薔薇椿オイルについて|私の愛用品
自分の好き嫌いがよくわかっていない。
でも、好き嫌いがあることはわかっている。
そんな私でも、明らかにわかっている「好き」もある。
揺るがない愛用品というものがあり、
何度も同じものを買い続けていたり、
長年持ち続けて、手放せなかったり。
そんな、わかっている「好き」を具体的に1つずつ挙げていけば、
無意識の中にある判断基準が見えてくるかもしれないと思い、
書いてみることにした。
唐突だけど、私はヘアアレンジというものが苦手。
やり方がよくわからない以上に
ベタベタしたり、ごわごわしたりが苦手なので
ワックスとかジェルとかスプレーとか、
髪をセットするための、そういう類のものは
振り返ってみても一度も買ったことがない。
(思い込みでしかないかもしれないが、
べたべた、ごわごわしそうという先入観が強くある。)
アレンジに限らず、そう言えばトリートメント類も苦手。
シャンプーしたら、さすがにそのままじゃキシキシするかなと
コンディショナーやらトリートメントやら付けてみるものの、
それをお湯で流す「程度」がよくわからない。
(あと、そもそも、
コンディショナーとトリートメントの違いもよくわからない。)
いつまで経ってもヌルヌルする気がして、ずっとお湯で流し続けてしまう。
もはやそれはトリートメントつけた意味ないんじゃないか?
と思うほどのところまで、ご丁寧に洗い流してしまう。
とにかく私は、
髪は触り心地として「さらりとしていてほしい」らしい。
前置きが長くなったが、
そんな私が、ヘアケアグッズで使い続けているもの。
ナチュラルコスモの「薔薇椿オイル」、ただその1点のみ、である。
要は「椿油」。
で、その椿油に天然の薔薇の香りがついているのが
「薔薇椿オイル」なんである。
香りが良いのである。
平安時代くらいから、
それはそれは長い間、幾多の方々の髪を労ってきたであろう椿油。
いろいろ販売されているから、いろいろ試してみたわけで。
数滴でしっとり感が出て、でもサラサラに仕上がるオイルは魅力的。
でも、独特の油の匂いが苦手で
どうしても最後まで使いきれないものばかりだった。
それが、この薔薇椿オイルだと、
薔薇が良い塩梅に香る…!
天然の薔薇の香りが優しくて、使ってる時にふわわんと香ったら
その後はひっそりと影をひそめてしまうほどの上品さ、なのだけど。
でも、それでいい。
使う時、その香りがあるだけで、気分がもう、全然違う。
ドライヤー後の髪がパサついてるかなぁと思うとき。
2,3滴手にとって、薔薇の香りに包まれながら髪に馴染ませて
シトっとした質感に仕上がる、もうそれでよし。
これ以上求めることはない。
そんなわけで、今、私の髪は
洗った後、
ドライヤーで乾かして、
あらかた乾いてきたかなーというときに
パサつきが気になった日だけ薔薇椿オイルでちょっと潤す、という
超絶シンプルなお手入れ方法に落ち着いている。
困ることがあればまた見直そうと思うけど、
ここ数年のこのやり方が今までで一番心地よい。
薔薇椿オイルとはもう5-6年の付き合い。
全くもって回し者でもなんでもないんだけれど、
その存在を知ってもらえる機会かもと
書いてみている。
私の愛用品の中には、
もう廃盤になって買い足せないものもある。
薔薇椿オイルもそうなっては悲しい。
でも、1回に数滴ずつしか使わないから、
そんなにバンバン買い足すものでもなく、
私1人で貢献できる売上なんて高が知れている。
これからも愛用者が絶えず、
ロングセラーになってほしいと日々思っている1品なので、
ここに記してみたわけである。