第四章 プリフロップカテゴリー⑧ Mid-Low Pairs
・18.7%で配られる。
・平均のランクは、59.35%
RFI
UTG
8%のみオープン。
基本的にナッツのDSのハンド
例)
①A766ds オープン。
よくコネクトしていて、ナッツスート
②A322ds フォールド。
コネクトは強いが、ランクが低すぎてドミネイトされやすい。
③7764ds オープン。
DSで四枚がコネクトしている。これはランクの低さを補い得る。
BTN
46%がオープンできる。
最も大事な要素はランクで、99xxが65%オープンに対し22xxは25%のみ。
次に大事な要素はスートで、DSは88%がオープンで、レインボーは8%しかオープンしない。
SSでは、AhJs3s3cはボタン以外すべてフォールドだが、ボタンではオープンできる。
また、AをKにかえたりこれがレインボーであったりした場合ボタンでもフォールドする。
Facing A Single Raiser (HJ vs UTG)
ナッティネスが低いため、コール3%、3ベット2%になる。
コールできるハンドは、ミディアム以上のペアでAハイスートかとてもコネクトしたハンド。
例)8876ds
3betはDSかつAハイで、かつ四枚が多少コネクトしたもの。
例)AJ88ds
ブラインドディフェンス
BB vs UTG
79%がフォールド、20%コール、1%3ベット。
ここでは、当然カードのランクが最も重要になりスート・コネクトと続くが、この三つの要素がかみ合わなければコールできない。
例)
7d7h5d4s コール。
比較的ランクの高いペアとSSと1ギャップのコネクトを持つ
7762ds フォールド。
比較的ランクの高いペアとDSだが2が一切コネクトしていない。
BB vs BTN
フォールド49%、コール48%、3ベット3%
UTGとBTN相手でに対応の変わるハンド例
①AhJs2s2h
ランクが低くUTGにはドミネイトされやすいが、BTNには十分なエクイティーがある。
②8772ds
ランクが低くUTGにはドミネイトされやすいが、DSはBTN相手にいい感じ。
③8876ds
UTGにはコールだが、BTNには3ベットできる。
BTNに対する3ベットではAのブロッカーの重要性は下がる。なぜなら、レンジが広がりBTNがAcesを持っている確率も格段に下がるから
BB vs 二人(BTN & HJ)
63%フォールド、36%コール、1%スクイーズ。
・ナッツのスートとよいコネクトを持つ場合、コールできる。
例)Ah3h2s2d
これはランクは低いがナッティネスがあり、フロップセットが当たった際によいバックアップをもってプレイできる。
・一方で、KsQd4s4h はフォールド。
これは、KとQのみしかコネクトしておらず、スートも前の例よりは弱いため。
・3ベットは、最もコネクトしたDSのハンド
例)KT99ds
または、最も4ベットレンジをブロックしたDS
例)AK44ds
などごく一部。
Facing A 3bet IP (CO vs SB)
ペアハンドは通常ラフなエクイティ分布ではあるが、COからオープンしているものはスートまたはコネクト、その両方にバックアップされているため95%はコールできる。
フォールドするハンドは、KsQs9s9cや、AJ88rなどの、3ベットレンジに直接ドミネイトされやすいハンド。
これらの例はDS以外ではコールできない。
Facing A 3bet OOP (HJ vs CO)
同様に14%のみフォールド。
重要な例
・KsJs9h9d フォールド
・7d7h5s4s コール
一見逆にも見えるが、COの3ベットレンジを考えるとよくわかってくる。
COはブロードウェイカードやハイペアを多く含むハンドで3ベットをしており、前者は直接ドミネイトされることが多くなり、後者はそうなりにくい。
そのため「大きく勝ち、小さく負ける」ことにつながる。
Facing A 4bet (SB vs BTN)
AAxxヘビーなレンジに完全にドミネイトされるため、半分はフォールドする。
コールできるのは、ブロードウェイでなく四枚がコネクトし、DSのハンドのみ。
例)JT99ds、7765ds