ハードのシェア率向上の方法Vol.6「啓蒙活動」
皆さん、こんにちは。
「Change Court」記者のtakableです。
この記事では、「日本でハードのシェア率を上げるにはどうしたらいいのか?」を考察します。(2022.6.1現在)
※記事をより簡単に読んでいただくため表記に独自のルールを利用しています。
前回の記事では、「草の根運動」の概念(コンセプト)を考察しました。「おっしゃー!草の根運動するぜー!」と思ってくれるのはとってもうれしいです。でも、ここからが一番大切で大変な行動になります。
草の根運動をするにあたって、チームやサポートをしてくれる方々に対して、共通の「目的」と「ゴール」が必要です。
そのためには、前回のテーマを基にした今回の「企画」に対するテーマ決めが必要です。(以下「企画」をプロジェクトと総称)今回の考察も引き続き佐賀県を舞台にして考えます。(※イメージです)
プロジェクトのテーマ確認
今回のプロジェクトの目的とゴールは下記です。これらの達成のための、チームやサポートしてくださる方々や共通のテーマを表にしました。
プロジェクトの「目的」と「ゴール」
目的:「サーフェスの啓蒙活動」
ゴール:「北公園コートをハードに改修」
プロジェクト名
このテーマに合わせたプロジェクト名をスローガンから「FACE UP PROJECT」としました。理由は、下記3点です。
①サーフェス(Surface)は語源を分解すると、下記の2つに別れます。
・「Sur」:~の上、
・「Face」:顔・面 顔の表情は「心」がつくる
上記により、表面という意味になり「Surface」です。
②「顔」や「面」の漢字の語源
顔の部首「頁(おおだれ)」は頭を意味します。①のFaceの顔の表情は「心」がつくるは、「願」という漢字にも当てはまります。
・「原」:原泉や野原を表現し、崖から湧き出る泉という意味で「原」
・「頁」:頭
原(原泉)+頁(頭)で「願」となり、意味は「一心に求め、願う(希望する)」です。
③FACE UP
上記の①、②により、「~の上」・「顔」・「願」の3つの言葉を含むスローガン「FACE UP」を考えました。言葉の意味は下記です。
Face UP:顔を上げる、表向きに開いて
Face UP (to):正面から(勇敢に)立ち向かう、(勇気を出し責任などを)認める
上記の和訳以外にも、子どもたちが、親や大人にお願いをするときは、顔を上に上げます。反対に、落ち込んでいたり、しょげている時は、うつむき加減になります。
「子どもたちの願いが叶いますように」という意味を込めて、子どもたちが落ち込んだり、下向きな気持ちにならないように、そんな意味を持って、FACE UPをスローガンとプロジェクト名に詰めました。
FACE UP PROJECT概要
・顔を上げることで勇気を持って立ち向かう
・子どもたちへの願いを込める、子どもたちの願いを叶える
・上記をサーフェス問題を解決することで達成する
「プロジェクト名もテーマも決まったー!」よーし、啓蒙活動するぜー!と思ったとき。「あれ?啓蒙活動って何?」、「どうやるんだろ?」、「何から始める?」と感じるでしょうか?次は啓蒙活動について考察です!
啓蒙活動
「啓蒙活動」とは、今までの概念に対して、リテラシーが身につくことで、物事を納得(理解)し区別できるようになることです。今回は、サーフェスに対する正しい知識や目的を共感してもらうことで、ハード率を上げていくことが本プロジェクトの「啓蒙活動」です。
現在、ハード率が減少し、オムニ率が向上している背景には、「サーフェスに関する正しい知識が不足している」ことが原因の1つでした。
テニスをプレーする方々に対してテニスコート (サーフェス)に対しての啓蒙活動として、「リテラシーの向上を行うことで、正しい道へ導きます」。
今回はプロジェクトの概要が分かりやすいように、上記のポスターを作りました。下の欄に「XX人」、「XX%」と表記がありますが、この2つのXXを増やしていくことが啓蒙活動+草の根運動になります!
こんなイメージを共有することで、「ハードあってもいいんじゃないか?」、「うちの子をハードで育てたい!」、「ハード増やして欲しいなぁ!」と思ってもらえる方を増やし、XXの数値を上げていきましょう。
タイミングや期間も大切ですが、まずは、草の根運動をするための、啓蒙活動のプロジェクトを整理しました。次回は、啓蒙活動プロジェクトにより、XXの数値が獲得後、地方自治体や民間事業者へのアプローチを行い、ハードの改修や新設の話ができるように進んでいくと考察できます。
次の記事では、ハードのシェア率向上の方法のまとめ記事を記載します。
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PS.
CC記者のタカブルは2022年4月よりテニス行楽を開始しています。様々な地域でテニスに関する「不快」の部分を直接伺うことで、少しでも自分で解決できることはないのかを考える旅です。
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〜CC(Change Court)について〜
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「うちの地区こんな問題があるんですが…」、「これは正しいのかなぁ!?」、「これってどうしたらいいでしょうか?」そんなテニスのジュニア育成に関する悩みや課題を解決できるきっかけを皆さんと一緒に考察します。
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