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カナダに来た!㊱ いよいよ帰国準備②

犬の輸入手続き、注意すべきポイントとは?

犬を日本に輸入する際、書類作成は一歩間違えると大変なことになることがあります。知り合いがカナダから犬を日本に輸出した時、エージェントに書類作成を依頼したものの、犬の性別が間違っていたため、書類を再作成し、再度カナダから送付してもらうことに。その結果、愛犬は検疫所で2週間も係留されてしまったと聞いています。このようなことを避けるためには、書類作成においても集中力が欠かせません。

輸入手続きは40日前までに

犬を日本に輸入するためには、出発の40日前までに動物検疫所への事前届出申請が必要です。私は、動物検疫に関する業務をNACCSを通じて行ってきたので、輸出時に使用した書類をそのまま使える点で安心感があります。

もし日本から犬を輸出した後に1年以内に再度帰国し、輸入する予定があれば、NACCSを利用するのがオススメです。このシステムでは、事前届出申請もオンラインで行えるので、もし書類に不備があってもメールでやり取りして修正できるのが便利です。私も最初は完璧だと思って申請しましたが、何度か不十分な点があり、やり取りを重ねました。

注意点:航空会社やターミナルが違うと検疫も分かれる

例えば、私の犬(茶々と寧々)は異なる航空会社を利用し、それぞれ違うターミナルに到着します。そのため、輸入検査は検疫所の第1課と第2課で別々に行われることになります。このように、事前にどのターミナルに到着するのかを確認しておくことが大切です。申請後、受理されるまでに数日かかることがあるので、余裕を持って早めに手続きを進めることをオススメします。

必要な書類を準備しよう

出発の10日以内に、獣医師による健康診断を受け、その証明書を準備する必要があります。さらに、狂犬病予防接種証明書や狂犬病抗体検査証明書(2年間有効なもので、日本で取得したもの)も忘れずに。これらを整えて、カナダの政府機関で輸出証明書を発行してもらいます。

手続きの流れをまとめると…

  1. 狂犬病予防接種
    2回目の狂犬病予防接種が有効期限内に行われていることを確認し、証明書を準備。

  2. 事前届出申請
    日本への輸入事前届出は、出発の40日前までに動物検疫所に申請。

  3. 健康診断
    出発の10日以内に獣医師による健康診断を受け、証明書を準備。

  4. カナダでの輸出証明書発行
    輸出証明書をカナダの政府機関から取得する。                                                                  犬を日本に輸入する手続きは少し手間がかかりますが、準備をしっかりと行うことでスムーズに進めることができます。何事も事前準備が肝心ですね!

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