ロイヤルホストで静寂のブリュレパフェを
季節はすっかり秋だ。
というか冬にかかりつつある。
早くしないと秋が終わっちゃう。
何年か前から気になり続けていたロイヤルホストの秋限定パフェを食べに行くことにした。
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まず夜ごはんに、「アンガスサーロインステーキピラフ〜ガーリック風味〜」を頼む。
お肉がやわらかくてジューシーなのはもちろんのこと、とろとろに炒められた玉ねぎが香ばしくてよかった。
ロイホ史上1番おいしかったかも。
こんな豪華なメニューを注文できたのも「誕生月20%OFFクーポン」があったから。
これが強いったらありゃしない。
気が大きくなった私は迷わず食後のパフェまで頼むことにした。
「渋皮栗とほうじ茶のブリュレパフェ」
真横から見るとこんな感じ。
運ばれてきた瞬間高まる感情。
それとは対照的に、このパフェは静まり返っていた。
ぴくりとも動かない。
グラスになみなみになったブリュレは真冬の凍った湖を思い出させた。
・・・
一口目はやはりブリュレだろうと思って、スプーンでコツコツ叩いた。
コツコツだとちょっと力が弱かったみたいで、カンカンっと叩いたら割れた。
ブリュレは甘くてほろ苦くて理想的なブリュレだった。
(逆に理想とかけ離れたブリュレというのもなかなかない気がするけど。)
上に乗っている栗はチョコレートでコーティングされていて、その周りには枯れ草風の?ココナッツのようなものがついていた。
パフェの中にも栗がごろごろ。
味も、マロンにほうじ茶にナッツに、、とよりどりみとり。
公式のニュースリリースにはこう書かれている。
個人的には栗のアイスがおいしかった。
しかし、ついのっぺりとした味になりがちなたるんだ秋スイーツたちに新たな風を送り込もうとしたのだろうか。
ここのパフェはこれだけじゃ終わらなかった・・。
真っ赤な酸味ソース!!
なんだろうこれは、ってくらい酸っぱくて、たまに果肉も入っている。
木の実にありそうな感じの酸っぱさ。
パフェが一気に引き締まる感じがする。
中学校とかで、授業が始まってるのにガヤガヤしていて、それを見かねた学年主任の恐い先生が怒鳴ったときのいきなり静まるクラス、みたいな雰囲気。
やっぱりこのパフェは静かだ。
大人しいわけじゃなくて、凛とした静けさという感じ。
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