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#27 いいシューズを見つけたよ
こんにちは。
この年末年始は珍しく練習で負荷をかけております。いい感じで技術と身体の土台が作れている気がします。
その中で今履いている靴がなかなかよいな思うので、勉強の合間に紹介しようと思います。ここまで気に入るシューズはなかなかない。
※あくまでも跳躍•短距離目線です。
PUMA velocity nitro3
カテゴリとしてはジョグシューズに入ると思います。
重さは片足264g(27.0cm)だそうです。個人的に、軽くはないけどスピード出すための靴でないのでまあ許容範囲ってくらいですね。
あとはプレートの類は入ってません。ナチュラルな履き心地です。
それ以外の素材とかマニアックな事は、使う上では知ってても仕方がないので割愛します。
履き心地がいい
最初に足入れした時に、カチッと足と一体になる感覚があり感動しました。勿論足型に合っているのが大前提だけど、履き心地の部分でいいと感じたポイントを紹介します。
①踵がしっかりしている
昨今のランニングシューズは軽量化のため、踵がペラペラのものが多い。本来の用途のランニングなら十分かもしれないけど、スプリントやジャンプで使うならある程度のホールド感は欲しいところ。私は踵が細いので踵のホールド感はこだわりポイントだけど、このシューズは私でも納得の安心感です。バウンディングとかコーナー走る時も全然気にならない。
②生地もしっかりしている
メッシュも割と厚地でブレる感じはない。爪先の方はちょっと硬い補強が入ってるので破れにくそう。補強で言えば、土踏まずの所にも硬めのシートみたいなのがあって、おそらくフィット感を高めてくれてる。
安定性と負担軽減を両立している
ここも感動ポイント。履いて立ったり歩いたりすると結構硬めのクッションかな?という印象だけど、走るとちゃんと衝撃を緩和してくれる。多少疲労が溜まってても、筋肉にジンジンとした衝撃は来ません。
そして凄いのが、それでいてしっかり安定すること。止まる系の動き作りをしてもしっかり止まれるし、バウンディングのような衝撃の大きい動きでもブレずに踏み込める。トレシュー大好きな私だけど、安定感で言えばビルトトレーナーに匹敵すると思います。グリップも文句なく、爪先だけで蹴っても全く滑らないレベルなので、安心して踏み込めます。逆に蹴り上げる癖がある人は助長されないようやや注意かも。
本来の用途外で使っているのは承知なので決して文句や批判ではないけど、やっぱり最近は高反発なシューズが多く、ドリルなど安定したい場面で使いにくい物も多い気がします。効率よく地面に力を伝えるためには、まずはしっかり止まれる必要があり、練習ではその力を養いたい瞬間がある。そういった基礎練習を、負担を減らしつつ高いクオリティでこなせるのはとても価値があると感じてます。
ついでに、接地感と言うとやや胡散臭さが出るので見出しにはしなかったけど、厚みの割に足裏の重心の位置とか蹴り出しの感触はわかりやすいです。ドロップは多分10mmと標準的。フラットが好きな人は傾斜ありすぎと思うかもけど、このシューズがカバーできる速度帯だと却ってこれくらいの傾斜の方が重心移動の感覚は掴みやすい気がする。
オールラウンドに使える
個人的にはフルスプリント、実戦に近い踏切練習以外なら何でも使えると思います。
特に感覚を鋭くするより量が重視される冬季練習なら、基本これ一足で事足りる気がしてます。テンポ走でたくさん走り込む練習や、シーズン中に近いスピード練習がしたければ、これ+で助力のあるシューズがあればいいかも。
アスファルトの硬さもしっかり緩和してくれるので、負担も気にせずどこでも使えます。アキレス腱に不安を抱えてるマスターズの方々にもいいんじゃないかと思います。
1万前後で買えるし、耐久性もかなり良さそうなのでコスパも◯。
まだ続く冬季のお供にいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。