人に来てもらえるイベントってなんだと思う?
ニーハオ、CHANG(ちゃん)といいます。
別途はてなブログ(https://pocketzine.hatenablog.jp/)やダイアリーノート(http://darkcharizard40.diarynote.jp/)でも書いてはいたのですが、簡単な日記やコラムについて、noteも併用していこうということで作ってみました。不定期で更新していく予定ですが、よろしくお願いします。
僕は普段ポケモンカードのイベントを企画、資金調達、運営などしているのですが、ここ20年の間で色々なイベントをさせていただく中で気づいたことや共通項があったので、そのあたりを簡単に書いてみようかなと。
書き殴りではありますが、概念的な部分でなにかの気付きになれば幸いです。
では、さっそく。
■イベント=人である
イベントは人です。
いきなり何言ってんのこいつって思われるかもしれませんが、
イベントとは何かをすることを指し、それに魅力を感じた人が集まっていくというものです。つまり、
「これをやるよ」
「それいいね!」
という発信側と受信側の合致がイベントの発端であり、大小こそあれど世の中に無限に存在するイベントというものは本質的に大きく変わらないことがわかります。
それを考慮すると、「これをやるよ」の内容が他の人からみて魅力的に見えなければ、そもそも集客のスタート地点にすら立っていないことになります。
なので、「これをやるよ」→「それいいね!」と思ってもらえる人を想定し、「いいね」の評価をもらえるようなコンテンツを作りましょう。
コンテンツをフックに人と人が出会い、それが増えると「集まる」ということになるのです。
なので、「それいいね!」の人なしでイベントを作っても、それはイベントに成りえません。
「やりたいこと」と「求められているもの」を見据え、ひとつの作品に作り込んでいくのです。
■イベントに参加するとどうなるのか、というイメージの提供
主催が提示して参加者が集う、その流れ自体は良いとしましょう。
それで十分イベントとして成立しているのですが、せっかくであればそのイベントの「入り口」と「出口」を見える化していくとより良いと、僕は思っています。
僕とイベントの話するとすーーぐ「で、入り口は、出口は」と言い出すので周りの友人からすれば「またあの話か」と思うかもしれませんが、これはとても大切なことなのです。本当だよ。本当なんだもん。
入り口とは、ニーズです。
対戦がしたい、交流がしたい、動画が見れるよあの人に会えるよあなたの望む何かがここにあるよ、という参加者側の何かしらの欲望を具現化したもので、「あ、これがあるから私はこれに参加したい」と思わせるもの。
同じ内容のイベントでも家から70時間かかるものと徒歩5分だったら「近いから行く」と思いますよね。これも立派にニーズに対してイベントの価値を提供していると言えるのです。
出口とは、変化です。
このイベントに参加することでその参加者にどのような変化が起きるか、例えばガチ対戦レベルが向上してそういった場への耐性ができる、もしくは友達ができて世界が広がる、といった態度やスキルの変容を指します。
これはもちろん各自によって異なると思いますが、少なくとも僕はイベントを開くことでこの出口となる変化を意識してイベントを作っていっています。
このイベントに参加してもらうことで、こうなってもらう。
このふたつの要素を持ってデザインすることで、イベントはより参加者から見てイメージがしやすくなり、またそのイベントのユーザーたりえる方への刺さり方も変わってくるわけです。
■集まりやすいイベントとは何か
シンプルに言うとふたつあって、
1,とにかくパイ(母数)が多い層に対して幅広く有効なイベントを提案する
2,めちゃくちゃニッチな層に対してマニアックなイベントを提案する
といったような、乱暴に言うならば投網漁法と招待状です。
魚がビッチビチいる海にひろーい網を投げて引っかけていけばそれなりの数が取れるでしょうし、「他でもないアナタのような人だからこそ」といったようなピン差ししていく形であれば数は集まらなくとも濃い集会になるでしょう。
これは極端な例ですが、どちらにも言えることは
人がいる方向に訴求しないと反応してもらえない
ということです。
ちゃんと自分が当たりたい人がそこにいて、そこに届く声がけができているか。
もしくは、見つけてもらったときに魅力的に思ってもらえるか。
そんなプッシュとプルそれぞれの部分で考慮できているかで人の集まりやすさは変わるのではないでしょうか。
■イベントを実際に作ってみる、考えてみる
つらつらと偉そうに書いてきましたが、では実際に
・誰に
・何を
・どうやって
といった要素を踏まえてイベントを考えてみましょう。
どうでしょう、少しむずかしいし面倒くさいかもしれませんが、理屈を知って
考えてみると楽しくなってきませんか。
こういった土台となる基礎知識を持ってイベントを企画すれば、また同じイベントを開くにしても「あ、自分はこういう目的を持ってやってたんだった」「ここが抜けてた、補強しなきゃ」と思えるようになるかもしれません。
ではさっそくターゲットの考え方から……
あ、やば、すいません。ちょっと時間が無くなってきてしまいました。
うわー本当にごめんなさい。
今この場でぜんぶ伝えきれなさそうです。
え?
上で話していたような考え方を学んだり
グループワークで体験したり、
仲間を作れるセミナーイベントがある?
え、はは、まさか。
そんなイベントあるはずが……
え?このリンク?
▼トレーナーズアカデミー ワークショップ!(2018/11/10 現在参加受付中)
https://trainersacademy20181110.peatix.com/?lang=ja
えーと、書き置きを読んでみると
・オーガナイザーの資格の有無関係なし、だれでも
・イベント開催経験の有無も関係なし、だれでも
・主催経験のあるあんな方やこんな方がゲスト
・いろんな裏話が聞けるかも
とのことですね。
まあ、僕が書いたんですけど。
恐らく年に1度の挑戦的かつめちゃくちゃ面白いイベントになると思いますので、少しでも上の話に興味を持っていただいた方、ぜひお気軽にご参加ください。
また、今回も懇親会をご用意しております。
学んで交流したのちは、お酒も交えて
ディスカッションしたりバカ話したりしましょう。
僕個人もいろんな方にお話をしつつ、
逆に学ばせていただきたいと思っています。
ポケカをしたいポケカイベント。
トレーナーズアカデミー!
よろしくお願いします!!
▼トレーナーズアカデミー ワークショップ!(2018/11/10 現在参加受付中)
https://trainersacademy20181110.peatix.com/?lang=ja