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【シティ3期連続予選突破】ゲッコウガex×リザードンexデッキの変遷&解説

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※本記事はリポストいただくと全文無料で読んでいただけます
※画像はポケモンカード公式HPより引用させていただいております

アモーレ。(愛する人)
CHANGと申します。
普段はジャッジやイベンターをしています。

いつの間にやら2025シーズンに頭から突入。抜けなくなってしまいました。尻から発声失礼いたします。
僕は好きなカード、デッキを延々と使い倒すタイプのカジュアルプレイヤーなのですが、一応競技シーンに参加すること自体は好きで、昨年シーズンは連撃インテレオンVMAXを愛用していました。
が、E落ちでデッキを失って路頭に迷っていた中、最も好きなゲッコウガexが颯爽と現れてくれたので、ドチャクソ欲張りセット60枚紙束を握りしめ、シティリーグに尻から突撃したところ
24年シーズン4 ベスト8
25年シーズン1 ベスト4
25年シーズン2 ベスト8

と好成績を収めることができましたので、
今回はそんなゲッコウガ×リザードンデッキを解説したいと思います。

ゲッコウガex登場初期の徹底解説記事はこちら。(全文無料です)

❏ゲッコウガex × リザードンexデッキとは

低コストから170もの中打点&サーチ能力、盤面破壊能力を持つゲッコウガexと、エネルギー加速補助能力と最大火力を出す力を持つリザードンexを組み合わせた、ミッドレンジデッキです。
それぞれがそれぞれ戦うパターンもあれば、相手によってアタッカーを変えたり、序盤〜終盤でタッチしていくパターンなど、様々な戦い方ができるのがこのデッキの特徴。
変幻自在のバトルプランで相手からボード・アドバンテージを奪うのがこのデッキの強みと言えます。

ゲッコウガとリザードンの役割分担

これらを実現するためには当然、序盤展開と進化をするための準備が必要です。
・たねを並べる
・進化カードを持ってくる(ターンを稼ぐ)
・どちらで戦うか決める

などなど。
そのために必要なカードとしてなかよしポフィンやふしぎなアメなどのカードを多く入れる必要があり、それだけでデッキスロットの観点で、たね中心のアグロデッキより構築の幅が狭くなる傾向があります。
なので、それだけ手間をかけた以上、育て上げたポケモンたちは自身のサイド枚数以上の働きをする必要があるわけです。
その点、ゲッコウガは【ぶんしんれんだ】による複数同時攻撃によるサイド複数枚取りや体力削り、リザードンは高耐久と特大打点【バーニングダーク】連打による大型複数撃破と、それぞれが自身の被サイド2枚に対し3−4枚を取るポテンシャルがあり、実はただ好きなポケモンを組み合わせてエモくなってるだけなんですが、環境的にそれっぽい理屈はつけられたと思います。

24年11月時点では、主にタケルライコやレジドラゴ、サーナイトやリザードンが多い環境ですが、
「じゃあこの環境にどう刺さってるんですか?」
と言われると
知らん。好きなゲッコウガで戦いたいだけや
と答えるしかありません。すまんな。

「それで勝てるんですか?」
「いやまあ、それを言われると困るなあ、タハハ…」
と競技勢の方に強めに言われていつも泣きそうになるんですが、結果として本番であるシティリーグでも勝ってるので、へっちゃらです。ホントだよ。ホントなんだから。

❏デッキレシピ変遷(24/S4~25/S2)

デッキの動かし方の前に、実際に各シティリーグで使ったデッキレシピと、簡単な解説を入れたいと思います。

●24シリーズ シーズン4(クリムゾンヘイズ環境)

 ベスト8

ゲッコウガ登場直後、ヨノワールが登場する前の構築です。
当時はマナフィ・ミミッキュを突破することが課題になっていたため、キャンセルコロンとロストシティを採用し、突破と再利用防止を行えるようにしています。
実際、予選のうち3回はキャンセルコロンとロストシティを使って該当ポケモンの除去、そのまま押し切ることに成功しています。
ミストエネルギーの採用で、当時多かったデヴォリューションを対応しています。主にピジョットにつけていました。

フトゥー博士のシナリオは不要になったロトムやダメージを負ったゲッコウガを回収するために採用していました。
ケロマツラインを多めにしているため、ベンチにゲコガシラを置けている場合はフトゥーによるゲッコウガ回収は強い動きではありますが、当時はゲッコウガを2体動かすプランを想定していたことで、ややブレていた感があります。

●25シリーズ シーズン1(ステラミラクル環境)

ベスト4

ヨノワールが登場。サイドアドバンテージを稼ぐためにブライアも併用し、テラスタル構築を全面に出した構築です。
ヨノワールラインによる打点調整と盤面破壊はこのデッキの強みをより押し出してくれることとなり、基本構築がほぼ完成しました。
新しい進化ラインを入れるために、いわゆる「オシャレムーブ」用のカードはOUTされました。フトゥーやキャンセルコロンのような枠です。

ポッポが1枚、事故防止のためなかまを呼ぶになっています。
1試合助けてくれたことはありましたが、やはりサマヨールのエサになってしまうのは厳しいところ。当時、ARポッポを大阪(#オーガナイザーズキャラバン)遠征で1枚手に入れたので、分けたかった謎の気持ちがありました。

結果として、ブライアは一度も使っていません。
使うヒマがないというのが実情ですが、そもそもそんな余裕がある試合であればブライアが無くても押し切れるというのが正しい言い方かもしれません。

●25シリーズ シーズン2(超電ブレイカー環境)

ベスト8

前シーズンのデッキを下に分解、再構築。
「やれていたことをきちんとやる」をコンセプトに、以下の調整を行いました。

  • ブライア(を含むネジキ等の補助サポート)OUT

  • 終盤のエネ、ポケモン確保のため夜のタンカIN

  • 【れんごくしはい】をより円滑に行うため、試合に1枚しか使わない水エネルギーを考慮し、炎4:水3枚→炎5枚:水2枚に配分変更

  • タンカ採用のためのスロットとしてゲコガシラとリザードのどちらを残すか検討。ゲコガシラが前にいてワザを使うこととリザードの効果防御、後半使うポケモンの1進化を立てることが優先と考えゲコガシラOUT

その他、細かいカードの解説は「個別カード解説」でお話します。

この後は記事をご紹介、またはご購入いただいた方にご覧いただける形にしております。
●デッキの動かし方
●個別カード解説
●ACE SPEC選択
●各デッキとの戦い方・S2シティ当日マッチ
●ミニコラム
これら、しっかりと書かせていただいた項目をご用意しておりますので、宜しければお付き合いください。

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