アイデアは〇〇にある?
YouTubeやNetflixといった動画コンテンツが普及してきた今、『好きな動画を、好きな時に、好きなだけ。』というスタンスが普通になってきた。
4才の娘に「おしりたんていは、土曜日の9時にしかやってないよ」と言っても「???」となる。彼女の中では、テレビと動画コンテンツの違いが分からないみたいみたいだ。
限られた人生の中の、限られた『自分の自由な時間』を有効に使うには、今の動画コンテンツはうってつけだ。
その一方で、「ニガテなものを好きになる努力」が減っているのでは?と、ふと疑問に思った。
例えば、今は死語となりつつあるレンタルビデオ(DVD?)屋。
1,000円で5枚レンタル出来るからと、普段は見ないようなジャンルの映画を借りる、なんて事が多かったのではないだろうか。
すると、思ってた以上にハマらない内容だったり。でもお金を払ったし、頑張ってなんとか鑑賞し、好きになろうとする。そして最後まで見終わった時、意外と得られるものが多かったり。
数々の発明や芸術が、『偶然の組み合わせ』で生まれた。っていう事は多いけれど、その背景がある『偶然』は、『自分が欲してなかったもの』の中に多い気がする。
動画コンテンツの中にも、たまには目を瞑ってテキトーに選んだ作品の中に、アイデアの種は埋まっているのかもしれない。