障害厚生年金受け取りやすくなる⁉︎
お盆休み呑んだくれた僕は明日から呑まない日を迎えるにあたり、なんだかそわそわして身のやり場がない状況の依存症男ちゃんさとです。
♯休みの日が終わる
♯週末飲酒再開
さて本日はもしかしたら障害厚生年金が受け取りやすくなるかもって改正案がでているよって話です。
まだまだ先になりますが、こんな感じで動いているのねって感じで知っていただくとありがたいです。
障害年金の相談にのっていると要件が満たされずに泣く泣く諦めざるを得ないことになっている方が沢山いらっしゃいます。
例えば初診日の特定が難しかったり、納付要件が足りなかったり、ずっと働き続けていたのにたまたま転職するタイミングで事故にあってしまって障害厚生年金の対象じゃなかったりと様々です。
そもそも障害年金には障害基礎年金と障害厚生年金の2種類があるんだけど、障害厚生年金の方が断然に有利なんです。
障害基礎年金は1級、2級しかないのに対し、3級まで存在する。
そして障害厚生年金は障害基礎年金の上乗せ部分になるので金額も大きくなるんです。
でもってこの障害基礎年金、障害厚生年金ってのができたのが、1985年の改正から。
それまでは障害福祉年金とかって名前で金額も今よりも安い感じだったみたいです。
なおかつ任意加入だったので加入していなければ受け取れないし、世帯の年金水準にかなりの差が出てきてしまっていたりもして、改正されて国民年金は国民の義務となって障害基礎年金、障害厚生年金ができたんダス。
♯ダス
できたものの、この障害厚生年金はかなり要件が厳しい。
何度もここでも言っていますが、障害年金は初診日が超重要。
初診日とは障害の原因となった病気やケガで初めて医療機関にかかった日のことなんですが、この初診日が国民年金の加入中だった場合は「障害基礎年金」。会社員や公務員で厚生年金の加入中だった場合は「障害厚生年金」となり、「基礎」と「厚生」がダブルで支給されるんです。
もっと詳しく言うと例えば会社員時代に病気になっても、医療機関に受診したのが退職後だったり、会社を辞めて転職中だった時に事故にあって障害を負ってしまった場合はそれまでどんだけ長く厚生年金に加入していたとしても支給されるのが「障害基礎年金」だけになってしまう状況です。
初診日のわずかな違いで年金の有無や、支給額が大きく左右される構造上の問題に関しては以前から改正を求める声が上がっていましたが、この度「障害厚生年金」を今よりも受け取りやすくする法案を2025年の年金制度の改正案に盛り込む方向で動いているみたいです。
これが実現すれば1985年改正以来の40年ぶりなんですって。
ぜひともぜひとも良い方向に行ってほしい。
良い方向に行って今よりも受け取りやすくなったら救われる方がどれだけいるだろうか。
ではまた。