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ホラーマンのちゃん卒

こんにちは。

魅力覚醒講座15期生のムチコスです。


今日、子供達とアンパンマンを見ていた時のこと。

ちょっとマイナーめのキャラクターですが、

ホラーマンとバイキン仙人が出てくるお話がありました。



ホラーマンが大好きなドキンちゃんのために、

強くなりたい!!!

と、バイキン仙人のところへ行くというエピソードです。


あれやこれやと、バイキン仙人の元で働くホラーマン。

滝行なんかもしてみますが、

ホラーマンはすぐに水に流されてしまう・・・。


そんなホラーマンをバイキン仙人は川へと釣りに連れていき、

のんびり待つ、

これこそが修行と言います。


ホラーマンは来る気配もない魚をのんびりと待ちます。

いよいよ日も暮れ、

ホラーマンは何気なく、

バイキン仙人の肩を揉んであげることにしました。


バイキン仙人が喜ぶ様子を見ると、

自分まで気持ち良くなる!と喜ぶホラーマン。


”強くならなくていいのか?”

と、聞くバイキン仙人。


ホラーマンは笑顔でこう言います。


"もういいんです〜

やっぱりこれがアタシには向いてます〜"


すっかり満足したホラーマンは、

バイキン仙人のところを去っていきましたとさ、おしまい。



あれ?

あれあれ?

あれあれあれ???


もしや…

ホラーマン、ちゃん卒してる…??


と、私は子供そっちのけで感動すらしてしまいました。


強くならなくてはいけない、

そんな他人軸(ドキン軸)での野望を捨てた!


のんびりした時間を過ごす中で、

わき上がる自分らしさを認めることができ、

自分らしく過ごすことを選んだホラーマン。

 

アンパンマンの世界では、

どのキャラクターも特性がしっかりあって、

自分以外の何者にもなろうとしません。


ホラーマンは、アンパンマンになろうとしない。

マダム・ナンは、今日もシタールを背負ってナンを焼く。

白玉さんは、今日もステージで歌う。


私がアンパンマンに登場することになったら、

どんな風に描かれたい?


私は何マン?


自分らしさを思いがけずデフォルメしてみたくなった夜でした。

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