888日後にドイツに行くワタシ。読書録。
「環境中の毒素の、もう一つの大きな問題は、私たち人間が、食物連鎖のピラミッドの頂点にいるということだ。
生物濃縮と呼ばれる過程の結果として、肉類、乳製品、魚類を食べるとそうした有害物質(合成化学物質など)と、より多く接触してしまうことになる。」
「地上では、多くの家畜が農薬のまかれた穀物を食べ、その有害物質を、毒性の恐れのあるホルモン、抗生物質、その他、化学物質とともに脂肪に蓄積する。
こうした製品を摂取することで、農業のプロセス全体で使われる合成化学物質を取り込むのである。」
『「腸の力」であなたは変わる』
デイビッド・パールマター/クリスティン・ロバーグ著
ピラミッドの頂点にいること。
一見すると、敵のいないトップに立ち、至上の存在のように思えるけれど、
むしろ逆に、山ほどのリスクに晒され、感覚は鈍る一方であるという人間の立場が示す矛盾。
ここについて深追いすればするほど、暗闇に放り投げ出される気分になる。
ヒトって、強いようで弱い存在なんだなって改めて感じます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?