マインドコントロール / 洗脳ってなーに?

マインドコントロールと洗脳の違い

皆さん、マインドコントロール / 洗脳はご存じですか?
最近、ニュースになっていたので名前は聞いた事があるという方は多いと思いますし(アレはマインドコントロールと言うより洗脳と呼んだほうが正しい案件な気はしますが)、フィクション等で題材とされることも多いので「なんとなく知っている」という方もおられるでしょう。

ですがニュースやフィクションで大々的に扱われれば扱われるほど、自分とは無縁な存在であると思われてしまいそうだという懸念があります。
ですが、そうした印象に反して、マインドコントロールのテクニック自体は非常にありふれたものです。何かしらの団体(会社や学校、サークルやクラブ活動も含む)に所属している人間は多かれ少なかれ、洗脳やマインドコントロールを受けていると考えてよいです。健全な企業であっても、集団はこうしたテクニックを使用し、離脱者を減らそうと努力しています。

これが「テクニック」の範囲に収まればいいのです。テクニックであれば、受け手もまた、ある程度の抵抗を示すことが可能だからです。
(最初から弱っている人間を狙って「テクニック」を弄するのが陰謀論や新興宗教、マルチの手口ですが、本記事ではそちらには触れないでおきます)

問題はテクニックの範囲を超えたもの、即ち暴力の域に達したマインドコントロールであり、これは通常の暴力と同じく抵抗はほぼ不可能です。
代表的な例で言うと「オウム真理教」が使用していた物は、暴力と呼んで差し支えないものであり、あれこそ洗脳と呼ぶにふさわしいものとなります。

恐ろしいのが、この「暴力的な洗脳」を行う民間企業が一定の割合で存在しているという点です。もっとも気を付けなければいけない対象として、まずはこの「暴力的な洗脳」について説明していこうと思います。

暴力的な洗脳の条件

本来、人間の脳には信頼に足る防御機能が備わっています。
いきなり「明日、世界は滅びる」と言われたところで、それを鵜呑みにする人間はいないでしょう。荒唐無稽な話を「そんな馬鹿な」と一笑にできる力こそが、この防御機能です。

洗脳を行う人びとは、まずこの防御機能の破壊を試みます。我々にとって不都合なことに「防御機能の破壊」はそこまで難しいことではありません。
ここでは、その代表的な手段を紹介しようと思います。

1つは対象の肉体の体力を限界まで消費させることです。
もっとも簡単なのが「睡眠時間を削る」こと「食事を与えないこと」です。これだけで大抵の人間の防御機能はボロボロになりますが、さらに「過激な運動」等で、残っている体力をギリギリまで減らすことも考えられます。
これが手段を選ばない団体になると、より直接的な暴力になります。

そしてもう1つは精神の体力を削る方法です。
「仲間とのやりとり/情報の遮断」や「集団の前での無意味な叱責」などがこれに当たります。強いストレスを与えることで精神の体力を消費させられる訳ですから、肉体への攻撃、精神への攻撃も含んでいる場合が多いです。

こうした手段を使って防御機能を少しずつ破壊していく作業こそを「洗脳」と呼びます。脳を洗い流したあとは、都合のいい内容を刻みこむだけです。
耳元で囁かれることも、文章を読まされることもあるでしょう。

ですが最も効果的なのは「その人自身の口で洗脳させたい内容を言わせること」です。同じく「書かせる」のも有効です。
これは有名な話ですが人間は自分の口から放たれた情報を信じこみやすい傾向にあります。脳の防衛が機能していない状態であれば、なおのことです。

つまり洗脳をもくろむ者は、社会的な孤立を意図的に生みだし、その中で拷問じみた行いをして、洗脳を進めていくわけです。

殆どこれと同じことをしているのが「ブラック企業の合宿」です。
(もしくは「学校」でも似たような事態が発生している場合があります)

「私は洗脳なんてされない」と思っていた方も、会社や学校で似たような経験をしたことはあるのではないでしょうか? そして、それがいまだにトラウマになっているという方も、少なからずいるでしょう。

暴力的な洗脳への対抗策

残念ながら洗脳は暴力なので、対抗策は殆どありません。
なぜなら洗脳は、脳の機能(バグ)を利用したものだからです。ナイフで腹を刺されたら死ぬのと同じぐらい、当然のことが起きていると考えるべきです(ナイフが刺さっても死なない人がいるように、洗脳をかけられそうになっても無事でいられる頑丈な人間は一定数いるでしょうが)。

できるのは予防だけです。ですが「洗脳の手段」を知っているだけで、ある程度の予防接種にはなるでしょう。
ナイフを向けられたときの対処法が「一目散に逃げだす」であるように、洗脳への対処法もまた「一目散に逃げだす」以外あり得ません。

問題は、現代社会では自発的に「洗脳が発生しやすい条件」を揃えている方が少なからずいるということです。
なので、私から言えるのは「よく眠り、よく食べ、よく遊びましょう」そして「知らないひとには付いて行かないようにしましょう」です。

身体的、精神的に健康でいること、そして他者との繋がりを閉ざさないことが洗脳から身を守る手段になります。

これに対し、マインドコントロールは数十、数百からなるテクニックの総体です。目的は「洗脳」と同様に、対象の行動や思想を操りたいというものでしょうが、先にも挙げたように、こうしたテクニックは非常に有り触れたものであり「心理学」の名の下、大量に出回っています。

希少性の原理
好意の原理
返報性の原理
一貫性の原理

等々、どこかで聞いたことがあるテクニックの集合体がマインドコントロールであり、それ単体が驚異となる状況はさほど多くありません。
ですが、これらが一生を狂わせるほどの驚異と成り得る場面が、人生の要所要所で発生します。一言で説明するなら、それは「環境変化の瞬間」です。

そして環境変化の瞬間は、残念ながらすべての人間に発生します。そして彼らは皆、アナタをコントロールする機会を虎視眈々と狙っているのです。

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少しでも多くの方がマインドコントロールの恐怖から解放されることを願っています。


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