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マンションとシニアマンションの違い

シニアマンションは、所有権型の区分所有のマンションです。この点では通常のマンションと変わりがありません。

マンションの共用施設というと、ゴミステーション、宅配ボックス、駐車場・駐輪場、エレベーター、防災倉庫などが一般的です。施設が充実していれば便利なようですが、管理費は高くなってしまいます。本当に生活に必要なものかどうかを考えないと将来的な維持管理に大きな負担となります。

ではシニアマンションでは、一般のマンションと比べてどのような施設があるのでしょうか?

大浴場、女性用の方が広い!

大浴場

販売の際には目玉になっていましたが私は、あまり長風呂ができないのでそれほど興味がなかったのですが・・・やはりマンション内にあれば入りにいきます。入ったら気持ちいいものです。内風呂と外風呂があり、外風呂は人工温泉です。三井のシニアレジデンス(高級賃貸)では、温泉水を運んで来ているそうです。

男性用と女性用ではどちらが広いと思いますか?

女性用の方が広いのです。108戸で、居住者は約150人少し女性の人数が多いのです。では、全員が大浴場を使っているのかというとそうでもありません。
夕方は午後4時〜10時、朝風呂は午前8時〜10時です。私は午後9時過ぎに行きますが、1〜2名しか入っていません。いろいろな時間に入ってみましたが、どの時間帯でも多くて4〜5名でした。

男性更衣室

男性用は少し狭いのですが、内風呂で5〜6人ならば気兼ねなく入れる広さです。外風呂は4人程度です。洗い場は6つとシャワーだけが1つあります。洗い場はこの数でいいのですが、内風呂は無駄にお湯を張っていると感じます。光熱費が高騰している折、もったいないと入るたびに思います。

内風呂

レストラン

販売の目玉のもう一つはレストラン。私達は参加しませんでしたが試食会もありました。引越しの日は時間がかかり遅くなったので、レストランでテイクアウトをしました。マンション内にあれば便利なものです。


見た目は豪華?椅子が重くて使いにくい・・・・

シニアマンションで生活するようになって、改めて『食』の重要性に思い至りました。

自分の口で咀嚼し1日のエネルギーを取り入れることが、老化を防ぎ健康を維持する大切な要素であることを再確認しました。さらにレストランで知り合いの人と一緒にテーブルを囲んだりすることでコミュニケーションの場になり、「食」を通して五感や記憶を刺激されると感じました。特にコロナ禍の後で、今まで人と接する機会が少なかっただけに楽しいものでした。

どんなご馳走でも毎日食べれば飽きるもの(ここのレストランはご馳走でも美食でもないが・・・)居住者向けのレストランの難しさに、客は毎日変わらない。好き嫌いは人により異なる。集客を考えなくていいので作り手はマンネリ化しやすい。このような点が挙げられます。シェフは、肩書きがあるよりも現状に合わせて愛情をもって料理ができる人が必要です。日本料理のシェフだから中華はできないというような人は困るのです。簡単に言えば、料理の上手な主婦のような人がいてくれたらなと思います。

シャトルバス

シニアマンションと駅を結ぶシャトルバスが1時間に2本出ています。午前9時15分〜5時まで運行されています。駅まで徒歩15〜20程度ですが、荷物があるときや買い物帰りには便利です。


このような便利なシニアマンションの設備が、居住者同士の交流に役立つのですが・・・噂話の温床ともなるのです。

次回に詳しく書きたいと思います。

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