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【映画の感想#17】一度死んでみた

色々と賛否両論あるけど、私は広瀬すずの演技は好きだ。演技らしい演技ではなく、何でも自然体で映画に入り込んでいるのがいいと思う。「ちはやふる」や朝ドラの「なつぞら」も見たけど、それぞれのシーンでどういう振る舞いをするんだろうと楽しく見れた。なので今回の「一度死んでみた」は主演が広瀬すずと言うだけで見に行こうと決めていた。

製薬会社の社長である父親が、ライバル会社の企みによって2日だけ死ねるクスリを使って死んでしまう。そのうちに実際に殺されそうになる父親を、反抗期を引きずる女子大生の娘が救うコメディーストーリー。そういえば広瀬すずのコメディって初めて見るなって思ってたら、本当に初めてらしい。何となく世の中沈みがちだし、笑える映画が見たいと思っていたのでちょうど良かった。

最初は微妙かと思ってたけど、期待に応えてくれて大いに笑いや驚きを貰える映画だった。結構大胆に伏線をはって回収していく感じがテンポ良くて気持ちよく見れる。あまり予告を見ないで行ったんだけど、次々と有名な人がチョイ役で出てくるのでびびった。ホームページを見れば誰が出てくるか大体書いてあるけど、せっかくなのでここに書くのはやめておこう。映画やドラマをよく見る人は、何も知らないで見に行くとたくさん驚く場面があって楽しいので、ぜひ何も調べないで見に行くことをオススメしたい。

監督が浜崎慎治さんといって、auの「三太郎」シリーズを手がけたCMプランナーで、脚本の澤本嘉光さんはソフトバンクの「白戸家」シリーズを手がけたCMプランナーという、なんか奇跡のタッグみたいな組み合わせ。だからこれだけのキャストを出すことが出来たんだな。こういうやり方をすると大コケする場合が良くあると思うんだけど、今回は大当たりだと思う。また他の作品も見てみたい。

#映画 #感想 #一度死んでみた #広瀬すず #吉沢亮

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