4パターン理論の符を見てみよう
僕が提唱している4パターン理論はどういう理屈でできているのか、ちょっと気になる方に細かめの内容です。Youtubeでも発信していますので、よろしければご覧ください⬇︎
まずはピンフ
ピンフは ロン30符 ツモ20符 で確定しています。
「??」ロンの方が符が高い?と思った方。ぼくも最初そうでした。戸惑いました。
でもツモの場合は、飜が1つ増えるので 実際の点数は高いんです。
ピンフのみロン 30符1飜=1000点(子)
ピンフ・ツモ 20符2飜=400・700(子) 合計1500点
になるんですね。
ちなみにこれは関東ルールのようです。関西ではピンフツモというのは無いと聞いたことがあります。ツモると符が2符つくのでピンフでなくなるというのはすごく納得します。
ですが、ツモったのに点が下がるのはかわいそう(?)というような救済措置としてピンフツモで20符という点数ラインができたそうです。個人的にはこれで余計に難しくなっている気もしますが、関東ではこれが主流のようです。ぼくが行ったことのある東京神奈川近辺の雀荘・健康麻雀店ではアリアリ・ピンフツモ20符が普通のルールという感覚です。
ピンフは符の変化がないので覚えやすいです。当然これ以上のテンパネはありません。
チートイツ
続けてチートイツです。
チートイツは25符2飜というのが確定しています。
符計算としても特別な役です。25符というのは他に無いですし、ね。
ロンでもツモでも25符です。
当然ツモれば1飜アップするので、点数は全然違います(実質倍になる)。
チートイ ロン 25符2飜=1600点(子)
チートイ ツモ 25符3飜=800・1600点(子)合計3200点
チートイもピンフと同じく符の変化がないので覚えやすいです。当然これ以上のテンパネはありません。
ピンフなし
ここから少し難しくなっていきます。門前でピンフなしの場合。
ツモのみ・リーチのみ・イーペーコー・一気通貫・三色同順など
ピンフ(とチートイツ)が入っていない門前役は全てここから数えます。
40符1飜(リーチのみ・イーペーコーのみ など) ロン 1300点(子)
ツモのみ 30符1飜 300・500点(子)
これはちょっとややこしいです。
ロンの場合は門前加符メンゼンカフという符がつきます。
門前でロンアガリした時に10符つきます。
ピンフがないということは、雀頭・ツモ・待ちのいずれかで
符がつくことになります。麻雀は切り上げで計算しますので2符つけば
切り上げで10符単位でアップすることになります。
例)副底フーテイ(アガると必ずつく符)20符
+
門前加符 (門前ロンアガリ) 10符
+
雀頭・ツモ・待ちのいずれか 2符〜
32符以上になるので=40符 で計算します。
ツモの場合
ツモの場合は、門前加符がありませんが
門前ツモで1飜アップします。30符スタートで計算します。
鳴きあり
最後は鳴いた場合です。
鳴いた時点で、門前ではなくなるのでツモっても飜数は変わりません。
すべて30符からスタートします。
特別な喰いピンフ系
ここで一つ疑問が浮かびます。符を細かく計算していくと30符にならないものがあります。こちらです。
喰いピンフと呼ばれるものですが、よく見ると副底の20符しかありません。
ツモでもなく、雀頭も、待ちも符がつきません。
ですが、これは決まり事として30符で計算することになっているそうです。
永い歴史のいきさつがあると思うので、詳しく知りたいかたはぜひ検索してみてください。
仮にポンをして喰いタンをつくった場合は、刻子で符がついていますので
切り上げで30符になるというのはわかりやすいかと思います。
とにかく鳴いた場合は30符!
ロンでもツモでも30符からスタート。
と覚えると簡単だと思います。
まとめ
まとめます。
ピンフ ロン30符 ツモ20符(変化しない)
チートイツ ロン25符 ツモ25符(変化しない)
ピンフなし ロン40符 ツモ30符(テンパネの可能性あり!)
鳴きあり ロン30符 ツモ30符(テンパネの可能性あり!)
この4パターンです。
テンパネはまた別の機会にご説明したいと思います。
ありがとうございました☆チャンタ