2021年福島県サッカーリーグ2部 3節 VSクレハサッカー部観戦記!
10月24日に行われた、福島県社会人サッカーリーグ2部 第3節クレハサッカー部戦の観戦記です。当日の天気は晴れ、気温16度北西の風2~3mのコンディション。
雨だった先週より、良いコンディションで試合を迎えられました。
シャンオーレにとっては、昇格に向けて負けられない戦いが続きますが、対戦相手のクレハさんは前節唯一無敗で、優勝候補の一角だった喜多方FCさんに2-1で勝ち、もし負ければ昇格に向けて黄色信号が点滅する本当に重要な一戦です。
この重要な試合に、強力な応援団がお越しくださいました。
中鉢選手・高橋選手のご家族は県外から、監督とキーパーの矢部選手が指導している天栄サッカースポ少の子供たちとご父兄も観戦に来ており、選手たちには良い雰囲気で試合を迎えられたと思います。
遠くから来て頂き本当にありがとうございます。今週末が天王山の一戦です!また応援、宜しくお願いします!
この試合、シャンオーレのスタメンは?
また先週と代わって、NO.77吉成がフットサルの福島県決勝がある為に欠場(ベンチ後ろにはいましたが)。また先週CBだったNO.6渋谷が欠場となったが、先週欠場していたNO.8岡部が復帰した。先週に引き続き、NO.10五十嵐も欠場となった。
右SBはNO.17山崎、左SBにはNO.26池田がスタメンとなった。
このSBコンビがスタメンとなったのは、4月の天皇杯2回戦以来か?
システムは、いつもの4-2-3-1。NO.21中鉢のワントップに、右SHがNO.22佐々木、左SHはNO.33渡辺、トップ下にNO.7高橋。ボランチ2枚は、NO.14三好とNO.19今井、左SBはNO.26池田、右にはNO.17山崎。
センターバックは安定感抜群のいつものコンビが復活!(笑)NO.4芳賀とNO.8岡部、キーパーはNO.1矢部となった。
クレハサッカー部さんは、3-4-2-1若しくは3-4-3の3バック?ワントップにシャドウ2枚に見えましたが...
クレハさんとは昨年のリーグ戦では、2-2、のこり10分のところで得点され引き分けた相手です。その時の印象は、キーパーを含めたディフェンスラインでボールを回し、スライドが遅くなったらサイドにボールを入れるか、キーパーからロングボールで前線に当てて得点を取ってくる。いずれにしろキーパーを含めてディフェンスラインから組み立てるチームそんな印象でした。
午後12時シャンオーレボールでキックオフ!
試合は早くも動く。
前半4分、NO.1矢部のゴールキックを相手が前にクリアし、そのボールを回収した右サイドの山崎が前の中鉢に送る。難しいバウンドのボールであったが納めてドリブルし、NO.7高橋にパス、高橋がヒールで落としたところをNO.21中鉢がダイレクトでシュート!
相手GKが右に飛んでファインセーブ。こぼれたところを詰めていたNO.33渡辺が冷静に左足で「ごっつあんゴール!」本人曰く、来ると思ってました!点取り屋は本能で分かるってか?(笑)
いい崩しが出来て、監督から素晴らしい!の声が、
これで1-0。前にも書きましたが、10分までに先制すると今シーズンは100%勝利してます。
前半8分にもチャンスが生まれる。
相手ボールを前線からのプレスで、横パスが多くなった相手のボールをトラップが少し大きくなったところを、NO.22佐々木が奪い、ドリブルで運んだあとNO.7高橋にパス。ヒロキは相手に絡まれるも、中鉢が加勢して、佐々木にラストパス!そのままシュートかと思われたが佐々木がオフサイドになっていた模様。そのあとキーパーと2対1に持っていけたので、本当にもったいない!(笑)相手DFがしっかりオフサイドのアピール!
その後も、全員が守備の意識をもってチャレンジをしていたと思うが、オフザボールの時に何人かの選手はボールウォッチャーになっていたのが気になります。ボールだけではなく相手がどの位置にいるのか、ボールが出たらその相手に追いつける距離に立っているのか?
修正できる事なので、練習から意識しましょ!
前半14分に追加点!
NO.1矢部からのゴールキックを相手がクリアするも、NO.19今井がヘディングでNO.7高橋に繋ぎ、ボールをキープした後、中に切れ込んできたNO.22佐々木にラストパス!
キーパーと1対1になり、右足でど真ん中に蹴りこんでゴール!
ここで重要なのが、ヒロキにボールが入った時にNO.21中鉢が相手DFを身体でブロックしDFを引き付けた事で、佐々木へのアプローチが遅れ1対1の場面が生まれたという事。
まさにオフザボールでの動きが完璧でした。太一も今シーズン2得点目、SHでの得点は初めてで念願が叶った瞬間だった。(笑)
前半に良い形で得点を取ると、怒涛のゴールラッシュが生まれるか、安心しきって停滞するかになるのがシャンオーレ。今日の試合はどっち?(笑)
前半25分にも決定的なチャンスが
自陣の右サイドからマイボールのスローイン。相手陣内にボールを入れるもボールを確保されたが、そこからNO.7高橋とNO.14三好がプレスを掛けてボール奪取する。高橋がそのまま個人技で相手DFを2枚剥がしシュートするが、惜しくもゴールバーを越えて得点ならず。
ヒロキの巧みなドリブルは、観ている人が声を上げてしまうほど魅了させますね!
その後の展開は、ディフェンンス面では、ロングボールや両サイドへの裏のボールもNO.4芳賀とNO.8岡部のセンターバックがしっかり跳ね返していましたので、安心してみてられました。攻撃面では、中を飛ばして中鉢とヒロキに預けて、個人技のある2人が打開する展開が多く、中を飛ばすことで早い攻撃はできたが、中で作って崩すという面では出来ていなかったかなと思いました。速攻と遅攻、攻撃のスイッチを誰が押すか!これが選手全員で分かるようになれば、攻撃陣はもちろんディフェンスラインの選手も上がりやすくなるし、攻撃の幅がでて、試合をコントロールできるようになるのかなあと、個人的感想です。(笑)
こんな感じで前半は2-0で終了する。
後半も前半と同様に進んでいく。見ている方とすれば早めの得点を期待しますが、なかなかフィニッシュまではいかない。
サッカーで前半の2-0が一番危ないと言われますが、この試合も相手が先にゴールする事があれば、昨年のように追いつかれる心配もあると頭をよぎります。
後半23分にようやく追加点を奪う!
自陣、NO.8岡部が受けたファールからのフリーキックをGKの矢部が前線へフィード、NO.21中鉢が頭ですらしたボールをNO.22佐々木がキープしそのままゴール前へクロスを供給するも大きく外れた。が、NO.7高橋が上手く身体を入れてキープし、後ろで待っていたNO.33渡辺に落とす。渡辺が右サイドのペナルティエリア付近からシュートを放つと、相手DFが足でクリアを試みるが、足に当たってそのままゴールマウスへ!記録はオウンゴールであったが思いっきりの良いシュートで枠を外れていなかったので、タクミの得点でも良かったかな?(笑)
これで3-0。ちょっと安心できる展開に持ち込めたが、リーグ戦は得失点での順位決定もあるので、更なる追加点が欲しいところです。
後半26分、NO.22佐々木に代わりNO.13熊田がそのまま右SHに入る。
後半27分、ちょっとしたピンチが
相手陣内からのFKをNO.17山崎がヘディングに競り勝ち、先ほど入った熊田がキープするも後ろから入った相手にボールを取られ左サイドに展開された。シュートまでは打たれなかったが、危ないシーンを作ってしまった。チャレンジ&カバーはできたが、その後が遅くなるとすぐにピンチになるという教訓だった。
そのボールがNO.1矢部に渡り、大きくクリアすると、中鉢・高橋がプレスを掛ける!相手がクリアするところを中鉢がブロックし相手ゴール前に!高橋が詰めて左ペナルティエリア付近からそのままシュート!右からDFが寄っていた事で中には蹴られず左へ大きくゴールを外れたが、カウンターからのチャンスはシャンオーレにとって大きな武器です。シュートで終われてOKです。
クレハさんはNO.10の長身FWに大きく蹴りこむ展開が多くなり、シャンオーレの両サイドバックが、身体を張ったディフェンスができるかが無失点の鍵?ベンチからも「無失点で!」の声がかかっていました。が、
後半29分、パスミスから後半初めてのシュートを打たれた。シャンオーレDFから右サイドへパス、そのボールをボランチに当ててビルドアップする展開だったが、横パスをカットされ、逆に中へ外へのパスを通されシュート!枠を大きく外れた。さほどプレッシャーもかかってはいなかったと思うが。隙か精度の問題か?
後半31分、右サイドからのスローイン、走りこんできた三好がダイレクトで中鉢にパス。中鉢は胸でワントラップしボレーシュート!そのボールがバーに当たって得点ならず!
ジャストミートはしなかったが、入るときは入るんだけどなあ~~
今日の中鉢はアンラッキーが続いていた。GKのファインセーブやゴールポスト・バー直撃など...運が向けばハットトリックだったな。(笑)
そのあと、タクミもゴールバーを叩くシュートがあり、得点も取って乗ってきた感があります。郡山に来て半年経って、郡山の水にも慣れてきた?(笑)
後半38分に、NO.17山崎がピンポイントのクロスを上げる?
右サイドから崩され、クロスを上げられるもNO.4芳賀がカットし、左サイドにNO.14三好が展開。中鉢にパスしそのままドリブルで駆け上がる。いつものシャンオーレだったら、そのまま中にいるヒロキへ展開し、サイドが絡んでシュート!になるが、この時は遅攻ができた。中鉢がドリブルで持ち込むと、NO.33渡辺へパスしスローダウン。そのボールを三好に渡し、斜め後ろにいたボランチのNO.19今井パス。今井は大きくサイドチェンジのパスを右サイドにおくる。大きくスペースが空いていたところにNO.17山崎が走り込み、ワントラップ後NO.21中鉢へピンポイントのクロスを送りヘディングシュート!ここもGKが右に飛んでファインセーブ。
相手のプレスも強くなかったこともあるが、距離・方向・高さが完璧なクロスを、あのザキヤマが蹴りました!私の記憶が確かなら、完璧なクロスは2年ぶりかと(NC戦以来?)(笑)良かったプレーには今のプレーGOOD!ぐらい言ってあげましょ!
貶すばかりでは伸びません。子供も大人も!(笑)
その後も、シュートを放つ場面はあったが、得点ならず結果は3-0の勝利となった。
これで、3戦2勝1分け 勝点7となり3戦終了時点ではあるが喜多方FCさんを抜き、首位に立った。(この時点ではクレハさんと北芝さんは2試合の消化で勝点が3なので、次どちらかが勝っても勝点6にしかならない為)
次節(10/31)は、まさに昇格がかかる天王山の試合、喜多方FC戦となります。
昨年のクラブ選手権では2-1で勝利したものの、リーグ戦では1-2で負け、互角の戦いをしています。今年の対戦はありませんが、喜多方FCさんは全社で、クラブ選手権で優勝したスフィダンテさんに4-2で勝ち、いわき古河FCさんとは後半ATまで4-3で勝っていたチームです。この戦績で相手のチームの力が分かります。強敵ですが、恐れず怖がらず、
リスペクトをしなが、弱腰にならず1対1では勝ちましょう!戦いましょう!
チーム一丸となり勝利をつかみ取りましょう!
皆様の応援も力になりますので、当日グラウンドでお待ちしています!