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【日刊ドローン情報 No.96】ゴルモバ株式会社がドローン車検制度へ向け、同社全国代理店を車検受付窓口として稼働させるべく、システムの整備を開始!

 レベル4飛行(有人地帯目視外飛行)の実現に向けた法整備として,ドローンの機体認証制度が2022年12月に施行される予定です。この機体認証制度には,大きく分けて,型式認証と機体認証の2つがあります。
 型式認証とは,主に量産機において,製造される型式の機体が安全基準を満たしているか,また製造過程において機体の均一性を保つことができるか,という検査であり,製造メーカーが受けることになります。
 一方,機体認証は,機体の設計・製造過程・現状が安全基準を満たしているか,を確認する検査であり,型式認証を受けた機体であれば,設計・製造過程の検査は省略できます。よって,現状の機体の状態が安全基準を満たしていることの確認であり,車でいう車検に相当します。よって,一般的なユーザーはこの機体認証を,車検のような形で受けることになります。
 ゴルモバ株式会社は,携帯電話の販売を行う事業者であり,全国に92社ある代理店のネットワークを活用して,ドローンの機体認証の受付窓口業務を実施するためのシステム整備を開始したということです。
 機体認証制度を含め,レベル4飛行実現に向けた法整備の詳細が今月発表されるということで,今後のドローン活用に大きな影響を与えるため,注視したいと思います。

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