「灰と幻想のグリムガル」感想(と余計なおまけ) #5
マナトが死んだ後で全員意気消沈の様子。冒頭からランタとユメは言い争ってしまうのですが、この言い争ってもどうしようもない感じがさらに悲しさを増します。
今回はOPもなく、ハルヒロとランタとモグゾーは酒場で飲むシーンに変わるのですが、やってられん、他の仕事かあ、と傍から見れば仕事に疲れて転職を考えている疲れたサラリーマンのようです。しかし事態はそれよりも深刻です。(この辺自分から出した比喩とはいえ1度転職した身としては辛い)
そこへキッカワという1話に出たきりのキャラが出てきます。現実世界でいえばウェイで、ハルヒロたちだけでなく、ウェイとは無縁のオタク視聴者までもめんどくさい奴と思わせるくらいのダル絡みをしてくる人です。マナトの死を聞いて「そっかーめんごめんご」とお前4話見ろよと思うくらい軽く返すのですが、またしても軽いノリでまあ神官は狙われやすいからなーと言います。少しは配慮とか自重って事を知らないのかとも思うのですが、ハルヒロ達は神官が狙われやすいというのを知らなかったので、これはこれでよかったのでしょうか。ゴブリンってそこまで考えてるんですかね・・・。
その話の流れでメリイという神官の女の子を紹介され、パーティに入る事になりました。しかしこの子はまた曲者で協調性も無い、自分勝手と完全にパーティを困らせます。何で入ったんだろう。意外とメリイの初登場回は出番が少なく、新メンバーながらも上記のような調子なので回想で終わってしまいます。
そのあとも酒場で飲み明かしてる所にレンジが来て、マナトが死んだ見舞いという事で金貨1枚を置いていこうとします。しかしハルヒロは直ぐに返すのですが、ここでランタは貰っておけよと怒ります。確かにそのままもらっておけば幾分か生活が楽になることは間違いありません。しかしモグゾーの言う通りそれでマナトが喜ぶのかというとそうでもないでしょう。こういった意見の食い違いというのはパーティがバラバラになっているのが分かるシーンでもあります。
帰った後、シホルの入浴シーンというサービスカットもあり一時の癒しかと思えば顔は浮かない様子。そりゃあそうなんですけどね・・・。その後ハルヒロがユメに2人に相談もしないでメリイを勝手にパーティに入れたことを謝るのですが、ユメはそうじゃないと言い返します。みんな話そうとしなかった、みんなが悪かったとハルヒロ1人が間違っているのではないと言います。マナトが死んでから全員の思いが食い違い苦しい数日を過ごしてきました。そこでハルヒロは1人では出来なかったことも6人なら出来た、1つのパーティになったんだとマナトの事を思い出しながら気づかされます。ハルヒロとユメは抱き合うように泣き崩れるのですが、ここも4話に続いて悲しい場面ですね。(ところでユメの服の横側が切れてるせいで肌が見えてエロい・・・)話し合うといっておきながら結局ハルヒロとユメの間でしか話をしていないのでこの事でパーティがまとまったとは言えませんが、少なくともいい方向には向かうと思わせてくれるシーンですね。
さてメリイも新しく加わって更に試練が増えたようなパーティですが、この後どうなるか気になるところです。
【おまけ:ユメの事エロい言い過ぎ問題】
物好きな人だけ読んでください。
まあぶっちゃけ体格的にはシホルの方がエロいですが、ユメって恥じらいが無いんですよね。ホットパンツの尻は向けるし(画面に向かってなのでキャラ目線で見るとそうでもないか)平気で生足晒すし、薄着でも平気だしそういった無意識のエロスというのが私的にはたまらないのです。以上性癖晒しのコーナーでした。