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リックアンドモーティ:シーズン1 第2話
待望の?第2話です。日本語版タイトルは「夢への侵入」、原題だと「Lawnmower dog」で直訳すると芝刈り犬といったところでしょうか。この2つのタイトルから分かるように、第2話は夢と犬、両方に関連した話となります。
モーティを冒険に連れて行くなら飼い犬のスナッフルを賢くする機械をつくれとジェリーにせがまれたリックは、深いため息と忠告を残しながらも「今回は私の負けのようだ」と言って犬の知能を向上させるヘルメットを手渡しモーティを連れポータルへと消えていきます。ヘルメットをかぶったスナッフルは本当に賢くなりジェリーやサマーは大喜び、あれやこれやと指示や芸を教えこみます。恐らく原題の芝刈り犬は賢く指示をこなす便利な犬という意味でここらへんからきてるのでしょう。
一方リックは”モーティをより冒険に連れ出しやすくする為の冒険”として、モーティの数学教師(といっても学校シーンでは数学の授業しかないため実質担任レベルの出演頻度)のゴールデンホールド先生の夢に侵入し、モーティにAの成績を与えるアイデアを埋め込もうと言います。モーティからも指摘がされるようにこれはもろインセプションのパロディで、実際に夢の中の夢にもぐって行くことで問題を解決するわけですがこの詳細は実際に観た時に確かめてみてください。余談ですが今回準主役級の扱いのゴールデンホールド先生、スペルは“Goldenfold”なのになぜ”ホールド“なのかが気になるところです。ヴァジャイナ校長はそのままなのに…
パンケーキ夫人とパラシュート降下するシーンやモーティがリックに起こされるシーンなんかに初期絵の特徴が顕著にみられ、(いい意味で)まだまだ第2話なんだなぁと感じる作画ですが、ストーリーの完成度は高く今後のエピソードにもこっそりスナッフルが映り込んだりと恐らくはファンからも作り手からも愛されているエピソードだと思います。かなりハートフルで救いのあるエピソードですが、リックとモーティがハイジャックするシーンではイスラム教徒に扮したり、ジェリーの”抵抗“がもう最高にジェリーらしいおバカで無意味なものだったりとリックアンドモーティらしい笑いも散りばめられているのでとてもオススメです。
ちなみに毎回エンドロールの後に10秒ほどの後日談的ミニエピソードがついているのでそちらもお見逃しなく。エンドロールに入ったら10秒?15秒?送りを3回押すとちょうどミニエピソードまでスキップできます。