【映画の感想#17】坂道のアポロン
映画館で見ようか悩んでいるうちに終わってしまった作品だったけど、Amazonプライムビデオにあったので視聴した。転校してきた訳ありな高校生が転校初日に会ったバンカラなクラスメイトをキッカケにジャズにはまる青春群像劇。メインキャストは中川大志と小松菜奈ともう一人、Hey! Say! JUMPの知念侑李。知念君はテレビでもちょいちょい見ているし、決して嫌いなタレントではないんだけども、演技を見るのが初めてだったので何となく足が遠のいてしまった記憶がある。
いいじゃん知念君。役がはまったのかもしれないけど、想像以上にいい演技でびっくりした。豪快な演技を見せる中川大志とは対象的な、静かで熱い人物像をいい感じに演じられていたと思う。そしてこの作品のメインと言ってもいいジャズセッションのシーンは10ヶ月間練習をしたということで、見ていても楽しいシーンだった。私も楽器をやってた事があるけど、セッションする楽しさが凄く伝わってきて良かった。
ただ残念だったのは最初の30分ぐらいが凄く楽しくてピークをむかえてしまったところ。後が何となくのっぺりしていて、雰囲気で誤魔化しているような部分もあったりしていたのがちょっとマイナス点。でも1960年代の時代背景とジャズが凄くマッチしていて、小松菜奈も相変わらず可愛いし、私の凄く好きな感じの映画だった。またピアノが弾きたくなってきた。
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