ドラマ「いちばんすきな花」にたどり着くまでの話。
昔は性別関係なく楽しく遊んでいたのでは?
とこの頃思う。
年上の女性の友達ができた。
今は結婚して子供が産まれて。
(自分は独り身)
子供を家族に預けたりするのもなかなか頻繁にはできないので、子供を連れて一緒に会う。
周りから見れば、夫婦に見られることもあるかもしれない。
「2人きりで…?浮気…?」みたいなことを思われることもあるかもしれない。
そんな環境にしばらくいると、やはり何故、大人の男女がいると恋愛と結びつけられるのか、男女の友情は成立しないのか、そんなことをたくさん思って、そういう話をよくする。
自分は経験がないけど、高校や大学、男女のグループで仲良く遊んでいる人たち、それこそ20歳を越えるとみんなでお酒を飲んだり。
そんな人たちは、年齢を重ねるごとに、男女間で疎遠になるのだろうか。
相談事とか、深い話をすることがあっても、2人きりでは会わないのだろうか。たまたま仲の良いグループの予定が合わなくて2人になったら、また今度にしようか、となるのだろうか。そのグループの異性が困っていたら、親身になって話を聞いたり助けてあげないのだろうか。
そんな風に暮らしいてると、職場やその他のコミュニティでも、男女で一定の距離を保たなくてはいけなくなる。
年齢が近くても、職場で同期でも、全然仲良くできない。
何かとても損をしている気がしてくる。
パートナーがいると、上記の事柄は、さらにややこしさをますだろう。
いったいみんなはどうやって暮らしているのだろう。
今年に入ってから「ブラッシュアップライフ」を皮切りに、毎期観たいドラマを厳選して、TVerでの鑑賞に勤しんでいる。
今年の春に放送されていた「日曜の夜ぐらいは…」。
これも最高だった。
まさに男女の友情なんて話をしている矢先に、女性3人男性1人の友情の話。
そして暖かい雰囲気にみんなの優しさが胸に沁みる作品。
中でもやはりみねくんが大好きで、女性を想う気持ちにかなり共感した。
人前では言えないような、うまく理解されない話だけど、女性に幸せになって欲しいと思う気持ち。
自分も母子家庭で、姉と姪、女性に囲まれて暮らしていた。
今思えば小学3〜5年生くらいか、女子ととても仲良く遊んでいた。2人きりでもしょっちゅう遊んでいた。
自分は何も思っていなかったが、やはり周りが少し茶化していた雰囲気があったかもしれないと、今になって思う。
男だから、女性と仲良くしていてそう思われるなら、女性に変身させてくれ。
そしたらみんな仲良くしてくれるの?周りにもなにも言われないの?
初めてラブコメ(?)に挑戦した、「こっち向いてよ向井くん」でも、主演の2人は男女の友達。「何で大人の男女がいると恋愛関係だと思われるのか」というセリフも出てきた。
「シッコウ」でも、年齢の離れた織田裕二と伊藤沙莉が仲良くタッグを組んで、友として互いを尊重しあう描写が印象的だった。
今君を抱きしめたいほど嬉しい、けどそれはできない!なんてシーンは、そういう意味ではかなり男女間のそれを、年齢も含めて表現されていたと思う。
そうこうしているうちに、男女の友情は成立するのか、という題材のドラマ、「いちばん好きな花」がスタート、という情報を見たのだ。
観ていてたくさん想うことはあるのだが、とりあえずはたどり着くまでの話でした。