【映画の感想#33】映画版名探偵コナン 第22作目~第23作目
今回の感想でやっと映画版コナンの感想を全部書き終えた。思ったより疲れた。ゴジラとかシリーズものでまたやろうかと思ってたけど、しばらくいいや。でもコナンについては、もう一回自分の書いた感想を読んでランキング付けしてみようと思う。
■ゼロの執行人(第22作 2018年)
この映画のメインは大人気の安室透。毛利小五郎が爆破事件の容疑者にあがり、逮捕されてしまう。それを助ける為にコナン君が調査に乗り出すと共に、安室さんも真犯人を探して調査していく。
なかなか見所のある作品で、本筋として警察庁と検察庁と警視庁の確執が取り上げられていて興味深かった。ただ、すげーなーって思いつつもよく分かっていない自分がいて、子供がどれだけこの内容を理解できるんだろうかと言う疑問も。まあよく分かってない私が楽しめてるから大丈夫だと思うけどね。
それ以外にも博士が作ったドローンがめちゃくちゃ高性能でテンション上がるし、IoTテロとかTorとかハイテク犯罪の話もあって、なかなか話が濃い。こういうよく分かんないけど、凄そうな話って面白いし、この作品はその辺を上手く描いていたと思う。
そういえばコナンくんが「安室さんって彼女いるの?」って聞いてドキッとしたんだけど、なんで突然聞いたのかな。安室さんの回答はぜひ作品を見て確認して頂ければ。
■紺青の拳(フィスト)(第23作 2019年)
今回は鈴木園子の彼氏の京極真がメインの話。副題が「コナン君、シンガポールへ強制連行」って感じかな。今回はコナンの映画初の海外でシンガポールが舞台。そもそもコナン君はワケありの小学生なので、パスポートが取れないと思うんだけど、まさかのハイテクスーツケースに押し込まれて密入国するという荒業に出るところから話が始まる。
紺青の拳という高価な宝石(ビックジュエル)を持っている大富豪が、チャンピオンベルトに宝石を埋め込んじゃって、それを賭けての空手トーナメントを開催する。現実でも時々こんな金持ちの道楽のような大会が開かれるけど、この大会に京極さんが出る事になる。まあ宝石が絡めばキッド様も出てくるわけで、ビックジュエルをめぐる話が展開していく。
そんな内容なので格闘シーンが多めなんだけど、とにかくみんな強い。初期のドラゴンボールなら天下一武道会でいいとこ行くんじゃないかと思うぐらい。気功で人が吹っ飛ぶし。こういう格闘シーンは格闘技は好きなので楽しいんだけど、映画を見終わったあとにそのシーンしか覚えてないのがちょっと残念な作品かな。まあ園子と京極さん、キッドの関係で作られた作品だからしょうがないかな。