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【2023年冬至図】「新時代に向けて”離”が加速する冬」

割引あり

こんにちは!

早くも2023年のも残り10日ほどとなりました。年末年始に向けて、お仕事や学業などお休みのためのラストスパートがかかってきますね。

今週はいよいよ、冬至を迎えます。

年があけ、しばらくするとやってくる”宇宙元旦”である春分に向けての「まとめの3ヶ月」がやってくることになります。

世界も、国内も、荒れに荒れていますけれども今後どうなって行くのか。”占星術的一年の締めくくり”となる向こう3ヶ月を紐解いていきましょう。


2023年冬至図全体とアセンダント


2023.12.22 12:28 @TOKYO


占星術では「冬至」とは、太陽が”山羊座”に入った瞬間のことを表します。上の図は太陽が山羊座0度に入った瞬間の図となっています。

冬至図では基本的に、向こう3ヶ月間の社会の動向や国内情勢(=マンデン占星術)を見て行くことになります。


ですが私はサビアンシンボルのメッセージもすごく大切だと感じているので、早速アセンダントから見ていきましょう。

アセンダント牡羊座19度:「魔法のじゅうたん」

魔法の絨毯といえば、「アラジン」ですね。私が一番大好きなディズニープリンセスであるジャスミンが登場するお話です。

ちなみに、ジャスミンのお誕生日は11月25日。射手座生まれなんですね。

「自由」を愛する王国の妃。魔法の絨毯で「自由」に空を飛ぶ。ランプに閉じ込められたジーニーに「自由」を与える。まさに射手座が象徴する「自由」がテーマのストーリーです。


魔法の絨毯というと、”ファンタジー”の世界で扱われるもので現実の世界には存在しません。絨毯に意思があって、自由に飛び回るのです。

行きたいところに行く、これってまさに「自我の目覚め」そのものではありませんか。


現代人にとっての自我=アイデンティティって様々ありますね。生まれ、育ち、学歴、職歴、肩書き、性格、ルックス……でも、「牡羊座」という星座にとってのアイデンティティってそんな薄っぺらいものではないのです。


牡羊座にとってのアイデンティティとは

「私が私であること」「私はひとりの人間である」

これに尽きるわけです。牡羊座のキーワードは「I’am(私は存在する)」なのですから。


スピリチュアルの世界で「ワンネス」という言葉が流行ってきています。

【ワンネスとは?わかりやすく】Oneness:ワンネスとは、全ては一つであること、その感覚をいいます。宇宙も地球も自然も人も全てが繋がって一つであり、エネルギーにおいて共通である、という意味です。スピリチュアル世界でよく使われる概念であり、哲学や仏教においても似た解釈があります。

【ワンネスとは?ワンネス覚醒体験方法】


「鏡の法則」だったり、「類友の法則」と呼ばれたり、はたまた「引き寄せの法則」とかもそう。元を辿ると全てこの「ワンネス」という概念に辿り着きます。

「内側の世界と外側の世界は繋がっていて、イコールである」ということ。


でも、現代を生きる日本人はこの「ワンネス」の概念で生きられていない人が大勢います。スピリチュアル的な表現をすると ”自分自身と繋がれていない人” という言い方もできます。


「自分とつながる」というとスピリチュアル感をすごく感じるのか、卑み嫌う人がたくさんいるのですが、そういう人に限ってなぜか自分とつながる前にさっさと外側と繋がろうとします。

「もっと稼ぎたい」
「恋人が欲しい」
「結婚したい」
「こんなパートナーは嫌だ」
「宝くじ当たらないかな」
「お金持ちになりたい」

でも、そういう人に限ってこれらの願いは到底叶えられていないはずです。だから今こんなにも日本に住む人々は生活が苦しかったり、結婚相談所やマッチングアプリが盛んなのにうまく行く人が少ないのです。

現状のカオスな世の中が全てを物語っているのです。


では、”自分とつながる”とはどういう状態なのか。それは、一言で表すならば「ワンネス」=自分の内側と行動の乖離がないことだと思います。

先ほどの例を挙げて行くなら、

「もっと稼ぎたい」と思ったら、すぐに転職活動する
「恋人が欲しい」と思ったら、すぐに自分磨きをする
「結婚したい」と思ったら、すぐに結婚相談所に行く
「こんなパートナーは嫌だ」と思ったら、すぐ離婚・別れ話を切り出す
「宝くじ当たらないかな」と思ったら、すぐに宝くじを買いに行く
「お金持ちになりたい」と思ったら、すぐにお金の勉強を始める

もちろんこれは一例に過ぎないですが、最初はふわっとしている自分の内側から湧き出る願望に対して、すぐに行動を起こせる状態が「自分自身と繋がっている」状態と言えます。


ですが、現代を生きる日本人のほとんどには内側と外側に大きな乖離が存在するのです。

「もっと稼ぎたい」と願いながら今の職場を離れられない。「今のパートナーと離婚したい」と思いながら子供やお金を理由に関係性をそのままにする。「宝くじ当たらないかな〜」と言いながら買いに行かない。

決してこれは善悪の話ではありません

大前提として、転職なんてしてもしなくてもどっちでもいいんです。離婚だって、してもしなくてもどっちでもいいのです。宝くじも当然、買っても買わなくてもどっちでもいいんです。


一番問題なのは、「外側=他人軸に振り回されて、自分の内側を理解できていない」ことなのです。

例えば「もっと稼ぎたい」と思っていたとして、本当に追い詰められていて本気で稼ぎたいのであるなら”すでに”転職活動しているはずなんです。

「今のパートナーと離婚したい」と一緒に暮らすのが本当に苦痛でストレスで仕方ないとして、本気で考えているのなら”すでに”相手に話を切り出しているはずなのです。

「宝くじ当たらないかな」って本気で思ってるなら、宝くじなんて数百円で買えるものですから”すでに”買っているはずなのです。



でも行動をしていないのであれば、それは今の自分の心=内側が求めていない
のです。

もしかしたら「稼がなきゃ」ってあなた自身ではなくて”世間”が思っていませんか?

こんなふうに、内側にはたくさんの”見せかけの本音”があるのかもしれません。(結構これってあるあるですよね?)


だいぶ話は逸れてしまいましたが、私はこのサビアンシンボルの考察を考えている時にこの概念がふと浮かんだんですね。

牡羊座の「I'am」を叶えるためには、「ワンネス」=”自分自身とつながる”意識が大切だと思うのです。そしてこの19度で、魔法のじゅうたんを使って自由に飛び回るんです。


最初はもちろん怖いでしょう。だって、他人軸で生きていた方が楽です。自分一人の意見よりも、百人の世間様の声の方が間違いがなさそうですから。

仮に百人の世間様の声が間違っていたとしても、間違いが百人いたら一人の正解より、よほど正解っぽいですもんね。多数決は集団の決め事であれば良いですが、自分自身の決め事に持ち込むものではないはずです。多数決を刷り込まれてきた民主主義国家の弊害です。


しかし、これからやってくる冥王星水瓶座時代はそうも行かなくなります。水瓶座は”オンリーワン”の星座ですから。自分軸が大切ですし、自分の頭で考えることが求められるからです。

きっと今まで上述のように生きてきた人にとっては、修行となるでしょう。この19度のサビアンシンボルはドデカテモリーが蠍座です。水瓶座と蠍座はスクエア=90度という葛藤の配置ですから、怖くて怖くて仕方ないんですね。


けれど、魔法のじゅうたんに飛び乗ったジャスミンはアラジンと今までの生活では考えられないような「夢にまで見た自由な生活」を、そして「夢にまで見た幸せな結婚」を手に入れて行くのです。

魔法のじゅうたんに飛び乗ってジャスミンに手を差し伸べたアラジンも、その手を取ったジャスミンも。二人は”現状からのバンジー”を勇気を出して飛ぶことで夢に見た世界線へパラレルシフトしたわけなのです。


今回の、牡羊座19度のサビアンシンボル「魔法のじゅうたん」はまさに、「自分の内側と繋がって本音で生きるために勇気を出してバンジーを飛んでいくこと」を教えてくれているのでしょう。



チャートルーラー・火星と海王星・天王星の関わり


さて、ここまで暑苦しくアセンダントのサビアンシンボルを語ってきました。前置き長いよ、と思ったかもしれませんね。すみません。

でもですね、今回の冬至図でこのアセンダントが教えてくれているヒントがすごく、すごく大事になってくるなと感じるのです。

なぜなら、この冬至図から読み取れる向こう3ヶ月というのは今よりもさらに”混沌”とした3ヶ月になりそうだからです。


まず、今回はアセンダントが牡羊座ということですので、冬至図を支配するチャートルーラーは牡羊座の支配星となる「火星」となります。その「火星」は9ハウスの射手座にあります。

昨今、海の向こうで繰り広げられている戦いというのは、非人道的であまりにも理不尽。

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