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新譜感想 #17 P.S. I love you/宮本浩次

エレファントカシマシのフロントマン、宮本浩次さんの表題シングルをようやく聴きました。

気づけば、3/4に発売したアルバム「宮本、独歩」から約半年が経った。

※「宮本、独歩」の感想。今更ながらM6"獣ゆく細道"をマスターしたい。


ピンクを基調にした歌詞カード(with ちょこんと映る宮本さん)、CDには優しさを感じさせる。

リード曲のM1"P.S. I love you"は、世界と人の愛、を歌っている。バックのストリングスが壮大さを表現している。

ソロでの活動になると、歌唱に力を入れることができるので、歌に目を移すことができて良い。

歌詞も刺さる部分もあり、聴きごたえがある。

悲しみの歴史それが 人の歴史だとしても
ああ やっぱ何度でも立ち上がる人の姿は どこかまぶしい
P.S. I love you/宮本浩次

10月には、野音でエレファントカシマシとして、ライブを行う宮本さんですが、全く雰囲気の異なる一曲であると思います。


カップリングのM2"木綿のハンカチーフ"

これは、75年に発売された、太田裕美さんの歌謡曲。これをカバーした一曲。

75年に出たとはいえ、古さを感じさせない。

原曲のギターをピアノ&ストリングスに変え、歌手を変えるだけで、ここまで雰囲気を変えるのか、と圧巻でした。

この曲、調べてみると、色々な方がカバーしていた。

昔から今でも伝わり、歌われづづけている名曲。

作詞は「はっぴいえんど」のドラム松本隆さん。

作曲は、筒美京平さん。数々の名曲を作り上げてきた作曲家。

この組み合わせは、今でも古くない。

また、歌謡曲ブームが来るかもしれないという予感を感じる。


今回、木綿のハンカチーフをカバーしたのだが、11/18に女性歌手の歌謡曲カバーアルバム「ROMANCE」を発売する情報も公開された。

上の記事では、宮本さんの歌謡曲に対する想い(昨年の"冬の花"で歌謡曲の想いを形にできた)を綴っており、このアルバムも注目が高い。

11月が楽しみです。

DVDも付いてきており、6/12の作業場コンサートの模様が収められている。

こちらも要注目です。

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Chan-C@HANAGUMI
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