

トップ部のパンチングの大きさその1
その2

煙突効果ケースのはずですがトップ部にファンが固定できません。どうやら省スペース設計が祟ったらしいですが、一応80cm角ファン2基ぐらいを設置できそうなスペースはあります。twitterでマグネットを使ってファンを固定している方を見かけてので気が向いたらファンを設置してみます。

総評

遠近法でデカく見えるけど、盾も横もほぼ同じ。奥行きは20cm近く短い!

今使っているLianLiのケースと比べると、各種コンポーネントの取付、取外しにおける気遣いはLianLiの方に分がある気がします。ただ、ALTA G1Mはただのタワー型ケースではなくSFFPCケースに区分されるようなものです。そう考えると設計自体はSFFとしては良くできていてsilverstoneのポテンシャルの高さが現れています。silverstoneのケースはネットで見るとパッとしませんが、実物の質感は想像以上に良いので、気になってる方は選んでみてはいかがでしょうか。

今後は電源が届いたら実際に組んでみて詳しいレビューを書く所存です。


※ちなみにモニターはG32Qを買いました。他店より2万近く安い九十九で購入しましたが、気になるのがモニター交換保証……あれって多分ドット抜けで交換されたのが安く売ってあるんですよね。でもgigabyteはドット抜け3つ以上はないって保証してくれているし、32インチで交換や返品はこっちの体力も、店の体力も奪いますから2,750円払ってその権利を買いたいかといわれても……ということでドット抜けは許容する方向です。
最後までAcerのXV320と悩みましたが、海外のyoutuberが良いレビューを投稿してくれていて助かりました。

これによるとFPSには最適だけどRPGやるには黒の表現が弱すぎて暗いとこで何も見えないからダメ……とのこと。逆にM32Qはベストモニターとしておすすめされていました。

M32Qは輝度の面で400nitの物には劣ること(350nitらしい)、UFOテストや頻度は少ないけどFPSで若干の残像が残ることを除けば完璧なモニターでOSDの調整機能が素晴らしく、暗いシーンでも競合のモニターよりよく見えるとのこと。これほどのモニターならASUSやBenQが平面型WQHD IPSパネルのリフレッシュレート144Hz以上対応モニターを出さない限り、後悔はしないでしょう。

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