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【映画の感想#32】20世紀少年

浦沢直樹の漫画が原作の映画で、邦画にしては珍しく三部構成になっている。2008年、2009年に公開された映画で、当時、この作品を知らなかったんだけど、最後の作品の公開前に第1章、第2章をテレビでやっていて面白かったので、最終章だけ映画館に見に行った。結構面白かった記憶があって、たまたまHuluで見つけたので見直してみた。三作品トータルで7時間以上あるんだけど、ずっと楽しく見ることが出来た。

改めて見たけど、役者がものすごい豪華。どれだけ出てくるんだと役者を見てるだけでも興味持てる作品だ。主役陣は唐沢寿明、豊川悦司、常盤貴子、黒木瞳などで、中でも香川照之がまだ若くてびっくり。バイプレーヤーも小日向文世、生瀬勝久、石橋蓮司、佐々木蔵之介など名の知れた人達がずらずら出てる。チョイ役でもなかなか凄い人が出ていて、今人気のある斎藤工や井浦新が雑に使われてたりして面白い。ちなみに今、サッカーの長友佑都の奥さんになっている平愛梨のデビュー作でもある。

内容はちょっとSFチックなもので、世界各地で起こっている異変現象が、主人公ケンヂの小さい頃に友達と書いた「よげんの書」に似ている事に気が付く。この後も世界中でテロなどが起こり、世界が滅亡していくのをケンヂとその仲間が阻止しようと立ち上がる。そんな話だ。

どうしてもSFチックであるため、ディテールにかける所が沢山あるけど、そんな事は気にせずに楽しめた。色々と謎な要素もあるし、昭和の世界観も結構いい感じだし、アクションシーンも盛りだくさんだし、これまで見た事のない映画になっている。改めて見ると、よくこれだけぶっ飛んだ内容の作品を映像化できたなと思う。見た事がない方であれば、是非とも第1部を見て欲しい。たぶんこれで満足せずに最後まで見ることになると思う。

#映画 #感想 #20世紀少年

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