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CCNA合格体験記(2024/8/10)

(2024.12.16追記)
社会人となり、会社に資格を取れ取れと催促されるため、資格勉強の毎日です。
まだ全体的に初級レベルの資格しか取得しておりませんが、せっかくなので勉強方法や感想を共有したいと考え、noteを書いてみました。
こういうのは総数が多い方がいいですもんね。

受験の動機

・会社に受けろと言われたこと。
・ネットワーク系知識の基礎知識(インターネットの仕組みや各種機器、プロトコルについて)を得るため。(受験前の自分の知識はITパスポート程度でした。)

勉強方法

まず勉強期間は大体3ヶ月程度です。時間に直すと150時間ぐらい…?
ダラダラとゲームやTVを見ながら勉強していたので、比較的長めの勉強時間を取ることになったと思います。
あとはCBT試験の予約が希望日時に取れなかったこと、また資格をただ取るだけでなく、しっかり理解することに重きを置いたため、結果的に勉強時間も長くなったのかなと思います。
まとめにも再度記載しますが、実際は1〜2ヶ月もあれば十分取れるかなと感じました。

使用した学習コンテンツは以下5点です。
①白本
②黒本
③udemyの講座
④ping-t
⑤packet tracer

上記は取り組んだ時系列順に記載しました。これらについては以下に詳しく説明します。

①白本

これはまず知識を一通り得るために取り組みました。基本的に毎日一章、内容が分からなくてもとりあえず読み進めていきました。前半部分は割とすんなり理解出来ましたが、後半はcisco独自の仕様などもあったりして読むだけでは理解が難しい部分が多かったです。これらは下記の黒本やping-tで問題演習に取り組む中で段々と理解していける部分なので、ここでよく分からず、覚えきれなくてもとりあえず一周することが大事だと思いました。

②黒本

一通り白本を読んだ後、黒本にも毎日1〜2章ずつ取り組んでいきました。1週目は全然解けないし分からない部分が多すぎたため、白本と行ったり来たりしながら演習を進めました。また、下記のudemyも参考にしながら最終的に3周しました。

③udemy
ある知識について、一つの本での記述では分かり辛い場合、別コンテンツの記述を参考にすると理解が深まることが多々あります。なので、白本・黒本だけでは分からない部分について、udemyにあるウズウズカレッジなどを参考にしました。図解が多く、非常に分かりやすかったです。ただ、読んで理解したと感じている状態のままではすぐに忘れてしまうので、黒本や下記のping-tで問題演習を行い、記憶を定着させました。

④ping-t

黒本3周後に取り組みました。スマホで出来るので隙間時間に取り組みやすく、解説も非常にしっかりしているため、個人的にはこの中で一番良い学習コンテンツであったと思いました。(自分は2ヶ月プランに登録しました。)
最初は6〜7割の正答率でしたが、毎日通勤時に問題に取り組み、1ヶ月半程度でレベル40とすることができました。また、試験一週間前ぐらいからコマ問にも取り組み、コマンドの総復習を行いました。



⑤packet tracer
試験1ヶ月前ぐらいから取り組みました。単純なルータやスイッチのネットワーク構成を作って、それにIPアドレスの設定やvlan、ospf、ポートセキュリティなどのコマンドを打ち込み、機器設定の練習をしていました。本番では3問程度シミュレーション問題が出るため、packet tracerは必ずやったほうが良いです。自分でコマンドを打つと、各プロトコルへの理解が相当進みます。
公式サイトから無料でダウンロードできるので、ぜひやりましょう!

結果

受験料が高いこと、さらに自分が慎重派なこともあり、しっかりと上記のような準備をした上で受験をしたため無事合格出来ました。
内訳は以下の通りです

セキュリティ基礎部分が全然取れておらずヒヤッとしましたが、何とか受かりました。
下記(章末)の公式文書によれば、2019年度のものですが、配点は上から20、20、25、10、15、10%らしいので、これで計算すると自分の総合点は83%程度ですね。こんなもんかという気持ちです。まぁ少なくとも各セクションで何%以上取らないといけない、みたいなのは多分なさそうですね!(身をもって証明)
実際の試験問題も、cisco語などと揶揄されるよく分からない日本語が多かったし、問題の意図を捉えきれていなかったのかもしれないです。
一応、cisco語については全部が全部意味分からないというレベルではなかったです。基本的に日本語がおかしいですが、意味は汲み取れる程度であり、本当によく分からない問題はたまに出るぐらいでした。
また、たまに問題自体が間違っていることもあるそうなので気をつけてください。(問題演習をしっかり積んでいればある程度ちゃんと回答できるし間違いにも気付けると思います。)
これだからベンダ資格は……知らんけど。

https://www.cisco.com/c/dam/global/ja_jp/training-events/training-certifications/exam-topics/200-301-CCNA.pdf

まとめ

今回の約3ヶ月の勉強、受験を通したまとめです。
自分は初学者だったのでCCNAレベルでも資格取得に非常に苦労をしましたが、工夫をすれば短期間で合格することも十分可能だと感じました。(知り合いも知識0から1〜2ヶ月で合格していました。)

学習コンテンツについて、絶対取り組むべきなのはping-tとpacket tracerです。
白本やudemyを一通り見た後はping-tで問題演習をしまくるのが結局一番効率的かなと思います。
黒本についてはping-tにしっかり取り組むなら不要だと感じました。ping-tの方が問題数も多いですし、これだけで演習量は十分です。
packet tracerはping-tで演習を積んだ後に取り組むとより理解が深まるかつ、シミュレーション問題対策に必須なので、頑張りましょう。

基準としては、最低限ping-tをレベル20〜25程度まで取り組み、packet tracerで一通り試験範囲内のコマンドを打ってみる、ぐらいをすれば、かなりの確率で試験には合格できるかなと思います。

試験範囲も広く、ネットワーク基礎とは言えども中々難しい試験だとは思いますが、他の資格勉強と同じく問題演習をしまくれば初学者でも十分合格可能だと思いますので、これから受験される方は頑張ってください!

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