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『Fujii Kaze Stadium Live “Feelin’ Good』感想


日産スタジアムで行われた藤井風のライブ1日目(8/24)に行ってきた!!チケットが当たった日は狂喜乱舞し、その日からずっと天気が良くなるように祈り続けながらその日を待っていた。
祈りが届いたのか(?)この日は午前中から昼過ぎは青空が広がり、ライブ開始前は雲が多くなるも雨が降る事も無く無事にライブが行われた。


1日目のライブはYou Tubeで配信されており、配信後も8/26までアーカイブが見られる・・・予定だったのだが、何と公開期間が延長したので今でも見られるようになっている。
だから感想を書いた所で「動画の通りです」と言えばそれまでなのだが、現地でライブを目の当たりにした人間としてセットリストを見ながら簡単に感想を書いていこうと思う。


まずOP。アーカイブで見ても分かるように大谷のCMが流れた瞬間会場で笑い声が起きているのだが、この時流れた2つのCMは開演前に何回か流れていたもので、18時を回った頃会場に流れていたSEが止まって「いよいよか!?」という空気になった所にこのCMが流れたものだから皆思わず笑ってしまったという経緯がある。ちなみに大谷さんは丁度この日の試合でサヨナラ満塁ホームランを打ち40-40を達成した。

前述のCMの後、これもCMと同様に「MAKE SOME NOISE」と称して客席を映すという催しを何度かやっていたのだが、まさかそこにスタンド席に座る風くんが映るとは誰も思わず会場は騒然。この映像はエキストラを交えて別日に撮ったものだと思われるが、その後切り替わった映像では正真正銘本人がアリーナ席へ登場、そのまま通路を歩いてアリーナ席中央に置かれたピアノへと足を運んだ。

ところで私が座っていた席なのだが、何とそのピアノの近くの席だった!!!だから風くんを10メートルあるか無いかの距離で確かにこの目で目の当たりにした!!!
本人を目の当たりにした時「綺麗・・・」という言葉が頭に浮かんだ。照明が当たっていたからではなく、ただ彼自身から輝きが放たれているような、そんな風に見えた。一体どんな確率であの席を引いたのだろう・・・。あの日は人生最大の強運だったと今思い返してもそう思う。

お前本当にそんな席に座ったのかと思う人もいるかもしれないから写真を載せたいのだけれど(今回のライブはスマホでの撮影が許可されていた)、実は前述のアーカイブにも顔の判別は出来ないけど自分の姿がしっかり全身映っていて、それが何か恥ずかしいのでアーカイブの公開が終わったらその時載せようと思う。


1.Summer Grace
颯爽と現れた風くんはアリーナ席の中央に置かれたピアノで「grace」を演奏。3年前に同じく日産スタジアムで行われた無観客ライブ”Free”を彷彿とさせるが、あの時とは違い会場いっぱいに集まったファンに囲まれて演奏という何とも感慨深い演出。
何より自分の目の前で弾いているというのが本当に夢のようだった・・・。


2.Feelin’ Go(o)d
3.花
4.ガーデン
5.特にない
6.さよならべいべ

舞台はメインステージへと移り現行の最新曲「Feelin’ Go(o)d」で始まった。2つの大きなスクリーンに風くんが映ると更に歓声が起こり、会場のボルテージは1曲目にして上がっていた。曲が終わると風くんは決めポーズのまま1分ほどフリーズ。自分もこれを見た時に(マイケル・ジャクソンのやつだ!)と思っていたが、同じ事を考えた人も多いでしょう。
最初は歓声が上がっていたが、段々笑い声に変わっていった。彼はつくづく人を驚かせるのが好きなんだと思う。
そしてA.G.Cook繋ぎで「花」。どちらも柔らかなサウンドが特徴的だが、自身を含めてスタジアムは熱狂していた。
それからは心身ともに軽くなるようなナンバーが続いた。「ガーデン」ではハミングのコール&レスポンスが行われ、「特にない」でも手拍子か指パッチンで会場が1つになった。そして「さよならべいべ」では風くんが自転車に乗って、スタンド席をなぞるように外周を走り、近くを取った席からは歓声が上がっていたので、スクリーンを見なくても声だけでどこにいるか分かった。


7.きらり
8.キリがないから
9.燃えよ

インタールードを挟んでダンサブルなパートへと入っていった。「きらり」のラスサビでの熱唱が最高!「燃えよ」もこの曲に限った話では無いが、ネトフリで見たパナソニックスタジアムでのライブよりダンスパートが増えていてかっこ良く、アウトロでのショルダーキーボードのソロも見られてまさに燃えるようなパフォーマンスだった。本当にライブって楽しいよね・・・。


10.風よ
11.ロンリーラプソディ
12.死ぬのがいいわ

メインステージのバックスクリーンも夕暮れから夜になり、デビュー以降では初のバンド編成でのパフォーマンスという「風よ」「ロンリーラプソディ」の2曲が披露。その後湘南乃風の「恋時雨」をピアノの弾き語りで披露するのだが、自分はこの曲を知らなかったので、新曲が始まったのかと思ってしまった・・・。
そして恋時雨から繋ぐように「死ぬのがいいわ」が始まった。バックスクリーンは星空が広がり、こんなに綺麗な始まり方があるんだと演出にうっとりしていた。そしてこの曲の後半の盛り上がり、特にギターが最高!今回TAIKINGのギターが生で聴けたのも嬉しかった!ここはぜひアーカイブで確認して欲しいところ。


13.Workin Hard
14.damn
15.旅路
16.満ちてゆく
17.青春病

バンドセッションに合わせてダンサーによるダンスが披露された後、風くんはサックスを吹きながら登場。本当に彼は多彩だと思っている内に「Workin’ Hard」に突入。ここは原曲だとピアノで始まるのだが、今回はギターがイントロを刻んでいてまた違った印象がある。
こうしたライブならではのアレンジは言うまでも無くライブの醍醐味だが、自分だけではなく観客皆も特に驚いたであろうアレンジが「旅路」。まさかのロックアレンジで、旅路を聴きながら激しく体を揺らす事になるとは思いもよらなかった。曲の後の会場の歓声は、興奮だけではなく驚きも帯びていたと思う。
「満ちていく」では自然と観客がスマホのライトで会場を照らし、星空のような美しい空間が広がっていた。生で見たあの光景は本当に絶景だったし、風くんが序盤のMCで「みんなのライブに来てます」と話していたが、それが具現化されたかのような空間だった。


18.何なんw
19.まつり

ここでバンドメンバーとダンサーの紹介が入るが、この時既に「何なんw」のフレーズが演奏されていたので遂に来るかとワクワクしていた。そしてサビでは何なんの大合唱にアウトロでのアドリブピアノソロ。これがやりたかったし、これが見たかったんだよ!と長年の夢が叶ったかのような気持ちになった。
そして最後は「まつり」。イントロからして最高!!アーカイブだと客席の音を拾っていないから分からないけど、客席はこのイントロだけで歓声が上がり興奮に包まれていた。
自分は夏祭りというものに10何年も行っていないが、この曲で踊りまくって、花火を見上げた時、自分にとっての夏祭りはここしかないし、ここでしか味わえない唯一無二の祭りだと思う瞬間だった。



簡単ではあるけれど、以上がライブの感想になる。いやあ本当に楽しかった!!!ライブは最高だし、風くん本人もピアノ演奏も間近で見られるし、かけがえのない体験だった。4年前You Tubeでたまたま「何なんw」を聴きそれからずっと彼を追ってきたがが、本当に追い続けて良かったと思える日だった。
未だにライブの余韻が消えていないし、ここまで感想を書いておきながらこんな事を言うのもあれだけど、この気持ちは言葉にならないので、締めに何て書こうかも思いつかないまま締めの言葉を書いている。楽しかったとか、また行きたいとか、小学生の日記みたいな事しか書けない・・・。

本当はアーカイブが公開終了したら載せようと思っていたのだけれど、まだ見られるのでこの拙い記事を見て気になったという物珍しい人や、何言いたいのか分かんねえよという人はぜひアーカイブをご覧になって頂きたい。

そういえば今回のライブは2日合わせて14万人も動員したらしい。パナソニックスタジアムが2日合わせて7万人という事だったので、今回もそれくらい来るのかな~と思っていたのだが、倍も来ていたんだ・・・。人が多すぎると何万人いるのか分からなくなっちゃうね。


彼は今後アジアツアーを控えているが、また日本でライブをすることがあればぜひとも、もちろん、もう一度、いや何度でも行きたい。しかし今回はあまりにも運が良かったので、今後チケットが取れるかどうか分からないね・・・。




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