死ぬまでにやりたい101のこと
「あなたは後悔した経験はありますか?」
私はもちろんながら、沢山あります。
おそらくほとんどの方があるのではないかと思います。
最初に私が最も後悔した経験を話させてください。
私の最大の後悔は父に思いを伝えられなかったことです。
というのも、父は私が18歳の時に亡くなりました。
さらに言うと、父と喧嘩をし、
2年以上ちゃんと口を聞いていませんでした。
私は父が亡くなった聞いた時、頭が真っ白になりました。
あれだけ身近にいた人がこうもあっという間に
目の前からいなくなってしまった。
身近にはいたものの、感謝の気持ちや父への想いを何も伝えられずにいた。
私はなんてことをしてしまったんだと
後悔の念に苛まれました。
亡くなる前にちゃんと
「ごめんね」と伝えたかった。
「いつもありがとう」と伝えたかった。
そして父からも、もっと私や弟と本気で向き合って欲しかった。
もし、喧嘩してすぐに謝っていたら、
感謝の気持ちを伝えることができていたら、
もっと一緒に時間を過ごすことができていたら、、、
ただ、いくら後悔しても、いくら望んでも、もう父は戻って来ません。
それでは私はどうするべきか。
人はいつ死ぬかわからない。
だからこそ大切な人と一緒にいる時間を大切にし、想いはすぐ伝える。
そう強く思いました。
そして父が亡くなった5年後。
私は人を助ける仕事に就きました。
ただ、残念ながら救うことのできなかった命もたくさんあります。
そいった中で、人は死を迎える時がある、そしてそれはいつかわからない。
そう思えた時に、私は急に死への距離が近くなったように感じました。
これまでは死など、私には縁遠い存在だと思っていました。
ただ、私自身もいつ死ぬかはわかない。
ひょっとしたら明日死ぬかもしれない。
急に恐怖を感じたと同時に、今ある命、今過ごせている時間を
大切に過ごしたいなと強く思うようになりました。
そして一度きりの人生だからこそ、
自分のやりたいことをとことんやりたい。
そして後悔のない人生にしていきたい。
もちろん後悔0の人生など不可能に近いかもしれない。
だけど、死ぬ時に笑って「 あ〜いい人生だった。」って死んでいきたい。
死を恐怖の対象として捉えるのではなく、
死があるからこそ、
期限があるからこそ、
人は今を大切に生きられるのだと思います。
だからこそ、私は今この瞬間瞬間を大切に、
自分の人生を進んでいくと強く決心しました。
よし、やってやろう!
あれ、、、
私って、、、
この人生で何をやりたいんだ?
何を成し得て、どうなっていたいんだ?
自分の使命とは?生きる目的は?
すぐ答えは出ず、
初っ端から出鼻を挫かれました。
ともかく、自己分析だと思い、書籍やYoutube等を参考に
自分は何ができて、何をしている時に
喜びを感じるのかを棚卸ししていきました。
ただ、これだと確信を持って言えるものはなく、途方に暮れていました。
もうどうでも良くなった私は、
ともかく死ぬまでにやりたいことを書き殴ってみました。
1、親孝行をする
2、オーストラリアに行く
3、起業する
4、バンジージャンプを飛ぶ
5、スカイダイビングを飛ぶ
6、石垣島に行く
7、自分の強みを活かした仕事をする
8、笑って死ぬ
9、富士山の頂上から日の出を見る
などなど、、、、、
書くことにより、自分がやりたいことが整理されました。
実際に書くことができたのは41個でした。
せっかくやるなら100個、いや101個やりたいことをやって死にたい。
そう思いました。
そして私はこの死ぬまでにやりたい101のことを探求し、
実践していきながら、気づいたことや学んだことを
発信していればと思っています。
「人生は一度きり」です。
生きることを苦行として捉えることも、
楽しいものとして捉えることもできる。
今ある出来事に対してどう捉えるか、
解釈は自由です。
自由なのであれば私は後者を選択したいと思っています。
ただなかなか難しいですが、、
でも私はこれから、
過去に後悔し、未来に怯え、今という大切な時間を蔑ろにしない。
そしてSNSやYoutube等を何時間も見て、他人の時間を生きない。
私は今を生きる。
そして自分の人生を生きる。
ただ、これはめちゃくちゃに難しいと思います。
ただ、私は意識し続けます。
最初は意識してできないことがあるかもしれないけど、
最終的には無意識の状態で上記が実践できるように。
みなさんも是非
今一度、自分自身と本気で向き合い、
心の声に耳を傾けてみてください。
もしかしたら、小さな声で
あなたに「〇〇がしたい。」と
つぶやいているかもしれません。