佐久間担による定点観測の「滝沢歌舞伎ZERO2020 The Movie」
「滝沢歌舞伎ZERO2020 The Movie」が2020年12月4日(金)より映画館にて放映が開始された
私は新橋演舞場での先行上映を1回、4日に友人と1回、6日に舞台挨拶のライブビューイングで2回の合計4回見た上で、ひとまず記憶を書き留めておくためにブログを書くことにした
以下、完全なるネタバレなので、まだ見ていない人は読まずに見に行ってほしい
すでに見たことがある人で、佐久間担は「それそれ!」がたくさんあるだろうし、他メン担は「そんなことしてるん?」ということがたくさんあると思うので、リピートで見に行く時に頭の片隅に置いてくれると嬉しいなと思う
とは言え、単純に自分の記憶のみなので、まだまだ覚えていないこともたくさんあるので、今後視聴を重ねて追記していきたいなと思っている
以下、ネタバレ--------------
1.オープニング
小田将聖くんのドラマパートから始まるオープニング
絵本を開いては閉じを繰り返して苛ついているところに出てくる不気味な人形、スケキヨ、そしてミシェル
先行上映で見た時、特にスケキヨで心臓止まるかと思った
マジで、何、これ、ホラー???という気持ち
2回目からは知っていたので、心臓は平気だったものの、この演出は正直結構心臓に悪いと思ってる(しかも必要性がイマイチ分からん)
ミシェルに導かれるように「滝沢歌舞伎」という表題の絵本を読むと、二人で絵本の中に入ってしまうという感じ(たぶん)
パンフレットを読んで初めて「未来都市にある『サーカス』」に迷い込んだとを知った
いや、未来都市!?せめて「サーカス劇場」感がもっと強かったら導入分かりやすかったかも?と思ったりしてる
ミシェルはピエロ的な役割だろうか?
二人で船に乗って立派なCGの未来都市を目の前にする
中央にある大きな建物が未来のサーカス劇場なのかな?
もう少しサーカス劇場感が出ていれば、演目がコロコロ変わるのもすべて「なるほど、未来のサーカスだとこんな演目やるかもしれないねぇ」と腑に落ちるのではないかなと思ったりした
将聖くんとミシェルが手を取り合って海に飛び込むと、次の曲が始まる
なんで海に飛び込んだのかはいまだによく分からない…
サーカス劇場に入って行った方がよくない??(しつこい)
2.ひらりと桜
将聖くんが海に飛び込んだ水しぶきとリンクするような形で、新橋演舞場の上方からドカ桜が一気に落ちてきて、飛び出してくるSnow Man
前奏ではミシェルと将聖くんがドカ桜が敷き詰められた舞台上に降り立っているので、おそらくそこに来たというイメージなんだろうと思う
おなじみ「ひらりと桜」である
先行上映でこれを見た時は、本気でガチ泣きした
ただただ心が震える曲だなぁと私は思う
佐久間くんは、桜の精のように舞うので、このピンクの衣装がとても映えるダンスをするなぁとほれぼれして見ている
落ちサビのラウちゃんのソロは、昨年のDVDと比べるとしっかりと大人の男性に近づいてきた低い声と顔つきと身長に、たった1年でもこの世代の1年は本当に貴重な時間なんだなと改めて感じる
佐久間くんはだてさくでラウちゃんの前にしゃがんでおり、最初に舞台からはけていく立ち位置
低姿勢で走って行く姿がとても好き
歌が終わってからの「よーいやっさぁ!!!」はいつも叫びたくなる
3.九剣士
ひらりが終わると、IMPACTorsの影山くんが九剣士を呼ぶ口上のようなものを述べる
相変わらず、ソロで出てきて絵になる子だなぁと思う
そしてこーじから始まる九剣士
こーじがたくさんの敵と敵のボスっぽい女性に睨まれながら剣を抜く姿は美しいなぁと思う
一人だったり二人だったり三人だったり、それぞれのやり方で殺陣を見せてくれて、個人的にわくわくする演目である
こじ→めめラウ→だて→いわあべふか→なべさく
この順番で最初の殺陣が行われる
めめラウも経験年数が少ないのに様になってるなぁと感心して見ていると、その後に舘様が本気を出してくるので、気迫に圧倒されたりする
佐久間担としては、とりあえず「二刀流!!!!!!!!」と先行上映の段階で大興奮していた
余談だが、私は三国無双や戦国無双のゲームが好きで、三国無双で一番初めてやった時から大好きなのが「呉の陸遜」なので、小柄で赤で二刀流なんてドンピシャピシャのビジュアルだった
ありがとうございますっ!!!!!!
ちなみに、背中合わせになるなべも逆手持ちで、ここの二人は変わった殺陣を見せてくれるので、個人的に大好物♪
その後、順序が入れ替わりつつ一人ずつの殺陣があり、最終的に全員で戦うという流れ
IMPACTorsの基くんと奏くんが比較的スクリーンに大きく映る斬られ役だなと思った
佐久間くんは常時二刀流なので、たくさんの人が入り乱れていても、比較的見つけやすい
途中にある戸板バッタンは、例年通り上にだてふかあべが乗る
だてをこじ、ふかをめめ、あべをラウが支えてたかな(記憶が曖昧)
だてとあべの間に、さくいわなべの順に剣を構えて待機して、戸板を倒す時に前に飛び出してくる
二次元感が強い
佐久間くんは二刀流の一本を肩に乗せて低い待機姿勢で大きめに呼吸をしているので、戦闘系ゲームのキャラ選択画面感が半端なくて大好き
4.変面
昨年同様、いわめめこじの3人での変面
DVDで見る限り、昨年よりもめめこじがとても上手になっていたように感じた(照くんは昨年の時点でプロか?と思うくらい上手かった)
映像なので見えるかな?分かるかな?と思うけど、相変わらずタネがよく分からない
特に照くんの面をバレリーナの方が変えるところは、本当にどうなってるん???と思う
とにかくすごい
あとバレリーナの方たちの踊りが美しくて好き
5.Maybe
あべふかによるデュエットにラウちゃんのフリーダンス
昨年は佐久間くんも参加していたので、初見で「佐久間くん、いなぁい…」と少ししょんぼりした
あべふかはメンカラを背負ってスクリーンにお顔どばーんと出てソロを歌うので、完全に羨ましい演目
ラウちゃんは昨年の衣装を踏襲して、全身白に赤い靴
ビジュアルが美しい…
あべふかが歌いながら前に来る時に、メンカラの画面にしゅわしゅわっと炭酸が弾けるような演出があって(歌詞とリンクしてるはず)、個人的にかなり好き
あべふかが舞台に座って、センターで真っ白な照明に真っ白なラウちゃんが躍る画は本当に美しいと思う
個人的に、本物を見るのが好きな私としては、ジャニーズのファン向け舞台でこうした本物のフリーダンスに触れることってとてもとても素晴らしいことだなと思う
ラウちゃんがいることで、Snow Manの演目に一つ芸術性がプラスされたと感じられる演目
6.My Friend
ご存知ゆり組のエモエモ演目
映像作品のよさを余すところなく出してるなと思うこの演目は、多くな星空に立って儚く歌うしょっぴーと、星空の中で舞う舘様の美しさを本当に堪能できる
特に、星が画面全体にきらめいているので、映画館で見ていても自分の周りがすべて星空になったような錯覚に陥らせるくらい、映像美がすごい
佐久間くんがいないので、二人と平等に何度も見たのだけど、舘様のフライングはどこで支えてるの?体重はどこにかかっているの?と思うくらい、接点が少なくて、筋力と優雅さで気づくのに遅れてしまうけれど、本当に技術力の高いフライングだなぁと思った
最後、舘様が落下するシーンは、確かにサーカスと考えるとすごくしっくりくる
そういう、絶対に大丈夫な人の落下という悲劇は、ストーリー性を感じさせるなと思うし、しょっぴーのそっと目を閉じて苦しそうにする表情が死ぬほどうまくて、毎回苦しくて泣きそうになる
あと、舘様の隣にいるお二人のフープが星空に溶け込んでいて、本当に空を飛んでるように見えるなぁといつもホレボレして見ている
7.組曲
落下した舘様とリンクするように将聖くんが海に落ちる
ちょっと突然でよく分からないけど、そのまま舞台の中央に鎮座する半円の水槽で人魚のように踊る女性が出てくる
世界観はよく分からないけど、これも本物を見る機会はあまりないので、すごいなぁと思う(私はシルクドソレイユが好きで結構いろいろな演目を見に行っているので、こういうのは「あるある」とは思える)
しばらく水しぶきをあげながら水中を舞う人魚がいて、舞台に水が降り注いでいく
そんな中、真っ白な衣装に身を包んだSnow ManとIMPACTorsの皆さんが登場し、何かに対して手を伸ばすような踊りをひたすら踊り続ける
昨年のDVDを見ていた時は、何らかの妖精さんみたいな人に向かって手を伸ばしていたのだけど、組曲は未だにストーリーがよく分からない…
とは言え、5分以上続く踊りのすべてが大好きで、でも「あーーー!個々の佐久間くんが見たい!」となることも多い(たぶん誰担でも思う)
途中から舞台にはない「雨」の演出が加わり、本当にただただ苦しそうだなと思う
個人的には舞台版の演出のほうが好きだけど、前半で水を使いたかったんだな、この演目で水を使ってみたかったんだなと理解している
最初の、一人の太ももにもう一人の首辺りを乗せて、それだけでキープする姿勢が、昨年のDVDでは暗くてよく見えず、映画では少し見えやすかった
ドキュメンタリーで苦労していたので、誰と誰がペアで、完成度はどんな感じなんだろう?と思うのに、あまり見えないのが相変わらずせつないけれど、その後の動きなどから、佐久間くんは画面右端でこーじの足に首を乗せている人っぽいな?と思っている(間違ってたらごめんなさい)
衣装の上着を脱いで、ひらひらをつけてから飛んでくる先頭がだてさくなのが個人的にはエモエモポイント
ジャンプの高さから足の開き方など、相変わらず本気でシンクロしてるこの二人の動きが好き
ちなみに佐久間くんは紫のヒラヒラをつけている小柄な方で、基本的に画面右端にいる(もう一人の紫はめめ)
組曲は佐久間くんの表情をたくさん見て欲しい
手を伸ばす時にカっと口を開けて目を見開いたり、表情が豊かなのだ
組曲の踊りは全体的に演劇感が強いなという印象
何らかのストーリー?感情?を伝えようとしているように感じる
8.五条大橋
やっと来たよ!
九剣士の後は組曲まで出番がない佐久間くん
ようやくフューチャーされる演目だよ!
五条大橋は昨年は林翔太くんが担当していて、ナレーション含めて3役を声の演技で表現していた
林翔太くんは歌も素晴らしく、演技も素晴らしく、個人的に大好きな役者さんなので、佐久間くんがそのあとを継ぐことに期待とプレッシャーの両方を感じていた
(余談だけど、2016年の雪女が一番好き)
佐久間くんは今回ナレーションのみで、ソロ歌唱や一人芝居はなかった
その代り、佐久間くんが牛若をやっており、最後のネタばらしで「うわっ!!!!!」となった
ピンク似合うし!牛若の身軽な動きも佐久間くんだったの?ダメ、もう一回「佐久間くんだと知った上で」牛若を見たい!となった
橋の欄干を走ってパルクールのように即宙しながら降りてるのは佐久間くんで間違いないよね?
笛を持つ手は佐久間くんだったと思う!
欄干に座って、黒スーツで足を組む佐久間くんの目の前にいる牛若は影武者?
それとも合成?
相変わらず知りたいことが盛りだくさんだけど、欄干に座るナレーションの佐久間くんのちんまり感と、身体の左右均等さにホレボレする演目である
いわさくで五条大橋なんて、これまたエモエモなので、今後も続けて欲しいし、もっと大きくなって欲しいなぁと思う
9.腹筋太鼓
いきなり上裸のSnow ManとIMPACTorsの面々が向かい合って、雄たけびを上げまくるシーンから始まる
あれは何?
よく分からん…
置いてけぼり…と思いつつ、佐久間くんが雄たけびの最後の方で上に向かって叫ぶので、美しい腹筋が真っ白にライトを浴びていて「佐久間担歓喜ポイント」だなと思っていつも見ている
そのまま、雄たけびが照くんの腹筋太鼓へと繋がっていく
舞台版と違い、それぞれをソロアップで結構撮ってくれるので、メカ太鼓メンバー以外のSnow Manファンは結構嬉しいと思う
メカ太鼓はほとんど背中しか映らんので、少し寂しい
でも一発撮りだと雑誌で発言していた気がするし、メカにカメラが近づくのも難しい(高速回転しているし)から致し方ないね
比較的暇なので、他メンもじっくり見れるのがこの演目
あべちゃんは、「よいやっさぁ!」の掛け声をよく出している印象
このルックスで今年も腹筋太鼓の隊長だったんでしょうか?
照くんは安定しているし、筋肉美!
苦しそうにもならないのが安心して見られる
ラウちゃんはしょっぴーとシンメで一緒にやってたかな
足が長すぎて太鼓が遠いなと思っていた(佐久間くんは逆に腹筋すると太鼓近いなといつも思っている)
腕が長すぎることもあると思うけれど、脇をもう少し締めるとさらにかっこよく見えるだろうなと思いつつ見ている
しょっぴーは、なんかこういうのを必死にやるイメージがいつもなくて、これまでの滝沢歌舞伎でも早々に音を上げるタイプだったので、今年は筋肉のつきがよく、男気もすごく感じられて、個人的に腹筋太鼓でNo1好きな演奏だった
ふっかは友達に言われて気付いたけど、猫背がすごい!かわいい!
背中ピンとしていたほうが美しいよ!と思うけれど、ふっかは猫背のままでいてほしいような、複雑な気持ちです
舘様は、本当に体を見て骨太感が分かるし、筋肉たくさんあるはずなのに、やっぱり見える体が白くてムチっとしている、でもそこが好き
あのムチっとした感じはなかなか出せないよね
筋肉が柔らかいタイプなのかなー?と思ったりした
筋肉が柔らかい人は乳酸が溜まりにくくて、筋肉痛にもなりにくいらしいよ(どうでもいい情報)
メカ太鼓の3人は、昨年のDVDより早く回っておりますぅー!って感じがするなと毎回思う
佐久間くんの腹筋が見たい勢としては物足りないけど
10.Make It Hot
間髪入れずにいきなり始まるMIH
腹筋太鼓の終わりからMIHまで息つく間もないので、高低差で耳キーンなるやつ
衣装は白地に黄色緑ピンクなどの蛍光色
ブラックライトに当たって光っているような、独特の光の中ガシガシ歌い踊るSnow Man
あー!これ!見たかったやつ!って一瞬でアイドルSnow Manを思い出させてくれる
定点動画などもあるため、「ここの佐久間くんが見たかった…」という点はあるにしても、全員のダンスレベルが上がっているのは如実に分かるし、自担定点しがちなヲタクには、普段見ないメンバーの姿を見ることができるという意味でカメラワークありがとう!と思う
佐久間くんは右肩にピンクのふわふわが乗っており、衣装天才!!となるやつ
めめさくは相変わらず雄同志のぶつかり合いだし、最後の腰フリもしっかりエロさを発揮しているし、大好きな演目の一つ
改めて五関くんの振付は足がすごい動くなという印象を持った
11.Crazy F-R-E-S-H Beat
予告などでネタバレしていたとは言え、大スクリーンでこの曲を見ることができる日が来るなんて、スノ担幸せじゃない?と思う
衣装はMVとは違うものの、全体的に白と紺色かな?黒かな?の2色使いで白堀なので、Snow Manのダンスの良さが存分に発揮されていると思う
佐久間くんはこの曲の時色が抜けてきているので、髪色が少しグレーがかっていて、ビジュアルが大好き!
「隠したところを見せてDesire」は、通常テレビ画面だとお顔まで入れてしまうと肝心の隠したところが見づらいからか、最近は腹筋Onlyのカメラワークが多かったので、映画では普通にお顔も入った腹筋で、大画面に映る「隠したところ」は最高に素敵だった
12.Black Gold
新曲なので、先行上映で初めて見た時は「?????」となった
佐久間くんが始まりなので、「えっ、えっ、いつまで佐久間くんのターンなの!?」と戸惑いすぎた記憶が残っている
さくラップ→こじラップ→だてラップ→なべBメロ→あべサビ
いわラップ→めめBメロ→ふかサビ→ラウソロ→全員Cメロ→サビ
こんな感じ
どこをサビとするのか分からないので、ひとまず「おおおおお~」のところをサビと仮定してみた
個人的には、佐久間くんが普通のラップ、こーじがキー高めのラップ、舘様がメロディーがある上がり下がりのあるラップと繋がっていく感じがすごく好き
舘様のラップがかっこよすぎる…
一人一人メンカラのライトを当ててもらって、ソロパートの長さもそれぞれ長いので、ゆっくりと一人ずつ鑑賞できると思う
個人的にはふっかの衣装が死ぬほど好き(パーカー大好物)
全員が揃ってからのダンスは、少し攻撃的でめちゃくちゃかっこいいので、これもいつか定点動画とかMVとかになったらいいなと淡い期待を持ってしまう
13.五右衛門ZERO
こちらも佐久間くんが出ていないので、ゆっくり全員を鑑賞
今回初めて、刀投げに続くストーリーがハッキリと理解できた
今まで刀投げって演出やるんだなーという程度にしか理解していなかった自分が恥ずかしい
五右衛門の照くんは、いつも短時間で公開お化粧だけど、今回は映像のためゆっくりプロにメイクしていただいたということで、死ぬほど美しい五右衛門のお顔になっている
本気で綺麗
隣にいるだてこじのお化粧も美しい
普段は使っていない水色も入っていて(髭??)、衣装と相まって鮮やか
途中から出てくる双子のようなふかラウも、お化粧がプロによるもののためとても綺麗
そして、通常の歌舞伎だと屋号を叫ぶのだと思うけれど、ここではサラウンドで自分の後方から「いわもと~」「みやだて~」「むかい~」「ふかざわ~」「らうーる~」と掛け声が入って、とても面白い
本物志向なの、とても好き
緑チーム(ふかラウ+アクションの皆さん+IMPACTors)VS五右衛門チーム(いわだてこじ)の戦いで、五右衛門照がふっかに刀を取られてしまい、それを舘様が取り返して、五右衛門照が大勢に囲まれて絶体絶命!になった時に、舘様が遠いところから本人の刀を返すというのが刀投げまでの流れ
私の浅い知識だと、五右衛門は天下の大泥棒だから、緑チームは人数も多いし治安部隊(警察みたいな?)なのだろうと思っていた
色味的にも緑の正しそうな色と、赤の攻撃的な色だったので…
ただ、ふかラウの衣装の二の腕辺りに大きな髑髏がついていて、「はて?ふかラウは悪役?なのか?」と疑問に思って今に至る
調べて勉強してからもう一度鑑賞しよう…
14.男と女の舞
今回からめめが男で参加し、めめあべとなべさくの2ペアを楽しめる仕様になっている
めめあべ…今最も需要が高い?やつ…と思ってそっと見ていた
(個人的に阿部ちゃんを女として扱うのは好きではないので💦)
ただ、今回はあべちゃんの妖艶な女形だし…と見ていると、あべちゃんの妖艶さが昨年とはレベチだった
何あれ?びっくりするくらい妖艶
遊女の設定で、ピンクの艶やかな着物を大きく着崩して、上に結った髪の毛も少し乱れ髪
お化粧もプロにやってもらったからか、昨年以上に女性らしさがマシマシでただただ圧倒された
めめははじめての男役だと思うけど、お化粧も綺麗だし、あべちゃんとの身長差が美しくて見栄えがいいなぁとすごく思った
なべさくは、とにかくかわいい!
なんだこれ!
めめあべとの差が激しすぎる!
そもそも佐久間くんの生娘は本当に可愛くて、おてんば感満載で、座っているなべの後ろから目隠ししちゃうところとか、So Cuteでしたよね
お化粧がプロの手なので、こちらも異様なほど美人
4人一緒になってから、めめあべは遊女と男でキスを、なべさくはこっち見て見て!きゃはは~という感じのかわいいたわむれをしていて、2組の男と女の違いが素晴らしく、あべさくの女形の作り込みに感嘆の声をあげた
ちなみに4人になって全員で舞う時に、佐久間くんは一度扇子をぽんと上に軽く飛ばして、扇子の根本ではなくオレンジの紙が貼ってあるところに持ち替えて踊るのだけど、その一連の動きが可憐でかわいくて、おてんばででも美しくて、私の大好きなシーンである
15.総踊り・花鳥風月
通算4回見た現在、今回の映画で一番好きなシーンをあげるなら総踊りだと胸を張っていえる大好きな演目
例年、歌舞伎でやっていた役の衣装のままで優雅に踊る総踊りだが、今回は和の衣装を脱ぎ、洋服に裸足のSnow Manが踊り狂うのだ
後ろにいるIMPACTorsは例年通り和服のかわいらしい水色とピンクの衣装で、また背景には鮮やかな花がたくさん描かれているポールが立っていて、背景は真っ白なのに、画面全体が色の暴力かなと思うくらいカラフルで美しい
その中に紺色の長めの薄い上着を羽織い、紺地に白で同じ花柄が描かれたゆるめのパンツ、裸足と首元に炭で汚れたような跡をつけて踊るSnow Manが逆の色味でとても映える
映像美だなと思う
さらに、この楽曲はYOSHIEさんの振付とのこと
V6の三宅健くんが尊敬してやまないYOSHIEさんを滝沢歌舞伎に引き連れてきてくださったことで、滝沢歌舞伎だからYOSHIEさんの振付を踊るSnow Manが堪能できるのだと思う
YOSHIEさんの振付は、どちらかというと上半身の動きが多彩なイメージ
上半身にロボットダンスの動きも入り、上半身で表現力豊かな振付なので、MIHでの足中心の踊りを見た後だと、「こんな踊りもできるんだ!」と感動すると思う
佐久間くんは、特にYOSHIEさんの振付得意だと思う(個人的な感想)
以前MASKでの踊りも滝沢くんや三宅くんに表情がいいと絶賛されていた(2018のBBQ映像にある)通り、表情を振付の一部として取り入れている佐久間くんがとても映えるのがYOSHIEさんの振付なんじゃないかと私はすごく感じている
特に、後半の落ちサビ後の「ダダッ!」という音にはめるように体をドクンと動かしながら、口をカッと開くところは、毎回見ると心臓を握りつぶされるような感覚に陥る
とにかく感情をすごく揺さぶられるダンスなので、一度でいいから総踊りの佐久間くんを見て欲しいと切に願う
ちなみに2019年滝沢歌舞伎ZEROのDVDの総踊りは、五右衛門ZEROと男と女の衣装で柔らかく踊るSnow Manたちが見られるので、こちらも見てから映画を観て、同じ曲なのに衣装や振付でこんなに表現が変わるんだ!というものを感じて欲しいなと思う一曲
16.鼠小僧治郎吉
導入は、将聖くんが目覚ましで起きるところから
総踊りまでは夢の中だったのかな??
おなじみの面々が団扇に顔を貼られており、将聖くんにお丸が話しかけるところから始まる
呆れた顔で滝沢歌舞伎の絵本を開き、鼠小僧の冒頭を読み上げる
「死にました」と読むと、そのまま鼠小僧の葬式シーンに突入するという形だ
鼠小僧に関しては、日光江戸村での撮影もあり、いつもの楽しい面々が急に現実に降り立ってきた感じがして、その違和感が楽しくなってくる
水戸黄門の世界にみんなが迷い込んだみたいな、なんか不思議な感じ
話の流れは昨年同様、鼠小僧治郎吉が鉄砲でやられて、江戸の町の治安が乱れてきたから、治郎吉の代わりに二代目鼠小僧になってほしいとお願いされた新吉(照くん)の心の動きがメインのストーリー
お丸(ふっか)やあべぞう(あべちゃん)が新吉を後押ししようと奮闘したり、徳俵親分(だてさま)も鼠小僧をなつかしんだり、官兵衛(こーじ)、半兵衛(めめ)以蔵(ラウ)が江戸を乗っ取ろうと悪事を働いたり、金さん(さく)銀さん(なべ)がふざけたりしている
私は2012年から2019年までの滝沢歌舞伎のDVDを買い集めてすべて何度も見ているのだけれど、お丸と金さんは本人たちのための訳だというのがすごくよく分かって、当初からのびのびとやっていたと思う(もちろん試行錯誤はしている)
徳俵の親分は、正直ずっと存在感が薄かった
新吉もそんなに目立つ存在だとは感じなかった
この二人が昨年ZEROになって、物語の主軸に近い存在になってきたことにも驚きだったし、お丸と金さんができた時、新吉は一応名前があるけれど、嫌われ者のキャラだった(あべなべは現在IMPACTorsがやってるようなちょっとチャラいキャラをやっていた)
正直な話、初期はお丸と金さん以外は名前があるその他のキャラという感じだったし、鼠小僧+お丸、黒影組(デビュー組)、金さん(被害者)という構図で話が成り立っていた
滝沢くんが現役を退くのを決めたのは結構急だったと聞く
そのあとSnow Manにメンバーを追加することを決めて滝沢歌舞伎ZEROとして始動させるのに、鼠小僧がいないとなると演目が変わるのか?と思ったら、鼠小僧をいなくして二代目を立てるというストーリーにしていて、いろいろと本当に驚いた
まず継承という意味で、滝沢くんからSnow Manへの継承を表しているストーリーだなと思ったし、その継承するメンバーが結果的に当初はメインストーリーにあまり関係のなかった新吉という嫌われ者の役をしていた照くんという点に驚いた
いつから考えていたんだろう
今考えれば、照くんが鼠小僧を踏襲するのはスノ担としてすごく納得感が得られるのだけれど、新吉は単なる嫌われ者の役だったし、照くんは演技を買わせていたからか、その前も敵役をよくやっていたので、その流れで新吉になっただけだと思っていた
健くんが出ている時は、治郎吉(滝沢くん)と仙吉親分(健くん)がメインだったので、使えない徳俵親分と嫌われ者の新吉みたいな役回りだったのに、その新吉を照くんがやり続けて、結果的に二代目鼠小僧になるなんて、エモい!エモいぞ!と一人で毎回思っている
(長い上にどうでもいい話)
個人的には、金さんがもはやメインの話から外れて、単なるギャグ要因になっているのが少し悲しいけれど、楽しそうな金さん銀さんは重たい話の多い二代目鼠小僧の中での箸休め的な感じがして好き
来年は新吉が二代目鼠小僧になるのかな?
そうしたら金さんはまた騙されてお金取られちゃうかな?
でも銀さんがいるから何か戦いがあったりするのかな?
と妄想を膨らませて、今後の鼠小僧のストーリー展開が気になっている
最後の水も滴る殺陣連発は、とりあえず金さん銀さんの死ぬほどかわいい見得切りを何度も見られて、最終的にお顔ぴとっと引っ付けてにっこり笑う金銀が見れるだけで毎回ほっこりする
新吉が切られそうになって、鼠小僧が現れて小判が撒かれておしまい!だけど、何がおしまいなのかよく分からない…
ただ水濡れで必死なSnow Manの上に小判が降り注いでいて、9人で見得を切るところで「終わったー!かっこよかったー!」という気持ちにさせられる
17.WITH LOVE
鼠小僧で「終わったー!完全燃焼ー!」ってなったところで、おなじみの「WITH LOVE」
いわ→あべ→ふか→なべ→めめ
だて→さく→こじ→ラウ
たぶんこの順番でソロを回して歌って、ラストは全員で手話をしながら歌うスタイル
この曲も大好きすぎて、先行上映の時はガチ泣きしたし、未だにここに来ると目元が緩む…
佐久間くんは五条大橋のナレーションと同じく足組スタイルでとてもかわいいです
最後の追加部分に関しては、全員がカメラを見てくれるので、涙が込み上げてくる
歌詞を見て噛みしめて、メンバーの笑顔を見て泣く
これがWITH LOVEを見る時のルーティーンになっている
18.エンディング
スタッフロールの隣の小窓で自撮りメンバー紹介がてらの「LOVE」
明るい曲で終わるのが大好きだったので、この曲を聞けたことがとても嬉しかった
佐久間くん的注目ポイントは、劇場に入った後後方でラウちゃんとずっとヲタ芸をしているところと、久しぶりに見せてくれたさくピース(止まらないからほとんどブレてて見えないけど)、全員で座りながらラスサビ歌うところで、しょっぴーに頼まれて「ッシャーーー!」をやって、目の前のしょっぴーとめめが大爆笑してくれて、さらに曲終わりにもう一度「ッシャーーーーー!」をやって、めめあべなべが大爆笑してくれるところが見どころ
そのあと、鼠小僧衣装でのCFB
マジで天才
深澤さん、ご提案ありがとうございます
ほんと好きすぎで何回でも見れる
ちなみに、ここの佐久間くんは金さんですが、金さんと佐久間くんを行ったり来たりするスタイルです
素顔4で見せた、お丸と金之助の「逆転ラバーズ」と同じく、金さんっポイと時と佐久間くんっぽい時が入れ替わり立ち代わりくるので、感情が大変忙しい
隠したところは頭のお禿でこれまたかわいすぎる…
上映期間が終わったら、あの場面だけYoutubeにUPしてくれないだろうか…
それから最後に青い「ひらりと桜」
個人的には佐久間くんにピンクが似合いすぎているので、青には若干の違和感があるけれども、その違和感を与えるという意味ではとても大成功だと思う
色が派手で美しい
青もいいなぁと毎回見ながら思い、ピンクがもう一度見たいなぁと思考がループしていく…
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長々とネタバレで好き放題書いたけど、4回見てようやくこれくらい覚えられたので、まだまだ暇を見つけて見に行っては細かい発見をしたいなぁと思っている
佐久間くんばっかり見たいけど、他の8人も結構見たいので、なかなか毎回目が足りなくて本当に困る
早くDVD化して欲しいなー
何度だって巻き戻して見れるんだもんなー
DVD化する暁には、番宣として鼠小僧CFBと総踊りをYoutubeにUPしてほしいと思ってる