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カメラ三脚に付ける自由雲台のはなし

アルカスイス互換

みなさん、おはようございます。
みなさんは、カメラの三脚はお持ちですか?どんな三脚ですか?そして雲台は何を使われていますか?
私はこれまでManfrottoの三脚と、買った時に一緒についてくる自由雲台を使っていました。
そして、月の撮影とか超望遠でかつ少しでも動いてほしくない(シャッタースピードがそこそこある)撮影の時は同じくManfrottoの3Way雲台を単体で購入して使っています。

XPROギア3WAY雲台 MHXPRO-3WG

いや、この3Wayの雲台なんてギア式なので微妙な角度調整も出来て、とても良い雲台ですよ。
ただ、manfrotto三脚に付いてきた自由雲台は、な~んかちょっとか弱いというか、貧弱というか…
カメラ約700gにレンズ約500gで合計1.2Kgでも、なんかちょっとずっしり・しっくりこない感じで、せっかくの三脚撮影でもガッツリ固定されていない感がありました。

Manfrotto三脚に付いてきた自由雲台

いや、そもそも趣味のカメラを本格的に初めてようやく1年になる私にとっては三脚というのはあまり気にする存在ではなかったのです。
家にあった、Hakubaの三脚(雲台も取り外し不可のもの)で十分使えていたし、軽くて良いな…くらいに思っていました。
しかし、いろいろ調べてみると、やはり三脚は用途によっていろいろあり、
ガッツリ構えて撮りたい、しかも登山とかに持参するようなことでもなければ、脚径は25cm以上あった方が良い…とか、軽いとカメラが揺れる…とかあるようでして…
おっと!三脚の話ではなく、雲台の話だった。
で、さらに雲台もいろいろなメーカからいろいろなタイプの雲台が出ているようで、「自由雲台」というのもこの1年で覚えて知ったアイテムです。

アルカスイス互換とアルカスイス

んで、自由雲台は「アルカスイス互換」となっていました。
(ふ~ん、何かの規格かしら?)と思いながら、この雲台に合うプレートとかをamazonで見てみると、まぁ、どこもかしこも「アルカスイス互換」だらけ。
アルカスイスってなんやねん!!JIS規格みたいなやつなのか!?
と、ググってみると…
なんと、スイスの業務用カメラ機材メーカーでした。
本社はフランスのようです(wikiで見ました)
日本ではケンコープロフェショナルイメージング(KPI)さんが総代理店とな。
そして、KPIのHPでアルカスイスの雲台を見てみますと…
「まぁ!最低でもMonoball Z-1シリーズが8万円とな!」
下手すりゃ、中古のカメラが余裕で買えちゃう値段ですよ!
いったい、どれほどすばらしいものなのか…
と思っていたのが、2024年8月ころ…

じゃ~ん!

いきなりですが、手に入れました!
いや、新品はちょっと、おこずかい的に無理だし、探しに探して、悩みに悩んで、中古のMonoball B1という、相当過去のものであろうアルカスイスの自由雲台を入手しました!
お値段は2万8千円!
それでも十分高い…

だけど、使い心地は別物…

しかし!しかしですよ!
性能は、まぁ何て言いますか…
今までの雲台はいったい何だったのか!というほど素晴らしい!
まったくの別物です。
まず、大きさが大きくてしっかりしています。
耐荷重40Kgだそうで、そんなに要らないにしても下手すりゃ小学生が乗っても壊れないわけでしょ?(まぁ、雲台に乗る小学生などいないですが…)
そりゃぁ、ガッシリしてますよ。
さらに、ポールの固定もメモリが0~12まであるのですが、10を超えたあたりでは、もう手で動かそうとしてもビクともしないです。
いやぁ、今までの雲台はどんなにきつくしめても、カメラ乗ってるとちょっと力加えたら動いちゃったもんね。

Manfrottの自由雲台がおもちゃみたいに見えてしまうこのサイズ感の違い!
もちろん、Manfrottoの雲台だって、コンデジとかそういうのなら十分使える雲台だとは思いますよ。
だけど、1Kg超えたものだとどうしても、しっかりとは支えきれないんじゃないかなぁ…

私の所有している野鳥システム。
FUJIFILM X-T5とXF150-600mmです。
総重量は2Kgくらいだと思いますが、ぜーんぜんビクともしない。
なので、これなら野鳥撮影はしっかり行えるし、扱いやすいので撮影が楽になるのではないかと思っています。

さぁ!この週末は、いよいよヤマセミを狙いにいくぞぉ!!

おしまい




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