2021年福島県サッカーリーグ2部 4節 VS喜多方FC観戦記！
10月31日西部スポーツ広場で行われた、喜多方FC戦の観戦記です。
この試合は、勝てば1部昇格と2部優勝が見えてくる大事な1戦となります。一方の喜多方FCさんも、負ければ昇格はほぼ、絶望的になる試合となり、両チームともに今シーズン最後の大一番となった試合でした。
今回の観戦記は初めに結果から、
1-1の引き分けでした。勝ってほしい試合を引き分けたのは残念ですし、勝てたなあと思うところは何回もあったし、失点したと思うシーンが幾度もありました。
試合をしていた選手からは怒られるかもしれませんが、
久しぶりに白熱したいい試合を見させていただきました。
両チームともにチャンスもありピンチもあり、先制されるも終了4分前に同点に追いつく！というまさに手に汗握る、試合会場でしか味わえない、面白い試合でした。両チームのみなさんお疲れ様でした。
私見ですが、勝ち負け抜きにして、シャンオーレの試合を観戦した中では、3番目に面白かったかなあと思います。負けたけど、いわき古河ＦＣさんと対戦した2試合の次かなと。
私見です（笑）
この試合のスタメンは
GKはNO.1矢部、DFはNO.4芳賀とNO.8岡部がSBにはNO.17山崎とNO.22佐々木。ボランチはNO.14三好・NO.19今井、左SHにNO.77吉成・トップ下NO.7高橋・右SHにNO.33渡辺、FWにNO.21中鉢と言う布陣でした。NO.10五十嵐がこの試合も控えとなった。正直、ベストな状態でこの試合をやって欲しかったが、これはアマチュア社会人サッカーなので仕事や怪我の影響は仕方がありません。
一方の喜多方FCさんは4-2-3-1？4-3-3？
昨年クラブ選手権とリーグ戦の2試合を戦って1勝1敗。その時のメンバーから補強し、昨年よりさらに強くなっているとの事でした。その喜多方FCさんがクレハサッカー部さんに負けた事で、2部リーグは、どのチームにも昇格もあるけど降格もありうるという、戦国時代に突入しました。全チームが1戦ごとに順位が変動するので気の抜けない試合が続きます。
午後1時、気温16度くもり、シャンオーレのボールでKick Off！
前半3分、先にシュートしたのはシャンオーレ
左サイドの展開。NO.22佐々木が左に空いたスペースに走りこんだNO.7高橋へパスするも、相手DFが先にボールを触るも高橋が激しくチャージ！ボールを奪い取り
ＮO.19今井にパス、リターンパスから右サイドでフリーになって待っていたNO.21中鉢へピンポイントクロスを送る！ヘディングシュートするも浮いてしまいゴールにはならず。
試合の入りは良かったと思う。
前半9分、ピンチを迎える
左サイドからのスローインをバイタルエリアでのパスがズレ、DFがペナルティを与えてしまう。ペナルティエリア１ｍ前付近から、直接狙ってくると思ったところを、右大外でフリーになっていた選手にパスが渡り、ダイレクトでシュート！ゴール左、わずかに枠を外れ失点を逃れた。喜多方FCさんはフットサル東北2部で戦っていた人が多く、このセットプレーはサッカーではあまり見ないシュートシーンだった。危険なシーンを作ってしまった原因はバイタルでのパスミス。最終戦では気を付けましょう！
一進一退の攻防が続くが、前半18分にもチャンスが！
相手陣内奥の左サイドからNO.77吉成がスローインし、ＮO.14三好が受けて、吉成にリターン。またしても右サイドでフリーになっていたNO.21中鉢へクロス、ヘディングシュートするもＧK正面でキャッチされる。シャンオーレのシュートは3本目となった。
18分には、ダイレクトプレーからのシュート！という良い攻撃が生まれる。
左サイドからのスローインは相手にクリアされるも、そのボールをNO.4が拾いNO.22佐々木へパス、佐々木はダイレクトでNO.21中鉢へ、中鉢もダイレクトでNO.7高橋へ、高橋は中鉢に落とし、中鉢がフェイントで切り返し、NO.14三好へ、三好がまたダイレクトで中にいたNO.33渡辺へ、渡辺がシュートまで持っていく。この間繋いだパスは5本！最後は相手DFが身体を張って強いシュートにはならなかったが、監督からは「それやろうよ！」の声が。このカテゴリーで、ゴール前で5本のパスがワンタッチ、ツータッチで繋がるチームは余りないと思う。良い攻撃でした！シャンオーレのシュートは4本目。
喜多方FCさんも、中盤から攻撃は絶妙で、シャンオーレの右サイドの空いているスペースを狙った攻撃が多かったが、NO.8岡部とNO.4芳賀が身体を張ってシュートまで持つていかせなかった。
38分にも、相手ゴールキックを拾い、NO.14三好に渡すと左サイドに展開、NO.77吉成がまたしても右に絶妙なクロスを上げ、NO.7高橋がヘディングシュートするも右に逸れ得点ならず。シャンオーレのシュートは5本目。
前半終了間際、左からのコーナーキックをNO.21中鉢がヘディングするも弾かれ、ルーズボールに対応したNO.33渡辺が2連続シュートするも弾かれて、前半終了する。
前半のシュート本数は、シャンオーレ8本・喜多方FC2本(1本はクロスボールだったかな)
前半の感想としては、シュート本数はシャンオーレが勝ったが、中盤での競り合いは互角であったと思う。喜多方FCさんの攻撃ポイントはしっかりしていて、そこをピンポイントに狙ってきたが、NO.4芳賀とNO.8岡部が身体を張ったディフェンスでシュートまでいかせていなかったのが大きかったと思う。
後半1分、後半初のシュートはシャンオーレ
シャンオーレのゴールキックをタクミが落とし、三好がヒロキに渡すとダイレクトで中鉢にパス！中鉢は左サイドで待っていたNO.77吉成へアウトにかけたパスを送り、カットイン後シュート！するも相手DFが頭に当ててクリアしコーナーキックへ逃げた。
その後のコーナーキックは、ファーサイドで待っていた中鉢に渡るも、サイドギリギリのボールをヘディングシュートするが若干浮いてしまいゴールならず。
シャンオーレのシュートは10本目となった。
後半12分、得点シーン以外で最大のピンチが
相手陣内の右サイドからの攻撃で、センターバックの岡部が右サイドまで上がってきたが、いったん戻して中への攻撃を仕掛ける途中のパスを取られ、逆に左サイドに展開される。仲間では崩されなかったが、ミドルシュートを打たれ、ゴールバーに弾かれ失点を免れた。
喜多方FCさんは、奪ってから実に7本のパスを繋ぎシュートまで持って行った。
逆に言うと7本パスを繋がれたという事で、相手が上手いのか、追い込み方がまずかったのか？この展開の後に喜多方FCさんは息を吹き返した印象があった。
喜多方FCのシュートは3本目。
この後すぐ、右サイドからNO.7高橋がミドルシュートを放つもゴールバーを大きく越えた。シュートは11本目
後半14分に失点してしまう。
先ほどシュートの後の相手ゴールキックをシャンオーレが確保し、右サイドのNO.17山崎が中へ送るも、相手DFがクリア！そのボールを芳賀が前線に送るがそれもクリアされ、ルーズなボールがセンターバックNO.8岡部へ、難なくヘディングかキックで処理するかと思われたが、なななんと、肩に当たってしまい狙っていた喜多方FCNO.10に奪われシュートを打たれてしまう。NO.1矢部が必死に詰めるも股の間を抜かれ失点。
喜多方FCのシュートは4本目で得点。0-1となる。
これは不運、仕方が無かった。か？
この後の喜多方FCの戦い方はシンプル、ブロックの体制を組みディフェンスを強くしながらも、カウンター狙い！組織的なディフェンスなので中々崩すことは難しく、カウンター攻撃は個人技があり、ディフェンス1枚では突破されてしまうので、要注意です。
この後シャンオーレも、NO.7高橋とNO.77吉成のシュートやNO.33渡辺がペナルティエリアまで入り込みクロスを送ろうとするが、DFの身体を張ったブロックでゴールまで届かず。シャンオーレのシュートは13本目を数えた。
後半32分には、NO.77吉成が個人技で相手DFを剥がしシュートまで持っていくも、ジャストミートせず、ゴールキーパーがキャッチ。
シャンオーレのシュートは14本目
更に猛攻は続き、ゴールキックを確保し右サイドから高橋が吉成にクロスを上げシュート放つもジャストミートせず、左サイドに外れる。15本目のシュートも決まらず！
残り5分、失点の大ピンチ！
相手のゴールキックをクリアし、攻めていこうとした時の横パスをカットされ、そのまま左サイドに展開され、左サイド奥のペナルティエリア付近から絶妙なクロスを上げられ、カットしようとした岡部が触り、オウンゴールになったと思ったが、右ゴールポストに弾かれ得点されなかった。これが決まっていれば敗戦確実だった！助かった一瞬だった。
ピンチの後にはチャンスが来るものです。
のこりはAT4分、NO.1矢部から右サイドへ展開し、NO.14三好が左サイドにサイドチェンジ！相手DFに触られボールはサイドを割った。残りあと僅かで、ベンチも必死！出たボールを早くフィールドに入れようと、控えの熊坂が転倒しながらボールを渡していた。
ベンチも戦ってます！（笑）
その直後、吉成のスローインが三好に渡り、三好がヒロキへ浮き球のパス！それを難なくトラップして走りこんできたNO.33渡辺へ、渡辺はダブルタッチで相手DFを抜き去り、ゴール前へドリブルし、GKと1対1となり冷静に右へ流し込み同点とする。
シャンオーレは16本シュートを放ち、この試合の初得点を奪う。これで1-1
残り4分だった。
最後は押せ押せの展開となり、その後にもシュートシーンもあったが得点できず、結果17本のシュートを放ったが得点は1点で1-1のドローとなった。
これだけ見るとシャンオーレの一方的な展開に思われますが、試合全般をみると、喜多方FCさんは、一人一人の技術は凄くあり、一歩間違えば、シュート本数は逆になっていたかもしれないし、圧倒されていたかもしれません。失点してしまいましたが、シャンオーレのセンターバック2枚が良くカバーしていましたし、他の選手もファーストディフェンスを激しくいっていたから、ボールを奪う事ができたと思います。
勝てば、昇格と優勝にぐっと近づく試合でしたでしたので、引き分けたのは残念ですが、ATで同点に追いついたのはシャンオーレが今年強くなった表れだと思います。
次の会津オリンパス戦に勝てば無条件で昇格です！今の力を普通に出せば勝てます！が
気を引き締めて、相手をリスペクトしながらも激しく戦って勝ちましょう！
今年の公式戦も1試合です。次、勝ってみんなでお祝いしましょ！宜しくお願いします。（笑）
※誤字脱字や、何言ってんだか分からない文脈はご勘弁ください。笑って許して！