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【日刊ドローン情報 No.76】ドローン登録、国交省に申請殺到 20日から義務化

 ついに今日から,ドローンの機体登録が義務化されました。今日から登録していない機体は屋外で飛行させることができません。機体登録は,一見簡単そうですが,マイナンバーカードでの認証が少しややこしく,記事のように中学生ならなおさらですが,大人が行ってもすんなり登録できないような手順になっています。
 昨日までに機体登録を済ませておけば,リモートIDという発信機をつけなくてもよいという優遇措置があります。リモートIDは,1個数万円するということでただでさえ高額なドローンですから,利用者にはかなり負担になります。なおDJI製のいくつかの機体は,ファームウェアのアップデートを行うことで,リモートID機能を有効にできるということです。
 普通の空撮映像を撮る目的であれば,リモートIDを機体に取り付けても,操縦にはほとんど影響はないと思いますが,レースやフリースタイルの分野で飛ばしている人にとっては,このリモートIDの重量はかなり影響がでます。ですので,レースやフリースタイルを行う人の中には,自作機の写真をいくつか用意し,使用するしないにかかわらず機体登録を行うことで,とりあえず登録番号を確保しておく,ということも行われていたようです。

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