側弯症の手術してみた~プロフィール編1
こんにちは!
側弯の人チャンドラです。
梅雨で湿度がうっとおしい関西。
今回はチャンドラが側弯症になってから手術に至った経緯を書いてみたいと思います。
初めてチャンドラが側弯症ではないかと疑われたのは小学校4年生の時の内科検診。
聴診器を体の前側に当てて診て貰った後に、くるりと背中側を向けて診て貰うわけですが、
それが
すごい長い。
前側の何倍も長い。
チャンドラは当時側弯症の知識はなかったけど、あまりの背中側の診察の長さに流石に何かおかしいと気が付いた。
【齢10才にして背中が何かの病気になった】
チャンドラは確信に近くそう思った…。
それから暫くして内科検診の結果の紙を担任の先生から渡された時、封筒に入れられた私の病名は何なんやろ?と怖くてしょーがなかった。
帰宅してその封筒を母に渡したものの、母は特に顔色も変えず
『側弯症??』
みたいな感じ。
そりゃそうやと思います。
インターネットの無い時代。
側弯症という病気は認知度がとても低く、一般的な主婦である母は知らなかったはず。
今でさえ、側弯症の認知度はとっても低いよね?
私は側弯症の手術をした30半ばまで誰にも側弯症の事を言わなかったんです。
それは自分のちょっとした強がりのような、恥ずかしさのような、負けず嫌いのような
とても表現しにくい感情で。
けれど手術をして2年経ち、漸く親友になら打ち明けてもいいと思えた。
打ち明けた数名の親友の中の一人が実は軽度の側弯症だと聞いた時、物凄くびっくりしました。
遊ぼうと言われたので、手術をした事を伝えたら
『何の手術?』と聞かれたので、術後のレントゲンをラインで送ってみた。
それで、背骨に穴を開けてネジを入れて棒で支えてるよー、と説明しました。
普通の人なら『なんで支えが必要なん?』となるところを
彼女は『側弯症?私も軽い側弯症だよ!』と返事が来てびっくり。
確かに彼女は凄くスリムで側弯症の方が痩せ型である事が多いという条件に当てはまってはいるけど、
10年前に出会ってから一回も彼女が側弯症だと気が付きませんでした。
その後に側弯症を知らない人に側弯症を説明する難しさについて二人でLINEで盛り上がった(笑)
今は保健室に側弯症のポスターとか貼ってあったりするけど、
でも今ですらあのポスターを見ても、お辞儀をしている姿、背中が盛り上がる、それぐらいしか分からない。
だから当時の私も母も尚更わからん。
側弯症って何?
と、全く知識のないまま近所の整形外科へと出向いたのでした。
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