好きなアニメの話No.7「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」
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↑前回
1か月に1回の投稿で全10本完結させるつもりが何か月も放置してしまいました・・・。
といった書き出しの下書きを書いてから更に3ヵ月以上も放置してしまいました。あはは・・・。
今回は何の脈絡も無く急に観返したくなったから見ていたアニメを取り上げます。
・アイドルアニメ数あれど・・・
今回は『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』について書こうと思います。アイドルアニメは毎クールのように放送されるほど沢山ありますが、地域に根差した活動をするローカルアイドルについて触れるアニメはそう無いと思います。近いものだと一昨年(下書きだと去年になっていた・・・)放送された『推しが武道館いってくれたら死ぬ』や『おちこぼれフルーツタルト』といった作品がありますが、ろこどるとは似て非なるものだと思います。
・あらすじ
本作の主人公である宇佐美奈々子は、改装した市民プールへ行くのに着ていく新しい水着を買うためにバイトをしようとするのですが、親に反対されてしまいます。そこへ市役所に勤めている叔父からその市民プールでのバイトを紹介されるわけですが、半ば騙され半ば脅され、ローカルアイドル、通称ろこどるをやる事になります。
そこで既にろこどるとして活動していた1つ上の先輩、小日向縁と「流川ガールズ」というアイドルユニットを組み、ゆるキャラの魚心くんや、マネージャーや市民の方々と協力しながら地域に根差したアイドル活動をしていくといった話になっています。
地方の低予算ケーブルテレビの収録や、地元のイベントでの活動、またひょんなことから魚心くんのバーターとして出る事になった全国ネットのテレビ番組の出演など、様々な事に翻弄されながらも、地道な活動を通じて段々と流川市民からも受け入れられていきます。
終盤では芸能事務所に所属し全国で活動しているろこどるも登場します。彼女達も他のろどこるのようにイベントで物販を手伝いたいと思っていても、人気がありすぎるが為にそうした活動を制限させられていて人気とは対照的に地元に貢献出来ないという迷いも見られます。今作は今も連載中なので、アニメは話半ばで終わるわけですが、他のろこどるとの交流をきっかけに地元の為に出来る事とは何か、ろこどるとは何かを示しながらラストへと向かっており、1作のアニメとしてまとまった内容になっていると思います。
また、アイドルアニメといえば必ずライブシーンがあり、そこでは勿論持ち歌が披露されるわけですが、ろこどるの場合、流川市の市歌『あぁ流川』、魚心くんのテーマソング『魚心くんソング』の2曲のみで回して、彼女達自身の曲である『流川ガールズソング』は最終回に初めて披露となります。まどマギでまどかが最終回にようやく魔法少女になったくらいの焦らし具合ですね。
本作はアイドルものを主軸としながらも、登場人物も女の子ばかりで日常系の要素も強いのできらら作品を見るような感覚で緩く見られると思います。