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海原雄山こそ最高のマーケター

美味しんぼでおなじみの「海原雄山」先生のお言葉の中に

「人の心を感動させることが出来るのは、人の心だけなのだ」

とあるが、通販事業も営んでる自分にとって胸に刻みこまなければいけない言葉である。

顔の見えない相手を感動させるには

自分は飲食店コンサルや、通販事業サポート、WEB制作、WEBマーケティング等のお仕事をさせて頂いております。

その中でも通販事業は顔を合わせずに商品を届けるという、商品そのもの以外の部分で、「またこのお店から買いたい」と感じて頂くための要素は何なのか、ずっと考えておりました。

Googleで調べれば、手紙を添えるとよい、クーポンを入れたらよい、など出てきましたが、それが効果的なのか正直信じきれてなかったのですが、昨日のメルカリでの買い物で胸を貫かれるような体験をしました。

メルカリに学ぶ「人の心」

最近断捨離にハマっているのでメルカリを使用することが多くなっておりました。昨日はメルカリで買った本が届き、何気なく開封すると1枚のポストイットが・・

ブラックフライデー原稿

「この度はご購入ありがとうございました😁

また機会がございましたら、宜しくお願い致します」

これを見て、「普通じゃん」って感じる人もいるかもしれませんが、自分は鳥肌が立ちました。

メルカリの発送って、送付期日を守って、最低限の梱包をしていれば悪い評価とかまずつかないんです。実際僕も満点評価しかついたことないです。

そのためかなりスピード重視で梱包しても全然問題ないのですが、この方は

ポストイットを用意し、ペンを握り、文章を書き、それを貼る

という「一手間」を加えることで、33歳独身彼女いない歴4年の自分の心を猛烈に感動させました。

文章自体は、一般的な会社でもテンプレみたいなものですが、手書きで、宛名があって(自分のためだけに感)、かわいい絵文字があって、というだけでその人の優しさを感じ、自分のためにしてくれたという特別感がおしよせてきました。(歳のせいもあるのかしら)

これがただの活字印刷だったら即ゴミ箱行きでした。

リモートコミュニケーション

コロナで外出の機会も減り、リモートでの面談が増えている今だからこそ、今まで以上に「相手を喜ばせること」を意識して行動すべきだと感じます。

僕らは「毎日会えるのが当たり前」という前提で、人を喜ばせる方法を考えたりはよくしてました。

今まで通りに生活していたら、顔を合わせる機会が単純に減ってるのでその分、世の中から感動、喜び自体が減少することになります。そんな世の中は嫌ですね。

「離れている相手をどう喜ばせるか」

全事業に取り組む人が考えるべき課題のように思います。

ただモノを売ってもダメ。売上下がった飲食店が苦し紛れでやってもダメなんです。

飲食店でお客様を喜ばせるためには・・オーナーさんや店長もめちゃめちゃ考えた部分だと思います。

今こそそれを通販や、リピーターさんへのメールやホームページを通して、みんなが出来ることで、相手を感動させましょう。下向いてる場合じゃないんです。

海原先生が京極万太郎に食べさせた「鮎の天ぷら」を、WEBマーケティングに携わる人間も1度は味わって見て欲しい。

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