【たわごと#261】芸能人の薬物事件について
俳優の伊勢谷友介が大麻所持で逮捕された。うわさ話とはいえ、週刊誌などであまり良くない話もちょくちょく見てたから、正直なところマスコミが騒ぐような驚きは無かった。やっぱりそうだったんだなという程度。それでも好きという程じゃないにしろ、個性的で良い役者さんだけに残念としか言いようがない。「翔んで埼玉」でも面白い演技やってたし。また更生して復帰してくれる事を願うばかりだ。
それにしても最近は芸能人の大麻所持、違法薬物の利用が目立つようになってきた。もともとやっていたけどバレなかったのか、それともやる人が増えたのか、それは分からないけども、何となく世間がこの手の事件に「慣れた」感じがする。最初は芸能界からの引退、出演作品の公開中止が当然という扱いだったのに、今は「やり過ぎだ」「作品は本人の行動とは関係ない」なんていう擁護論もチラホラと聞こえてくる。
まあ私も、芸能界追放はやり過ぎかなと感じている。ただしある程度、出来れば執行猶予期間が明けるぐらいまでは表舞台に出てくるのは好ましくないかなと思う。出来ればちゃんと行いを反省して、薬物から脱却する行動をしてくれれば、むしろ歓迎して迎えたいとすら思っている。とはいえ薬物から脱却するのは想像以上に大変な事のようだし、それこそ人間関係から見直さなきゃいけないし、なかなか難しいと思う。
そんな擁護論も最近は「クスリは他人に迷惑かけないし、大麻は依存性が低い。大麻合法の国もあるんだから、違法であるのはおかしい。」といった大麻合法化を唱える人も出てきた。そう言われると、そもそも大麻の知識なんて全くないので調べてみた。
専門家でも色々と意見は分かれるんだろうけど、大麻は病気を直接治す効果は無いし、依存性はそれなりにあるため、大麻を使わなくてももっと依存性の低い治療効果のある薬があるそうだ。ただし大麻は安いので、低所得層の地域では合法化するケースもあるとの事。私は専門家では無いので、詳しく知りたい方はちゃんと調べて欲しいけど、まあ私自身は大麻が無くても困ることは無さそうだ。
芸能人の裏事情は分からないし、色々と事情はあるのかもしれないけど、こういう事件があると見ている側としては残念な気持ちにしかならない。私が言う立場じゃないけど、やっぱり芸能人やスポーツ選手などのスターには誠実に生きて欲しいな。こういう事件が少しでも減ってくれる事を願いたい。
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