福島民報カップ クラブ選手権福島県予選2回戦観戦記!
いよいよ2回戦!対戦相手は昨年のクラブ選手権準決勝で負けたVIOLET'S信夫DREAMさんです。昨年のリベンジの想いもありますが、ひとつひとつ勝っていきましょ!
試合前は、県1部のチームではあるけれど、全社のいわき古河さんよりは戦いやすいかなぁと、多少の余裕も心の中にございました。(選手にもあったのかも...)
今回のスタメンには前の試合に怪我で出場しなかった、NO.21中鉢が復帰、サイドバックは左にNO.19今井が入り、右には久ぶりにNO.17山崎が入った。また最近はSBに定着した感があったNO.22佐々木は右SHへ左SHにはNO.33渡辺を配置、センターバックにはNO.4芳賀とNO.8岡部が、ボランチ2枚はNO.10五十嵐とNO.14三好が入った。
あれっ1枚足りない・・・そうNO.7高橋は当然トップ下!でした(笑)
前の試合がPK戦に突入した為、キックオフの時間が遅れましたが、PK戦には苦い思い出が...そう前回のVIOLET'S信夫DREAM戦は1-1の引き分けPK負け、それもクラブ選手権でした。
相馬光陽サッカー場、午後1時5分シャンオーレボールでキックオフ!
開始5分に失点!センターサークル付近でFKを与えてしまい、フリーキックからゴール前へ放り込まれ、センターバックのNO.4芳賀が競り合うも相手が競り勝ち、直接ゴールしてしまった。フリーキックが追い風に乗り、ボールが伸びてきたことが失点の原因か?キーパーほとんど動けなかった。試合の入りは難しい。。。
その後すぐ、不運な出来事が起こってしまう。相手が蹴ったボールがNO.8岡部の顔面に当り出血、止血の為フィールドを一時離れる時間帯が出来てしまった。
治療が終わらずフィールドに一人少ない中、前半11分に追加点を奪われてしまう。
シャンオーレが相手陣内の左サイドで展開し、一度センターラインまで戻したボールをNO.17山崎がダイレクトでバックパス、スピードが弱く、そのボールが相手に渡ってカウンターとなり右サイドからクロスを上げられ、NO.4芳賀が弾くも、不運にそのボールがオウンゴールとなってしまう。
1点ビハインド、攻撃に人数をかけている状況で、且つ一人少ない状況で、簡単なパスミスは命取りになります。
これで0-2
2点目を入れられてからは膠着状態が続く。前半22分にチャンスが。
左サイドから展開し、相手DFがゴールキーパーに返したところをNO.33渡辺がプレスを掛ける。ゴールキーパーは早めに味方のDFにボールを付けるも、後ろ向きで受けることとなり、トラップしたところにNO.22佐々木がプレスを掛けボールを奪い中へクロスを上げる。相手DFが触り浮き球となったところを、中で待っていたNO.21中鉢がダイレクトでシュートを放つ!もジャストミートせずゴールラインを割った。
前半25分にも、NO.8岡部とNO.14三好のパス交換から右SHのNO.22佐々木へパス、ダイレクトで三好にリターン、そのボールを三好がまたダイレクトで左サイドで張っていた中鉢へパスする。中鉢はドリブルでペナルティエリアまで運びラストパスをNO.33渡辺へ送るも、先に相手DFがクリアしてしまう。ダイレクトパスが繋がる、こういった攻撃がいつものシャンオーレサッカー!徐々に本来の動きを取り戻してきた。が前半は0-2で終わる!
負けている時の30分ハーフは短け~!(笑)
私が見た前半は、序盤、シャンオーレの全体の動きが重く、少しパスミスが多い気がした。サイドの選手も裏に抜ける攻撃が少なかったと思う。前半始めの失点で、ディフェンスラインとSBが後方になりすぎた事で、いつものような中盤でのパス回しが序盤は出来なかったのかなぁ?また、いつもの様に前からのプレスをやらなかった?出来なかった?事で、相手はプレッシャーを感じないで自由にパスを回されていたと思った。特に2点目を失点した後の相手の攻撃はとてもシンプルでサイドから中、中盤を省略してFWへ!パスミスになっても時間を使えればOK、どちらかと言うと守備に重点を置いたサッカーに変わっていた気がしました。
後半スタートからメンバーチェンジ。NO.17山崎OUT、代わってNO.77吉成IN。吉成が左SHへ、左SHだったNO.33渡辺が右SHに。右SHの佐々木が右SBに変更された。
後半7分、相手ゴールキックをNO.33渡辺が受けるも、一瞬のスキを突かれボールを奪われてしまう。更に左サイドに展開され相手サイドハーフがDFラインを突破しペナルティエリアへ、NO.8岡部が必死のディフェンス!後ろから足を掛けてPKを献上するが、キーパーNO.12小松が右に飛んで?得点を与えなかった。
前半0-2で、後半キックオフ直後のピンチを凌いだ!まさにサッカーで言う逆転のセオリーでしょ!これは!
この後からは、シャンオーレ怒涛の攻撃がスタート!VIOLET'S信夫DREAMさんは守りを重視し、カウンターを狙う戦術に変えてきた。
後半15分、待望の得点が生まれる。右コーナーキックから、NO.21中鉢が
”これでどうだ~!”の打点の高いヘディングシュートが突き刺さった!やはりゴール前の制空権はこの男のものだった! これで1-2。
更に1分後、NO.22佐々木から前線で張っていたNO.21中鉢へクロスが上がった!これを先に中鉢が触り、後からキーパーが突っ込んできた!ボールはゴールラインを割ったが、
主審の判定はコーナーを指示。このプレー瞬間はどちらが先に触ったか分からいので、リアクションを取れなかったが、後で思い返せば、ペナルティエリアの中でのアフターだったので、PKですよね?しかし、誰も異議をするものはいなかったので、そのまま試合続行する。あれはイエローカードでPK判断だったら、ここで同点だったよなぁ。
キーパーが治療のため、約5分間試合がストップする。この5分間が全てアディショナルタイムにはならなかった。追いかける方には辛いっす!
その後も、コーナーキックなどのセットプレーがあったが崩してからのシュート!は見られない時間が続くが、
後半20分、この試合初めての崩しからのシュートまで行くシーンが
右サイドでNO.7高橋とNO.33渡辺、NO.10五十嵐がパスを繋ぎ、中へ折り返しNO.19今井へパスするも合わず、NO.77吉成が一旦ディフェンスラインまで戻す。サイドバックに下がっていたNO.22佐々木が、左サイドのNO.8岡部へサイドチェンジのパスを通すと、そこから岡部がゴール前へクロスを送り右サイドにいたNO.10五十嵐がダイビングヘッド!決まったかに見えたが、無常にもゴールポストを叩きゴールラインを割ってしまった。
シュートまで、めちゃくちゃ綺麗な展開だっただけに、運は味方しなかった。
最後まであきらめないで攻め続けるも、最後はNO.19今井のシュートがオフサイドの判定で試合終了。1-2の敗戦となった。
初めにも書きましたが、選手は4月の天皇杯2試合・6月の全社5試合・7月のクラブ選手権2試合と全9試合を戦い続けました。昨年より選手層は厚くなったが、負けたら終わりのトーナメント戦を戦うには、まだまだ底上げが必要かと思いました。
また今年試合で負けたのは3試合。負けたのには理由があります。理由を責めるのではなく練習の糧にしていけばいいのです。チームの糧として共通認識にしましょう!
これで今年のサッカーが終わりではありません。いよいよ8月22日からはリーグ戦が始まります。たぶん10試合をやる予定ですので、選手には怪我や体調を戻して頂き、かつサブのメンバーにはスタメンで出ている選手を追い越すつもりで練習に励んで頂きたい!
今年の公式戦はまだまだ続きます。県リーグ2部優勝を目指して頑張りましょう!
引き続き応援、宜しくお願い致します。
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