【デッキ紹介】三神ザシアンインテレオン/インテレオンVmaxデッキ三種盛り
アモーレ! CHANGといいます。
僕は普段イベントをやったりジャッジをやったり企画だけしてイベントをぶん投げじゃなかったお任せしたりとしているのですが、デッキを作るときは趣味満載のカジュアルな楽しみ方をしています。
ですが、剣盾環境に入ってさすがに最先端の環境も触れていかなきゃな、ヘヘッ…つって鼻の下をこすりながらデッキを作ったので記事を書きます。
僕は状況的にシティもCLも出れないので大した実績もないのですが、カジュアル勢の作ったガチデッキとしては勝率7割とそれなりに勝ててた感じもあるし、動きも面白いものができたので、紹介させてください。頼む。
また、本日発売の「Vmaxライジング」より、新カードインテレオンVmaxのデッキを3つ作りましたので、そちらも末尾で紹介します。
全部インテレオン。
全テレオンです。
■三神ザシアンインテレオン/デッキリスト
■ポケモン 13
2 アルセウス&ディアルガ&パルキア
2 ザシアンV
3 メッソン(スターター)
3 ジメレオン
2 インテレオン
1 フィオネ
■サポート 9
3 シロナ
3 マリィ
1 博士の研究
1 シロナ&カトレア
1 マオ&スイレン
■グッズ・スタジアム 26
4 クイックボール
4 カスタムキャッチャー
3 しんかのおこう
2 メタルソーサー
2 ポケモンいれかえ
2 リセットスタンプ
1 ポケモン通信
1 タッグコール
1 エネルギーつけかえ
1 げんきのハチマキ
1 ふうせん
1 カウンターゲイン
1 メタルコアバリア
1 エネルギースピナー
1 無人発電所
■エネルギー 12
6 基本水エネルギー
6 基本鋼エネルギー
■解説
いわゆる「三神ザシアン」を触ってみよう、と思って作ってみたのですが、いくつか個人的に課題に思うところがありました。シンプルにいうとこの三点です。
1,アルティメットレイが撃てる状態にならないとボードよりハンドに依存していて、マリィ環境では動きづらくなることが多い
2,被サイドが2と3しかいなく、かつミラーも多いので実質三神とザシアン1体しか起動できず、オルタージェネシスターンに三神が落ちると途端に負けルートに一直線
3,非V炎キッッツ
それぞれ構築でカバーできる範疇ですが、要するにデッキに柔軟性を持たせたかったというのが大きいです。選択肢を増やすというのは熟練度さえ備わればそのままデッキの強さに直結するので、上記の三点を改善する考え(と狂気じみたカード愛)を踏まえ改善した結果、このような形になりました。
基本的な動きは通常の三神ザシアンと変わりません。
1ターンに三神にエネを貼り、ふとうのつるぎを使い、(マリィを打たれてションボリし)2ターン目にオルタージェネシス、3ターン目にアルティメットレイ、4ターン目以降はレイかブレイブキャリバーを使っていく形です。
これはもちろん理想の形ですよね。往々にしてそうはいかないケースも出てきます。
そこでフォローに入るのがインテレオンラインです。
例えば上記のケースでいうと、1-2ターン目にサポがなくて困るシーン、エネルギーを違うところに貼らざるをえなかった、などの問題が発生したときにメッソン→ジメレオンの裏工作でカバーをする選択肢が生まれます。
インテレオンラインの役割は主に3通りあって、
1,通常展開をするためのフォロー(サポート、いれかえ、つけかえ)
2,後半の詰め(スタンプ、カスタムキャッチャー)
3,サブアタッカー(オルタージェネシス後は150+20の中打点を出す)
となり、多くの方には1と2が見られがちなのですが、実は立派なサブアタッカーとしても機能するのがインテレオンの強さなのです。
インテレオンといえばそのCIP特性「うらこうさく」が特徴的で、2枚トレーナーズを山札からサーチしてくるのはとても強力ですが、そのワザもなかなかに優秀で、120ダメージ+ベンチ20と出すことができます。
これはオルタージェネシスGX後であれば150ダメージまで、げんきのハチマキをつければ160までパンプすることができるので、
・160までの厄介なポケモン(デデンネGX、タチフサグマ)
・320までの炎ポケモン(ズガドーン、エースバーン、コータス)
これらを一撃で倒すことができます。
また、あくまでおまけとなりますが、インテレオンの進化元となるメッソン、ベンチフォローに使われるフィオネはそれぞれ1エネ10のワザを持っているので、これらをオルタージェネシスでパンプすることでダメージ40に到達しますから、状況に応じて使う選択肢も考慮しています。
そのため、HPも高く無色で攻撃できるメッソンはスターターで固定。
ほぼインテレオンの説明になってしまいましたが、
三神のフェアリー弱点をザシアンが、
ザシアンの炎弱点をインテレオンが
補完しているので、デッキとして綺麗にまとめることができました。
お察しの通りピカチュウ&ゼクロムなどの雷デッキは抵抗もあるのでやや辛いです。
■採用カード
●三神&ザシアン
多くのデッキレシピでは初手に出す為、たね事故防止で3−4枚が入っていますが、このデッキではそれぞれ1体ずつしか使わなく、展開自体をインテレオンラインがフォローしてくれるので最低限の2枚に留めています。
●インテレオン
対戦プランとして、三神→インテレオン→インテレオン→ザシアンというサイド7枚もありえるので2体立てることを想定しており、その為の土台として少し厚めにして3−3−2ライン。
ジメレオンを立てる自体は邪魔でもなんでもないですし、上記の通りメッソンもアタッカーなりえるので3枚めも十分な価値。
確定サーチ能力があることでこちらのやりたいゲームプランを能動的に作ることができるので、プレイングさえ間違わなければとても強いカードです。
●フィオネ
グレートキャッチャーと迷ったカードですが、どのデッキでも対応できること、基本相手はブレイブキャリバーを耐えられるポケモンを前に出すのでそれらを下げれば詰み、になりえること、後半はクイックが腐り気味になること、最悪アタッカーもできるのでフィオネに確定。めっちゃ便利でした。
●シロナ
普通は博士の研究でどんどん山札を圧縮していくのですが、このデッキではリソースをフル活用すること、圧縮しなくてもインテレオンでサーチできるので手札回転系のカードにしています。
●シロナ&カトレア
クイックボール代わりに入ってるタッグコールでサポ事故防止ができるので1枚。
●しんかのおこう&ポケモン通信
このデッキではどんなに手札を減らされても、しんかのおこう1枚を引けばすべてのカードにリーチができるようになっています。その強さの故以前は4枚入っていましたが、序盤が使いづらかったため1枚をポケモン通信に変更しました。
●エネルギーつけかえ
ベンチのザシアンが使うふとうのつるぎでついた鋼エネルギーを緊急的に三神につけかえてオルタージェネシスを使ったり、インテレオン起動用に使ったりという切り札的な1枚。
●げんきのハチマキ
ザシアンの230+30+10=270
インテレオンの120+30+10=160
の為に採用。これらの数字の価値は高く、
1枚ではありますが大活躍しています。
●カウンターゲイン
三神にも使えますが、シーン的にはほぼ無く主にインテレオン起動用に使います。炎相手に水エネひとつで300ダメージサイド2−4枚を取れるのでコストパフォーマンスは抜群。
●メタルコアバリア
このデッキの強さの要とも言えるカード。
三神ザシアンを使ってて思ったのが、ミラーやニャイキング型との対戦時にはフライパンがほぼ意味を成さないことです。弱点を消すとしてもそもそも炎は青天井ダメージがあるので、ザシアンとの撃ち合いを考慮した結果、メタルコアバリアを入れて試したところ、HP300と化したザシアンを相手のザシアンはほぼ倒すことができないことがわかりました。
その為、三神ダウン→スタンプ→ザシアン起動のタイミングでメタルコアバリアをつけて戦うことで、逆転ゲームを安定させることができます。
もちろんこれもジメレオン・インテレオンでサーチ対象となるため少なくても安心。
また、はがれることで次のターンにげんきのハチマキやふうせんをつけることができるのも大きなポイントです。
●無人発電所
フラダリラボやサンダーマウンテンなどのスタジアムを割る手段がないのは厳しいので、消去法で入れているカードです。マーシャドーは逃がす手間が発生するので非採用とし、サンダーマウンテンの返しに無人発電所を貼ることでなんとなくデデンネなどを止められればいいなあ、くらいの位置。
強気で入れるなら2枚にしますが、他59枚の優先順位に勝てませんでした。
■まとめ
という形のデッキで、「なんでえどこの実績もない三神ザシアンじゃん」と思われるかもしれませんが、一応僕がリハビリがてらゼロベースで作ったデッキで、そこそこガチな環境でもちまちま勝たせてもらっているので、思考と組み方、インテレオンの強さをお伝えしたく紹介させていただきました。
結果としてさも合理的にインテレオンを差し込んでいるように見えますが、そんなん実は後付けで、僕は爬虫類や両生類系キャラクターが大好きでして。インテレオンも剣盾で最初に気に入ったポケモンとして使ってみたかったのもあります。
インテレオンはキャラ設定上はカッコいいエージェントポケモンなので、影からバトルをサポートしつつもやるときはバシッとゲームを決める、というスタイルがとても僕の肌に合っていて好きでした。
#採用理由は愛 。
今日から始まる新シーズンの何かのお役にたてば幸いです。環境変わるから勝てるか知らんけど。
さてここからは、今日発売「Vmaxライジング」で登場した、インテレオンVmaxのデッキを3つ紹介します。
それぞれ僕の趣味がベットリついたやや匂うデッキですが、見てやってください。
■インテレオンVmax/オムスター/ムウマージ
インテレオンの単体性能を高めていくロック型。
ムウマージでドローを加速度的に進め、オムスターを立てながらベンチ狙撃やエネバウンスなどをしつつ、イニシアチブをこちらに向けながらとにかく殴っていくデッキです。
2ターン目にはカウンターゲインでダイバレットを起動させ、3ターン目には水エネをつけて殴り続けたい。
オムスターのグッズロックによりベンチがほぼ呼ばれないので、ぬくぬくできます。
化石が多く入っているので、マオ&スイレンを入れることで耐久力を高めることができますね。
■インテレオンVmax/インテレオン/コントロール
さぁ趣味感入ってまいりました。
同じく単体性能をより高めるコンセプトですが、こちらはインテレオンの裏工作を使い、ハイドロスナイプとダイバレットそれぞれを強化するデッキです。
イツキ&キャッチャーorハンマーはインテレオン使いの中では周知の組み合わせですが、今までスターターインテレオンの立てづらさ・耐久不足であった部分を補うことで妨害に特化して動けるようになりました。
中盤からはスタンプ→ムサシとコジロウなどを絡めて動いていきます。
サイド調整に裏工作インテレオンも殴らせたいので、カウンターゲイン1枚入れると良いかも。
■インテレオンVmax/ゲッコウガGX/モスノウ
趣味全開のオタクデッキです。
はぁぁ…インテレオンとゲッコウガ並ぶのかっこよ…!!
コンセプトは狙撃&弱点分散です。前ダメージが一番高いのはインテレオンですが、そのダメージ自体はそこまで高くなく、ダイバレット、ねらいうちともにベンチのダメージもほんの少しだけ足りません。
そこをゲコガシラの疾風手裏剣、ゲッコウガの風魔手裏剣でサポートしていく形でもあるのですが、途中でモスノウを使ってインテレオン、ゲッコウガそれぞれの状況に合うポケモンに加速し、ゲッコウガGXがピッピ人形を盾におぼろぎりすることで、みがわり戦法&再び打点追加をすることができます。また、GX枠としてベンチに130も出すことができるようになりました。
メタモンはゲコガシラ・モスノウどちらにも進化できるので有能。
ああ…あああ…たまんね…///
読み進めば読み進める程僕の趣味沼感が出てきてしまって本当に申し訳ないのですが、まあ実のところぜんぜん悪いと思ってないのですみません。
僕は東京都内のジムバトルやトレリ、自分のイベント(ハイドアウトシリーズ、 #ゲッコウバー 、#ジャッジラウンジ )などで使っていくと思うので、対戦する方はよろしくお願いします。
あと明日2/8(土)13時に高田馬場バトロコさんで「バババノババ ハイドアウト」っていう狂った名前のイベントやるので、時間ある方は普通のスタンのデッキひとつ持って遊びにきてください。
優勝賞品はこのプレイマットです。
それでは今後ともよろしくお願いします!
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