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就労支援の新資格‼︎障害者就労支援士(仮称)って何??
昨日子どもとサッカーをしていてフェイントをしようとして瞬間に首の捻挫をしたちゃんさとです。
♯もうフェイントとかしない
♯身の丈にあったプレーをしよう
さて。
本日は就労支援の新資格‼︎障害者就労支援士(仮)って何?ってテーマです。
まず厚労省より出されているこちらを見ていただけると良いかなと。👇
https://www.mhlw.go.jp/content/11704000/001318026.pdf
色々賛否あるとは思いますが、タイトルで表すならこんな感じだと思います。
「障害者就労支援の未来を変える!新資格制度と支援の質の向上」
報酬改定の影響で潰れたりB型になった事業所は4000事業所なんて言われていて、障害者就労支援の世界で大きな変革が起ころうとしていいます。
でもこれは報酬改定で急に変わったというよりは、以前より問題視されていた点ですね。
身もふたもない話をすればしっかりやっていたところはそのまま生き残ってるってところです。
♯言い過ぎました
支援する人を支援する。これが今、最も注目されているポイントです。
なぜなら、支援者がより専門的になることで、障害のある方々の就労の可能性が大きく広がるからです。
【いま、なぜ新しい資格制度なのか】
現在の障害者就労支援の現場では、いくつかの課題が浮き彫りになっています:
支援の質にばらつきがある
支援者の社会的認知度が低い
福祉と雇用の連携が十分でない
これらの課題を解決するため、新たな取り組みが始まろうとしています。
【新制度の3つの柱】
基礎研修と専門研修の整備
全支援者向けの基礎研修
段階的な専門研修の導入
雇用と福祉、両方の知識習得
ジョブコーチの資格化
専門性の社会的認知向上
スキルの標準化
支援の質の向上
将来的な国家資格化
・まずは民間資格としてスタート・全国統一の評価基準確立・支援レベルの標準化
そんなこんなで新資格というわけです。
【障害者就労支援士(仮称)】
厚労省指定検定(民間検定)ということであえてメリットとして考えられることは…
・厚生労働省による検定水準の保証
・基礎的研修の受講免除
この2つかなと思われます。
受講要件としては…
・障害者就労支援の実務経験3年以上の者
・職場適応援助者養成研修を修了して、障害者就労支援に従事している者
【期待される効果と支援者に求められる視点】
支援者のキャリアパスが明確に ・全国どこでも一定水準の支援が可能に ・障害者雇用の促進 ・職場定着率の向上ですね。かなり大きな壁ですが、ここは長期的に見て目指したいところ。
そして従来の福祉的な視点に加えて、雇用管理や職場環境整備といった視点も必要になってきます。まさに、福祉と雇用の橋渡し役としての役割が期待されています。
ここは誤解のないように言っておくと、すでに現行の中でもこの辺りをしっかりと意識して実践して福祉って枠組みを超えて実践している事業所だったり、そんな方々もいるってことですね。
【まとめ】
たかが資格という方もいるかもしれません。こんな資格が根本的な解決になるのかって思う方もいるのかもしれない。
でもこの新しい資格制度は、単なる資格の追加ではありません。障害者就労支援の質を全体的に底上げし、より多くの方々の就労を実現する大きな一歩となるはず。
といった意味でジョブコーチの上級資格的な位置付けになる印象ですね。また、ジョブコーチ研修の倍率も上がる可能性もあるかなと。
障害者就労支援の世界は、今まさに大きな転換期を迎えています。新しい資格制度の導入は、支援者の専門性を高め、ひいては障害のある方々の就労機会の拡大につながるでしょう。
これは、誰もが自分らしく働ける社会づくりへの重要な一歩です。支援する人を支援し、その力を最大限に引き出すことで、より多くの可能性が開かれていくはずです。
今後も、この分野の動向から目が離せません。共に学び、成長していける支援者を増やしていくことが、よりインクルーシブな社会への近道となることを願っております。
それではまたー。