【たわごと#102】お笑い好きを語るならジョビジョバを知っていて欲しい
私がお笑いを好きになったきっかけを作ってくれたのは、大学生ぐらいの頃、内村プロデュースという内村光良、出川哲朗、有吉弘行なんかが出ていた出ていた番組、そしてジョビジョバである。ジョビジョバは6人組のお笑いユニットで、結成したのが1993年なのでもうメンバーも結構なおじさんである。お笑いのジャンルで言うとコントだけれども、コメディ演劇っぽい感じで、がっつり2時間ぐらいの舞台のもある。舞台が元になった作品が「踊る大捜査線」「曇天に笑う」などを撮った本広克行監督の映画になったこともあるぐらい凄いのだ。また最近「勇者ヨシヒコ」「今日から俺は!!」の福田雄一監督はジョビジョバの大ファンを公言していて、ジョビジョバのライブに飛び入りしてきたこともある。
このジョビジョバだけども2002年に一度解散した。この知らせを知った時は、本当に膝から崩れ落ちるほどショックだった。それぐらい私のお笑いの軸になるユニットだったのだ。しかもメンバーのうち木下明水はお坊さんになり、石倉力はサラリーマンになり、芸能界から去ってしまったため、もう二度と見れることは無いと思った。しかし2014年に再結成し、年に何回かライブもやってくれるようになった。また新作が見られるようになり本当に嬉しいのだが、チケットがなかなか当たらず、再結成後はDVDで楽しく見させてもらっている。
お笑いについて「何が面白いのか」を語るのはとても難しいんだけど、ジョビジョバの何が面白いかといえば、笑いの種類の多さを楽しめるところかなと思っている。ここ数年のお笑いって、ものすごい時間の短い中でどれだけ爆笑させられるかという競技になってしまっている感じだけれども、爆笑しなくても面白いと感じるものは沢山あって、そういうのを見せてくれる。
私はずっとファンなのでDVDを買って見ているけど、最近はYouTubeチャンネルも始まり、色々とネタも見られるので、お笑いに興味がある人はぜひ見ていただきたい。出来ればチャンネル登録もお願いしたい。愉快なおじさん達を暖かい目で見守ってくれる人をファンのひとりとしてお待ちしております。
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