【たわごと#227】バックギャモンがやりたい
バックギャモンというゲームをご存知だろうか。日本ではあまり馴染みが無いかもしれないけど、世界的にはプレーヤーが三億人もいて、世界4大ゲームの一つにもなっているらしい。ちなみに世界4大ゲームはチェス、トランプ(カード)、ドミノ、バックギャモンとなっていて、将棋どころか囲碁も入っていないのにはびっくりした。しかもドミノなんて倒す以外の使い道知らないし。本当に世界は広いなと思う。
私は昔、チェスのゲームがやりたくて買ったソフトにたまたまバックギャモンも一緒に入っていて少し遊んだことがあった。そんなわけで何となくゲームは知っていたんだけど、細かいところはよく分かっていなくて面白さを感じられなかったんだけど、つい先日見たYouTubeでバックギャモンの解説が行われていて、これを見て興味を持った。
見たのは将棋棋士の森内俊之さんのYouTubeである。将棋は今は一線を離れているものの、十八世名人の資格を持つ超強豪棋士の一人であって、同時にバックギャモンでも王位のタイトルを持ち、世界大会でも活躍するプレーヤーである。そもそも森内さんの将棋の話が聞きたくてYouTubeを見ていたけど、この中でバックギャモンの解説があって見てみたら、ルールはとてもシンプルで簡単。この動画で初心者の方とのプレー、そして実際の世界ナンバーワンプレーヤーとの実戦が見れるんだけど、これを見て面白さを実感して、ぜひ自分もやってみたいと思った。
今の時代はネットワーク対戦ソフトは沢山あるんだけど、そこそこ接待対戦してくれるソフトが意外と見つからない。しかも日本語対応となると、ますます少なくなる。しょうがないのでSwitchの「世界のアソビ大全51」というのを買った。ちょっと子供用みたいな感じで乗り気じゃなかったんだけど、始めてみるとすごく面白くて、ついつい時間を忘れて何時間も遊んでしまった。
このバックギャモンの素晴らしいところは、前にも言った通りルールはとてもシンプルで、サイコロを振ってコマを進めるだけなので、誰でもすぐに始められる。チェスや将棋みたいにコマの動かし方を覚えたり、囲碁みたいに地の定義みたいに、ややこしい部分が全くないので、かなり小さい子供でも簡単に始められると思う。
そしてサイコロを振るという運の要素があるのもいい。将棋だと力に差があると上位者に全く勝てなくてイヤになってしまうけど、バックギャモンは運の要素があるので、たまに上位者に勝ててしまったりする。実際にどのようなハンデが使われているのか知らないけど、ポイント差でハンデをつけたりすれば、実力差があっても結構いい勝負になるだろう。やっぱり勝てない勝負ばかりするのはつまらないし、手を抜かれて勝っても、いまいち消化不良になりかねない。
今はゲーム機でやっているけど、いつか実際の道具を使ってやってみたい。将棋も普段はパソコンやスマホで指すことが多いけど、たまに将棋盤を出して指すと凄く楽しい。バックギャモンもサイコロを振ってコマを動かすのは、きっと楽しいと思う。残念ながら日本ではプレーヤーも少ないし、自粛ムードで道場に行けるようになるのももう少し時間がかかりそうなので、協会のサイトで優しく遊んでくれる場所を探してみようと思う。
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