【新譜感想#9】FOR GUITARS/mudy on the 昨晩
〇mudy on the 昨晩、動く。
5人組インストバンド、mudy on the 昨晩(通称ムー昨)が2020年に(配信限定とはいえ、)シングルを出した。
それだけで衝撃のニュースだ。
3か月前くらいにnoteで触れたが、
本音を言うと、もう音源は出ないのかな。と思っていた。
なぜなら、明確に休止などの告知は無かったが、ライブの本数は明らかに減っていたことと、
アルバムでいうと、2012年発売のZyacalanda以降、バンドのCD発売は無かったため、活動が活発でないように見られたためだ。
ただ、2014年の残響レコードのコンピレーションアルバムで、"R.O.D"を発表し、
※コンピ盤としては異質の新曲だらけの内容。コンピ盤の中でもかなり好き。
また、彼らのホームと言える、新栄CLUB ROCK'N'ROLLのドネーションアルバム「Let's CLUB ROCK'N'ROLL」で"2006"を披露。
と細々と活動をしていた印象。なんやかんやで、昨年も一度見たくらいなので、活動はしている。
今回は先ほど挙げた2曲をまとめたシングルとなっています。シングルとはいえ、mudy on the 昨晩としてのシングル配信は、ファンとしては感動ものです。
〇FOR GUITARS
"R.O.D"も"2006"も2013-14辺りにライブで演奏されているとのwikipedia情報。
時期的には、最後に出したミニアルバムZyacalandaの流れを継ぐような感じではある。
どちらの楽曲についてもムー昨の特徴と言える3本ギターが活躍。
"R.O.D"では、特に森ワティフォ(と思われる)ギターのうねり、暴走する感じが終始続いており、ムー昨らしさというものが、3分間に凝縮されている。
"2006"は、なんとなく初期のムー昨を思わせるような楽曲。初期の名曲、"youth"の様に動と静(に限りなく近い動)が共存している。
2006年は何かと調べたら、結成年。
芯はずっと変わらず、ぶれておらず。
かっこよさを感じさせる2曲になっています。
音源を発表してくるということは、今後も色々動きがある。
※新曲...が来る...??
と思ったら、9mmのトリビュートに参加するとのこと。
今年以降の活躍に期待です。
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